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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 文学概論F | |
ぶんがくがいろん えふ | ||
Introduction to Literature F | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 亀田 夕佳(人文学部) | |
KAMEDA, Yuka | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15640 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 『源氏物語』若紫巻の精読を行う。古典文学を読解する方法および読解するための基礎的事項について、さまざまな視点から講義を行う。 |
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学修の目的 | 作品を原文に即して理解し、古典文学を読むために必要な基礎力や方法を身につける。 古代物語が持つ特異性と現代文学に通じる普遍性を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 先学が培った「読み」の歴史をふまえ、自らの「読み」を切り拓くために必要な基礎力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業中の課題30%、期末課題70パーセント(合計が60%以上で合格)。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 授業中の課題の提出状況に応じて、学生の理解度を確認し、授業にフィードバックする。 |
教科書 | |
参考書 | 山田直巳 編著『歌・呪術・儀礼の東アジア』(新典社、2021年11月) 酒井茂幸著『禁裏本歌書の書誌学的研究―蔵書史と古典学』(新典社、2021年11月)、 関河眞克・櫛井亜依・廣田收・風岡むつみ 著『『源氏物語』の解釈学』(新典社、2021年10月) 上野辰義著『源氏物語論攷』(新典社、2021年2月)、 小澤洋子著『『源氏物語』忘れ得ぬ初恋と懸隔の恋―朝顔の姫君と夕顔の女君―』(新典社、2020年3月)、 加藤伸江著『『源氏物語』庭と邸宅 ― 想定配置図私案 ―』(新典社、2020年6月) 沢田正子『源氏物語の人々』(笠間書院、2020年5月) 星山健『王朝物語の表現機構』(文学通信社、2021年1月) 藤井由紀子『異貌の『源氏物語』』(武蔵野書院、2021年5月) 中野方子『三稜の玻璃』(武蔵野書院、2021年3月) 木村尚志著『中世和歌の始まり 京と鎌倉をつなぐ文化交流の軌跡』(花鳥社、2021年9月) 小林とし子著『もの狂いの人々 古典文学に見る異形のヒロイン』(花鳥社、2021年7月) |
オフィスアワー | 木曜日の昼休み。長い時間が必要な場合は、事前にメール等で相談して下さい。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 日本文学演習C・D |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 物語文学、中古文学(平安文学)、源氏物語 |
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Key Word(s) | Narrative Literature, Classical Japanese Literature(Heian Literature), The Tale of Genji(Genji Monogatari) |
学修内容 | 第1回 イントロダクション・若紫巻までの梗概 第2回 若紫(一)(二) 第3回 若紫(三)(四) 第4回 若紫(五) 第5回 若紫(六) 第6回 若紫(七) 第7回 若紫(八) 第8回 若紫(九) 第9回 若紫(一〇) 第10回 若紫(一一) 第11回 若紫(一二) 第12回 若紫(一三)(一四) 第13回 若紫(一五) 第14回 若紫(一六)(一七) 第15回 若紫(一八) |
事前・事後学修の内容 | 事前学修:予習として岩波文庫『源氏物語』の該当作品箇所を読み、わからない語句等を調べておく(初回は「解説」)。 事後学修:授業で学んだ読解のポイントについて、自分の理解をまとめる。授業中に示した参考文献を確認する。 講義の内容に関して、適宜ミニレポートを課します。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |