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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教育の基礎的理解に関する科目 | |
科目名 | 生徒指導・教育相談・進路指導 | |
せいとしどう・きょういくそうだん・しんろしどう | ||
Student Guidance/Educational Counseling/Career Guidance | ||
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 69期以降 期生 |
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卒業要件の種別 | 必修 |
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授業科目名 | 教育相談 | |
きょういくそうだん | ||
Clinical study about the education | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
A 類 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 68期以前 期生 68期以前 |
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卒業要件の種別 | 必修 |
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授業科目名 | 教育相談Ⅰ | |
きょういくそうだんいち | ||
Clinical study about the educationⅠ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | educ-comn-CONS1301-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 松本 拓磨 | |
MATSUMOTO, Takuma | ||
実務経験のある教員 | 三重県教育委員会事務局研修企画・支援課教育相談班にて約10年間、教育相談業務に携わってきた。不登校や非行などの悩みを抱える子どもや保護者へのカウンセリング、学校との関係調整、教員に対する研修活動などに従事してきた経験から、今後教育現場に参加していくことを考えている学生に、現場の様子と課題について周知しながら、教育相談の基本的な考えについて講義を行う。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 毎回の講義において、授業前半で文献購読、後半で学生による観察発表を行う。前半の文献では、問題行動を起こす子どもや保護者の背景にどのような心理的問題があるかを、トラウマの観点から整理し、そうした背景を持つ人と関わる際に、教員の側に生じる様々な心理反応について理解を深める。また、後半では日常生活における子どもや大人の振る舞いを観察することを通して、そこで生じている心理的な力動についてディスカッションを行う。新型コロナ感染症の感染拡大状況によっては、代替案を用意することがある。 |
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学修の目的 | 学校現場において、子どもが学校や教師にとって困る様々な行動をとることがあるが、それは子どもの側、あるいは保護者の側からのSOSであるという認識のもと指導に当たる必要がある。そのため、学生は問題行動を起こすほかない生徒や保護者の背景について、心理的、経済的、社会関係的、歴史的な様々な問題が起こってきていることについて学ぶことが重要である。特に昨今学校現場では保護者への対応の重要性がますます大きくなっており、教育相談業務においても主要なテーマとなっている。近年臨床心理学の分野ではトラウマというキーワードの下に、心理的、経済的、社会関係的、歴史的な問題が集約されてきているため、本年度はトラウマをテーマに教育相談を学ぶ。後半の子ども観察のディスカッションでは、現代の仏の子どもの振る舞いや心の動きを学びながら、ディスカッションを通じて自分と異なる視点と触れ、新しい考えが生じていくプロセスを体験することを目的とする。 |
学修の到達目標 | 生徒や保護者の言動の背景にある物事を想像できる。 他者と話し合える言葉を身に付ける。 何気ない自分の考えが話し合いを通じて発展し、子どもや保護者の理解につながることを体験し理解できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業へのコミットメント(45%)とレポート(55%)による。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 学生からの要望の検討により改善を適宜行う。 |
教科書 | 『トラウマインフォームドケア』野坂佑子著,日本評論社 |
参考書 | |
オフィスアワー | |
受講要件 | 子どもを観察するフィールドがあること 初回オリエンテーションに必ず参加すること |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 | 参加にあたって文献を熟読し、レジュメにまとめ授業で発表することと、実際に子どもを観察し、記録にまとめ発表することが必要です(レポートとして採点対象)。また発表者であるかどうかに限らず、ディカッションに積極的に参加することが求められます。子どもを観察するフィールドや記録の仕方についてはオリエンテーションで説明します。また初回に発表者などの係決めを行いますので、受講希望者は必ず出席してください。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 教育相談、トラウマインフォームドケア、子ども観察 |
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Key Word(s) | counseling in educational setting,trauma-informed care,child observation |
学修内容 | 第1回 オリエンテーション 第2回 文献講読(第一章「何が起きているの?-問題行動の背景」)、ディスカション 第3回 文献講読(第二章「トラウマについて理解する」)、子ども観察、ディスカッション 第4回 文献購読(第三章「トラウマにまつわるよくある誤解」)、子ども観察、ディスカッション 第5回 文献購読(第四章「トラウマが発達に及ぼす影響」)、子ども観察、ディスカッション 第6回 文献購読(第五章「トラウマティックな関係性の再演1 トラウマを体験するということ」)、子ども観察、ディスカッション 第7回 文献購読(第六章「公衆衛生としてのトラウマインフォームドケア」)、子ども観察、ディスカッション 第8回 文献購読(第七章「トラウマインフォームドケアの基本的概念)、子ども観察、ディスカッション 第9回 文献購読(第八章「トラウマインフォームドケアを始めよう」)、子ども観察、ディスカッション 第10回 文献購読(第九章「児童福祉・母子保健領域でのトラウマインフォームドケア)、子ども観察、ディスカッション 第11回 文献購読(第十章「非行・犯罪領域でのトラウマインフォームドケア)、子ども観察、ディスカッション 第12回 文献購読(第十一章「支援関係におけるトラウマの影響」)、子ども観察、ディスカッション 第13回 文献購読(第十二章「安全で健康な組織づくり」)、子ども観察、ディスカッション 第14回 文献購読(第十三章「回復に向かう支援者と組織」)、子ども観察、ディスカッション 第15回 総括 |
事前・事後学修の内容 | 参加にあたって事前事後に文献を熟読すること。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |