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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論・美術史演習A
びじゅつりろん・びじゅつしえんしゅうえー
Seminar A in Art History
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-338
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 毛利 伊知郎(非常勤講師)

MORI,Ichiro ,part-time lecturer

mori2222@hotmail.co.jp

実務経験のある教員 三重県立美術館で30年以上、学芸員として日本美術作品の研究・収集・保存・展示に携わりました。また同館館長も務め、美術館の運営管理も行っています。その実務経験がこの授業には反映されています。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 明治時代の文学者、思想家、美術家たちによる芸術論・美術批評を、発表者を決めて講読していく。取り上げるテキストは岡倉天心、夏目漱石、森鷗外らの予定。
講読を通じて、美術作品評価のありかた、美術についての様々な思想、さには制作の背景などについて考察する。
授業では随時スライドなどによって関連する作品を紹介する。なお、講読するテキストはコピーかPDFを配布する。
学修の目的 造形作品に対する様々な見方、作品の背景について理解を深める。
造形作品を通じて日本の文化に対する理解を深める。
学修の到達目標 造形作品に対する自身の接し方を確立し、第三者に説明することができる。
造形作品を通じて日本の文化の特質について論述することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表および関心・積極性60%、レポート40%。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 視覚資料や展覧会見学等により、実作品に対する受講生の興味を高め、理解を深める。
教科書 なし
参考書 学期開始時に参考文献一覧を配布する予定。
オフィスアワー 授業終了時など適宜。担当窓口教員は藤田伸也(教養教育2号館2階)
受講要件 美術、文化等に関心を有する者
予め履修が望ましい科目 美術理論や美術史の科目
発展科目 美術理論・美術史演習B
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本近代美術、明治時代、美術批評・思想
Key Word(s) Modern Art of Japan, Meiji Period,Art Critic
学修内容 第 1回 ガイダンス
第 2回 テキスト講読の手引き 
第 3回 テキスト講読 1 岡倉天心関係
第 4回 テキスト講読 2 岡倉天心関係
第 5回 テキスト講読 3 岡倉天心関係
第 6回 テキスト講読 4 フェノロサ関係
第 7回 テキスト講読 5 フェノロサ関係
第 8回 テキスト講読 6 夏目漱石関係
第 9回 テキスト講読 7 夏目漱石関係
第10回 テキスト講読 8 夏目漱石関係
第11回 テキスト講読 9 夏目漱石関係
第12回 テキスト講読 10 森鷗外関係
第13回 テキスト講読 11 森鷗外関係
第14回 テキスト講読 12 森鷗外関係
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 発表者は担当するテキストの筆者と作品について、大学や公共の図書館等を利用し、可能な限り多様な文献図書を調べる必要がある。ネット上の画像や作品情報等は役に立つが、発表資料として利用する際には慎重を要する。 また他者の発表についてもコメントできるように、辞典・図録等で基礎知識を予習しておくこと。語句の読みや意味は質問されても答えられるようにしておく。授業中に言及する作品や美術家については参考図書で調べておくこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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