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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教育の基礎的理解に関する科目 | |
科目名 | 教育課程の意義及び編成 | |
きょういくかていのいぎおよびへんせい | ||
Curriculum Planning | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 期生 |
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卒業要件の種別 | 必修 70期生以降は「教育課程論」1種類のみの開講となる。 |
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授業科目名 | 【遠隔】教育課程論 | |
きょういくかていろん | ||
Lecture on Curriculum Theory | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
教育学部, A 類 69 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 69期⽣は、「教育課程の意義及び編成」領域から「教育課程論Ⅰ」(2単位)もしくは「教育課程論Ⅱ」(2単位)のいずれかを単位取得すること。 |
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授業科目名 | 教育課程論Ⅱ | |
きょういくかていろんに | ||
Lecture on Curriculum TheoryⅡ | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
教育学部, A 類 68 期生 |
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卒業要件の種別 | 必修 68期⽣までは⽂部科学省の指導により⼩学校免許取得者対象授業と中学校⾼等学校免許取得者対象授業を分離開講することを義務づけられている(Ⅰ=⼩/Ⅱ=中⾼)。 |
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授業科目名 | 教育課程論Ⅱ | |
きょういくかていろんに | ||
Lecture on Curriculum TheoryⅡ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | educ-comn-CURR1201-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 この学期以外にも、「教育課程論」を開講する. |
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開講時間 |
月曜日 7, 8時限 この時間以外にも、「教育課程論」を開講する. |
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授業形態 |
オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 前原 裕樹(教育学研究科) | |
MAEBARA,Yuki | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本授業では、教育課程の編成・実施に関する基礎的な考え方や、学校における教育課程の実際を理解し、教育課程の意味や意義について考察する。具体的には、前半では、我が国の学習指導要領の歴史的展開や社会状況の変化を探究的に学習することを通じて理解を深める。 後半では、特色ある学校づくりと教育課程開発について、伝統のある教育課程や新しい教育課程、海外の教育課程などを事例的に取り上げ、教育課程編成の現状と課題について考察を進めていく。 上記のことを通して学習者と教師の両方の視点から、学校教育における教育課程の持つ意味を再考し、望ましい教育課程のあり方を模索する。 |
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学修の目的 | 教育課程の定義,意義,果たす役割など教育課程に関わる基本的な概念や原理について理解できる. 教育課程の編成に関する理解を踏まえ,カリキュラム・マネジメントに関する実践力を身につける. |
学修の到達目標 | ・教育課程の意義とその編成の方法について理解できる。 ・カリキュラムという視点で、自身・他者の被教育体験や教育実践を捉えることができる。 ・自分の手で教育課程を編成することができる。 ・自分で設定した課題について、探究的に学ぶことができる。 ・他者との学びによる課題発見および課題解決を通して、教育の現代的課題や社会的状況を踏まえた自分なりの教育課程観を育むことができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 以下の学習活動および学習課題(いずれも必須)により、総合的に評価する。 レポート:50% 全ての授業内容を踏まえた上で、カリキュラム・デザインに関するレポート課題を提示する。 評価基準および規準については、講義内で紹介する「ルーブリック」にもとづいて評価する。 平常点:50%(授業への取り組み方、他者との学びへの貢献度、授業外の学習課題) テーマに基づいた学習課題、ワークシートおよびリフレクションを課す。 また、授業内のグループワークおよび全体討論への積極的な参加も評価に加味する。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 反転授業 プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | ●毎回の授業において振り返り活動を設定し、授業内容に対する質疑や感想、質問などを把握した上で、次回の授業冒頭にそれらに対するフィードバックを行う。また、それらをもとに授業およびカリキュラム改善を行う。 |
教科書 | 小学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 中学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省) |
参考書 | 田中耕治編『よくわかる教育課程 第2版』ミネルヴァ書房、2018 西岡加名恵・石井英真・田中耕治編『新しい教育評価入門』有斐閣コンパクト、2015 田中耕治編『よくわかる教育評価 第2版』ミネルヴァ書房、2010 グループディダクティカ編『学びのためのカリキュラム論』勁草書房、2000 上記他、適宜講義内で紹介する。 |
オフィスアワー | 毎週金曜日10時〜16時、教職支援センター2F・208 メールやムードル上のメッセージ機能などを通じて要予約のこと。その際、希望する曜日や時間帯などを複数提示すること。 |
受講要件 | 学習効果を考慮して受講制限を行なう。4年生(以上)、3年生、2年生、1年生の優先順で受講を許可していく。 受講制限を実施した場合は、第1回講義までに掲示板等で受講許可者一覧を掲示する。 なお、この学期および時間以外にも、「教育課程論」を複数開講する。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 | 希望者には公開研究会や教育施設訪問、学習会等の案内を授業およびムードル上で随時紹介する。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 教育課程、学習指導要領、探究的な学習、教育評価 |
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Key Word(s) | Curriculum,The government curriculum guidelines,Inquiry-Based Learning,Educational Evaluation |
学修内容 | 第1回 自身が受けてきた教育課程を振り返る 本時の中心的な問い:教育課程とは、どのようなコトやモノなのか?また、自身が受けてきた教育課程には、どのような意味があったのか? 第2回 世界から見た日本の教育課程 本時の中心的な問い:どの国の教育課程がイケてるのか? また、日本の教育課程はイケてるのか? 第3回 日本の教育課程と学力の関連分析① 仮説の生成と検証方法の立案 本時の中心的な問い:調査前において、自身はどの仮説を支持するのか?また、どのような方法によってその仮説を検証するのか? 第4回 日本の教育課程と学力の関連分析② 個人調査探究 本時の中心的な問い:調査で得られた事実やデータをどのように分析・解釈するのか? 第5回 日本の教育課程と学力の関連分析③ 個人調査探究の成果に関するグループでの中間お尋ね会 本時の中心的な問い:自身の調査探究に足りない部分はどこか? 第6回 日本の教育課程と教育成果の関連分析④ 最終発表会と学習の振り返り 本時の中心的な問い:自身の調査探究成果をどのように表現するのか?また、どの主張が最も納得できるのか? 第7回 日本の社会と教育課程の関連分析① 本時の中心的な問い:子どもの学力を低下させる要因は、どのようなものがあるのか? 第8回 日本の社会と教育課程の関連分析② 本時の中心的な問い:子どもの学力は、いつ・どのような要因によって決まるのか? 第9回 カリキュラム・マネジメントの理論と方法① 本時の中心的な問い:日本の教育課程の特徴や意義は、どのような点にあるのか? 第10回 カリキュラム・マネジメントの理論と方法② 本時の中心的な問い:日本の教育課程の課題や限界は、どのような点にあるのか? 第11回 カリキュラム・マネジメントの理論と方法③ 本時の中心的な問い:教育課程の計画は、どこから始めるのが良いのか?目標から? or 内容から? or 材から? or 評価から? 第12回 カリキュラム・マネジメントの理論と方法④ 本時の中心的な問い: 日本には、どのような特色ある教育課程やカリキュラムが存在するのか? 第13回 カリキュラム・デザイン① 先行実践の収集 本時の中心的な問い: 世の中には、どのような優れた教育課程やカリキュラムが存在するのか? 第14回 カリキュラム・デザイン② 先行実践の分析 本時の中心的な問い:世の中の優れた教育課程やカリキュラムから、どのようなことを学べるのか? 第15回 カリキュラム評価を活用したカリキュラム改善 本時の中心的な問い:カリキュラムを評価・改善するためには、どのような方法を用いるとよいのか? 第16回 最終レポートの作成と提出 |
事前・事後学修の内容 | 授業内容について疑問点を残さないよう、次回までに復習をしておくこと。 自分が受けてきた教育課程や授業などについて振り返り、その特徴や方法、構造などについて考えておくこと。 日ごろから、様々な教育および社会事柄に関して、興味・関心・疑問を抱いておくこと。 個人探究活動や最終レポートの作成においては、各種必要な資料の収集と分析および整理を行うこと。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |