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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 哲学概論B
てつがくがいろんB
Introduction to Philosophy B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult1100-033
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 野上 志学(人文学部)

NOGAMI, Shigaku

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「心と身体はどのように関係しているのだろうか」、「正しい行為とは何だろうか」。こうした問いは多くの人が一度は抱くはずのものである。こうした問いにアプローチすべく、哲学書、哲学論文を読むときの最初の困難は諸々の専門用語である。この授業では、心の哲学、認識論、形而上学、倫理学といった哲学の主要分野で見かける哲学用語について能う限りクリアな解説を試み、西洋哲学における基本学説について簡単な見取り図を提供することも目指す。
学修の目的 ・哲学用語を理解する。
・哲学の主要分野における基本的な諸見解の見取り図を得る。
・哲学の文献を読むための基礎知識を身につける。
学修の到達目標 現代哲学における基礎概念を理解するとともに、その概念の哲学史的背景を把握する。それによって、哲学の文献を読むことができるようになる。また、哲学的思考の手法の基礎も身に付く。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テストと期末試験で総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 リアクションペーパーで提示された疑問点に基づいて、各回の最初に簡潔なレヴューを行う。
教科書 なし。
参考書 適宜指示をする。
オフィスアワー 毎週木曜日12時~13時(事前にメールでアポイントをとることが望ましい)
受講要件 毎週木曜日15:00-16:00
授業内容に関する質問等があれば気軽にどうぞ。アポなしでも構いません。何らかの事情でこのタイムスロットに研究室に来られない場合は、別日別時間で対応します。メール等で相談を。
予め履修が望ましい科目
発展科目 アメリカの思想、アメリカ思想演習
その他 ・授業内での携帯電話、スマートフォンなどの使用を禁止します。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 現代哲学、分析哲学、西洋哲学史
Key Word(s) Contemporary Philosophy, Analytic Philosophy, History of Western Philosophy
学修内容 第1回 導入
第2回 心と物
第3回 行為と出来事
第4回 変化と同一性
第5回 普遍者と個物
第6回 可能性と必然性、法則性と偶然性
第7回 目的と機能、人工物と自然物
第8回 演繹と帰納
第9回 分析的と総合的、アプリオリとアポステリオリ
第10回 事実と価値
第11回 よさと正しさ
第12回 相対主義と絶対主義
第13回 真と偽
第14回 実在論と反実在論
第15回 総括

なお、受講者の理解度や関心等によって、内容は前後することがある。
事前・事後学修の内容 各回の前に配布する哲学史上の関連資料によく目を通してから授業に臨んでほしい。また各回で現代哲学における関連資料を配布する。授業後に読み込んで、自ら哲学的問題に挑んでほしい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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