三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 情報倫理と知的財産
じょうほうりん と ちてきざいさん
Information Ethics and Intellectual Property
単位数 1 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 時間割表およびmoodle上の「情報工オンライン掲示板」および本科目のコース

担当教員 森本尚之(情報工学コース)

MORIMOTO, Naoyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  情報技術が社会で活用されるためには、技術自体の進歩に加えて、関連する倫理や法律の成熟も重要です。
例えば、機械学習に代表されるデータ活用技術の進化に伴い、データの活用や人工知能に関する倫理はいっそう重要になっています。情報関連の代表的な法律として著作権法、個人情報保護法、不正アクセス禁止法などがありますが、これらは技術の進歩や社会の変化に応じてさまざまな改正がなされてきました。知的財産の分野では、従来からある著作権、特許権、意匠権などの権利に加えて、著作物の適正な再利用を促進するCreative Commonsのような仕組みも現れてきました。この講義では情報倫理と知的財産について、情報工学に関連の強いトピックを中心として、基礎知識の解説やケーススタディなどを通して学びます。
学修の目的 この講義では、日々の学修活動や将来の職務などで有用となる、情報倫理と知的財産に関する基礎知識を修得します。また、技術の進歩や社会の変化に応じて倫理や権利がどのように変化し成熟してきたかの理解を深め、今後生じる新たな課題に対応するための基礎力とします。
学修の到達目標 情報技術に関する代表的な法律を理解できる。
個人情報とプライバシーおよび情報セキュリティの基礎を理解できる。
情報技術の活用に関する倫理を理解できる。
情報技術に関する代表的な知的財産やライセンス形態を理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
○世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 2/3以上の出席が必要です。評価は授業で提示する課題(50%)と期末レポート(50%)で行い、合計60%以上を合格とします。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 資料を配布します。
参考書
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 授業の進捗に応じて、若干の順番や内容の変更などがありえます。
第1回 ガイダンスと導入
第2回 情報の信頼性1
第3回 情報の信頼性2
第4回 個人情報とプライバシー1
第5回 個人情報とプライバシー2
第6回 情報セキュリティ1
第7回 情報セキュリティ2
第8回 データの活用や人工知能に関する倫理
第9回 情報格差とユニバーサルデザイン
第10回 著作権1
第11回 著作権2
第12回 特許権
第13回 意匠権、商標権
第14回 さまざまなライセンス形態
第15回 復習と総括
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:60分/回

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