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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・特別支援に関する科目群 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 障害児のキャリア支援 | |
しょうがいじのきゃりあしえん | ||
Carrier support for Children with Disabilities | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EDUC-Prac5277
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 教育学部専門校舎2号館5階 S-PBL51教室 | |
担当教員 | ○菊池紀彦, 森浩平 | |
○KIKUCHI Toshihiko, MORI Kohei | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 障害のある人たちの社会参加が推進されている。障害のある子どもが学校卒業後から社会生活へ移行をするためには、学校におけるキャリア教育(進路学習、進路指導、職場体験など)が重要である。この授業では、障害のある児童生徒に対するキャリア教育の目的と学校卒業後の生活について理解し、キャリア支援に対応できる実践力を磨くことを目的とする。 |
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学修の目的 | 1)教育課程の中で中心となる進路学習や作業学習ついて学び、それらについての知識を得る。 2)現職学生と学部新卒学生がグループとなって事例報告を行い、事例検討会を通じて、実際的な知識や技能を深めることができる。 3)実際に障害者が雇用されている事業所や作業所に職場訪問し、障害児の卒業後の生活について知ることができる。 |
学修の到達目標 | 【現職教員学生】 1)障害のある子どものキャリア教育について理解することができる。 2)事例報告を通して、障害のある子どもの進路と社会生活について知識を深めることができる。 3)障害のある人が働いている職場、障害のある人が生活する施設等の訪問を通して、様々な仕事や支援方法があることを理解することができる。 【学部新卒学生】 1)障害のある子どものキャリア教育について理解することができる。 2)事例報告を通して、障害のある子どもの進路と社会生活についての知識を得る。 3)障害のある人が働いている職場、障害のある人が生活する施設等の訪問を通して、様々な仕事や支援方法があることについての知識を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | プレゼンテーション(35%)およびレポート(65%)により評価する。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | 飯野順子(編). 障害の重い子どもの授業づくりーキャリア発達を促す授業づくり−. ジアース教育新社, 2013. 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(編). 特別支援教育充実のためのキャリア教育ガイドブック. ジアース教育新社, 2011. 菊池一文(編). 特別支援教育充実のためのキャリア教育ケースブック−事例から学ぶキャリア教育の考え方. ジアース教育新社, 2012. 文部科学省. 特別支援学校幼稚部教育要領 小学部・中学部学習指導要領. 2018. 文部科学省. 特別支援学校高等部学習指導要領. 2019. 文部科学省. 特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 自立活動編(幼稚部・小学部・中学部). 2018. |
オフィスアワー | 毎週水曜日 9:00〜10:00 教育学部専門校舎2号館5階 特別支援(心理)第1研究室 菊池紀彦 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 授業研究の理論と方法(特別支援教育) |
発展科目 | 特別支援教育の課題解決演習Ⅰ〜Ⅳ |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | キャリア教育、障害のある人たちの就労 |
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Key Word(s) | career counseling, employment support for persons with disabilities |
学修内容 | 第1回:障害のある子どもの進路の現状と課題 第2回:障害のある児童生徒の教育と教育課程①(進路学習) 第3回:障害のある児童生徒の教育と教育課程②(作業学習) 第4回:障害種別に応じた進路先 第5回:障害ある子どもの現場実習の実際 (作業所、事業所) 第6回:個別の進路指導計画と個別の移行支援計画の作成 第7回:進路先や労働機関との連携(ハローワーク) 第8回:障害者の社会生活と福祉(福祉制度、支援制度、成年後見制度、障害者手帳、障害者年金など) 第9回:障害者雇用先の職場訪問①(福祉作業所等) 第10回:障害者雇用先の職場訪問②(事業所等) 第11回:障害のある子どもの進路についての事例検討会(1)…第1グループの事例報告と討論 第12回:事例検討会(2)…第2グループの事例報告と討論 第13回:事例検討会(3)…第1グループ1回目の討論を受けて修正した内容を発表し討論 第14回:事例検討会(4)…第2グループ1回目の討論を受けて修正した内容を発表し討論 第15回:プレゼンテーション |
事前・事後学修の内容 | それぞれの授業について、参考書をもとに障害のある人たちの就労について調べておくこと。授業終了後は、配付資料及びノートの確認・整理を行うこと。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |