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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・特別支援に関する科目群
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 発達障害児の事例分析
はったつしょうがいじのじれいぶんせき
Case Analysis of A Developmental Child with Disabilities
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EDUC-Prac5276
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 7, 8時限
授業形態


* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部専門校舎2号館5階 S-PBL51教室

担当教員 松浦直己, 菊池紀彦, ○郷右近歩, 栗田季佳, 森浩平

MATSUURA Naomi, KIKUCHI Toshihiko, ○GOUKON Ayumu, KURITA Tokika, MORI Kohei

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  発達障害児等に対する指導を通して、障害の特徴を把握しながら適切な指導支援を行うことを目的とする。具体的には、1)発達障害児の指導見学と理解、2)個別検査と分析および解釈、3)指導内容・指導方法と指導計画の作成、4)指導と分析、5)まとめ、から構成される。
学修の目的 1)発達障害児等の指導見学を通して彼らの実態を正確に把握することができる。
2)チェックリストや個別検査(WISC-Ⅳ、KABC-Ⅱなど)を実施し、その結果の分析を通して指導方針を検討する。そして、その指導方針に基づいて指導計画を作成することができる。
3)指導計画に基づいて実際に指導を行う。指導の成果を発表して更なる改善を図る。
学修の到達目標 【現職教員学生】
1)発達障害児等の特徴について、事例分析をとおして理解を深めることができる。
2)発達障害児等の実態を把握するためのチェックリストや個別検査を実施し、プロフィールを分析することができる。
3)発達障害児等への個別の指導計画を作成して指導することができる。

【学部新卒学生】
1)発達障害児等の特徴について、事例分析を行うことができる。
2)発達障害児等の実態を把握するためのチェックリストや個別検査を実施し、プロフィールを分析することができる。
3)発達障害児等への個別の指導計画を作成することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 プレゼンテーション(35%)およびレポート(65%)により評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書 辻井正次(監). 発達障害者支援とアセスメントのガイドライン. 金子書房, 2014.
上野一彦・松田修・小林玄・木下智子. 日本版WISC-Ⅳによる発達障害のアセスメント. 日本文化科学社, 2015.
オフィスアワー 毎週月曜日 14時40分〜16時10分
教育学部専門校舎2号館4階 特別支援(心理)第2研究室 郷右近歩
受講要件
予め履修が望ましい科目 授業研究の理論と方法(特別支援教育)
発展科目 特別支援教育の課題解決演習Ⅰ〜Ⅳ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 限局性学習症、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、アセスメント
Key Word(s) SLD, ASD, ADHD, assesment
学修内容 第1回:発達障害児等の特徴と理解①(SLD・ADHD・ASDの指導観察、障害の特徴を把握、指導内容、指導方法)
第2回:発達障害児等の特徴と理解②(視覚・聴覚・知的・肢体不自由・病弱の特徴を把握、指導内容、指導方法)
第3回:個別検査の種類と検査実技①(LDI、読み書きスクリーニングテスト、集団適応検査)
第4回:個別検査の種類と検査実技②(KABC-Ⅱ)
第5回:個別検査の種類と検査実技③(WISC-Ⅳ)
第6回:検査の総合解釈
第7回:実態調査(チェックリスト、個別検査の実施)
第8回:プロフィール分析と指導方針の検討(個別検査の分析と考察、指導の方向性、教材教具の作成)
第9回:個別の指導計画の作成(目標、指導内容、指導方法、指導段階、教材教具、評価)
第10回:実際の指導①(特に個別の指導計画の適用を中心として)
第11回:実際の指導②(特に指導内容を中心として)
第12回:実際の指導③(特に指導方法を中心として)
第13回:実際の指導④(特に教材教具の適用を中心として)
第14回:実際の指導⑤(特に指導の評価を中心として)
第15回:受講者による発表(個別の指導計画の評価、成果検証、総合評価)
事前・事後学修の内容 それぞれの授業について、参考書をもとに障害の特性やアセスメントの方法等について調べておくこと。授業終了後は、配付資料及びノートの確認・整理を行うこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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