三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農業生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 フィールドサイエンスセンター農場実習Ⅰ
フィールドサイエンスセンターのうじょうじっしゅういち
Farm practice Ⅰ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2134-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6, 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 農場

担当教員 ○長菅輝義(生物資源学部附帯施設農場)、奥田均(生物資源学部附帯施設農場)、三島 隆(生物資源学部附帯施設農場)、塚田森生(生物資源学部)、松井宏樹(生物資源学部)、伴智美(生物資源学部)

○NAGASUGA Kiyoshi, OKUDA Hitoshi, MISHIMA Takashi, TSUKADA Morio, MATSUI Hiroki, BAN Tomomi

実務経験のある教員 長菅輝義
実務経験:独立行政法人農業生物資源研究所特別研究員、稲の子実生産にかおける生理学的研究を実施。
講義内容との関連性:稲を中心とした栽培方法の特徴やその発展に寄与した様々な技術革新とその理論的根拠となった研究事例に精通する。
奥田均
実務経験:元農水省果樹研究所カンキツ研究部栽培生理研究室室長、国研にて約20年間カンキツの生理研究(花芽形成、生理落果、水管理)に従事。
講義内容との関連性:
 果実の生産性や品質の向上を目標に据え、カンキツ樹の水分生理に関する研究に長年にわたり従事。高品質果実生産のための水管理技術を開発・改良してきた。

SDGsの目標
連絡事項 農業生物学教育コース以外の学生さんが受講希望される場合、履修申告前に担当教員(長菅輝義:nkiyoshi@bio.mie-u.ac.jp)へ必ずご連絡ください。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 資料により授業項目の概要、例えば対象作物の特徴や生育、管理を説明し、その後、実践する形式をとる。理解の程度を測るためにテストやレポートを課す。各種農作業を複数名で実践していくことを通じ、他者との協調性とコミュニケーション能力を高める。農作物の生育や気象条件に則した栽培管理を通じ、情勢変化への柔軟な対応性について学習する
(DP、CPとの関連)
この実習では、三重大学の目標である4つの力の中でも特に「コミュニケーション力」、「生きる力」を身に付けるため、生物資源学部のDPである(4) 豊かなコミュニケーション能力、(5)柔軟な対応性の習得を目指す。
学修の目的 食料自給率の向上に関連する農作物の栽培と収穫物や副産物の加工に関する基本知識を学び実際の管理作業を理解する。具体的には水稲、畑作物、果樹、露地・施設野菜の栽培や作物保護、農産物加工について基礎的な管理(種類、時期、方法)を身に着ける。また、害虫群の生態調査、野菜類の自主栽培などを通じて、近年多発する異常気象が農作物やその周辺環境へ及ぼす影響を理解する。農場実習Ⅰでは春から夏の栽培管理や加工を学習範囲とする。
学修の到達目標 ・果樹・作物栽培における適期の栽培管理の概要が理解できる。
・基本的な農機具の安全で効果的な扱いを身に着けることができる。
・コミュニケーション能力と他者との協調性を向上させることができる。
・情勢変化への柔軟な対応性を身に付けることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 各種農作業時の理解度評価(80%)、テスト・レポート(20%)、複数教員で評価を行う
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 レポート、アンケートの結果などをもとに必要な改善を実施する。
教科書 特になし
参考書 参考資料はmoodleで提供する
オフィスアワー 随時農場にて実施
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 農作物生育制御概論
発展科目 卒業研究、フィールドを利用した科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目
天候や作物の生育状況などで実習内容が変更になる場合がある。必要な情報の発信はMoodleを通じて行うので頻繁にアクセスしてください。
口蹄疫などの家畜伝染病への感染を予防するため海外渡航する際は実習担当教員に事前に相談してください。

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=9744
第1回 概要 ガイダンス
授業時間内の学修内容 実習の実施要項を説明します。
キーワード(Key Word(s)) 水田、畑地、果樹園、畜舎
Rice field, Field, Orchard, Cattle shed
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第2回 概要 水稲の移植
授業時間内の学修内容 水田にて田植えを行います。
キーワード(Key Word(s)) 水田、田植え
Rice field, Rice planting
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第3回 概要 家畜の管理
授業時間内の学修内容 家畜の管理作業を実施します。
キーワード(Key Word(s)) 牛、羊、羊の毛刈り, 牛の管理
Cattle, Sheep, Sheep shearing , Caring for cattle
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第4回 概要 農作業の基礎
授業時間内の学修内容 露地野菜の定植を通じて鍬の使い方を学習します。
キーワード(Key Word(s)) 露地野菜、鍬、定植
vegetable, Hoe, Planting
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第5回 概要 亜熱帯果樹の管理Ⅰ
授業時間内の学修内容 パッションフルーツの定植に関する講義と実習をします
キーワード(Key Word(s)) 亜熱帯果樹、培養土、潅水
Subtropical fruit, Culture soil, Irrigation
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を基に、当日実施する内容を予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第6回 概要 ナシの摘果
授業時間内の学修内容 ナシの栽培に関する講義と摘果の実習をします
キーワード(Key Word(s)) 梨、摘果、
Pear, Fruit thinning
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を基に、当日実施する内容を予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 実習内容を復習し、チェックテストを受けてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第7回 概要 養液栽培(基礎Ⅰ)
授業時間内の学修内容 葉菜(小松菜)の水耕栽培に関する講義ならびに水耕栽培装置の作成と播種をします
キーワード(Key Word(s)) 葉菜類、養液栽培、定植
Leaf vegetable, Nutriculture, Planting
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を基に、当日実施する内容を予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 実習内容を復習し、チェックテストを受けてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第8回 概要 水稲の生育観察
授業時間内の学修内容 水稲の生育の特徴を評価します。
キーワード(Key Word(s)) 水稲、生育調査、草丈
Rice, Growth survey, Plant length
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第9回 概要 バレイショの収穫・調整
授業時間内の学修内容 バレイショの芋ほりとその出荷・調整を行います。
キーワード(Key Word(s)) バレイショ、収穫、出荷、調整
Potato, Harvest, Delivery, Coordination
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第10回 概要 養液栽培(基礎Ⅱ)
授業時間内の学修内容 水耕栽培の管理に関する講義と実習をします。
キーワード(Key Word(s)) 葉菜類、養液栽培、生育調査
Leaf vegetable, Nutriculture, Growth survey
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を基に、当日実施する内容を予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 実習内容を復習し、チェックテストを受けてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第11回 概要 水稲の幼穂発育の観察他
授業時間内の学修内容 水稲のサンプリングと幼穂調査を行います。
キーワード(Key Word(s)) 水稲、サンプリング、幼穂
Rice, Sampling, Young panicle
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第12回 概要 ダイズの播種
授業時間内の学修内容 畑でダイズ種子を播種します。
キーワード(Key Word(s)) 大豆、畑、播種
Soybean, Field, Sowing
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第13回 概要 耕作地の昆虫群集の種構成調査
授業時間内の学修内容 耕作地にて各種昆虫を採取し、標本を作製して大まかな種構成を把握ます。
キーワード(Key Word(s)) 耕作地、昆虫、種構成
Field, Insect, Species composition
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日実施する作業のポイントをリストアップしておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を再度熟読し、実習内容を復習しておいてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第14回 概要 亜熱帯果樹の管理Ⅱ
授業時間内の学修内容 果樹の授粉に関する講義とパッションフルーツを使った授粉の実習をします。
キーワード(Key Word(s)) 亜熱帯果樹、培養土、潅水
Subtropical fruit, Culture soil, Irrigation
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を基に、当日実施する内容を予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 実習内容を復習し、チェックテストを受けてください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第15回 概要 養液栽培(基礎Ⅲ)
授業時間内の学修内容 供試植物(小松菜)を地上部と地下部に分け秤量し、施肥水準(2水準)との関係を検討する。データの取り扱いや統計処理(2群の平均値の差の検定)を学ぶ。
キーワード(Key Word(s)) 葉菜類、養液栽培、生育調査
Leaf vegetable, Nutriculture, Growth survey
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を基に、当日実施する内容を予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 小松菜の生育と施肥水準の関係に関するレポートを作成してください。
事後学修の時間 60分
自由記述欄

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