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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 【遠隔】政治学原論
せいじがくげんろん
Modern Politics
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec2210-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 1, 2時限; 木曜日 7, 8時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 須川 忠輝(人文学部)

SUGAWA, Tadateru

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  本科目では、政治学(特に現代政治分析)の基本的な概念や考え方を概説し、現代社会で生じている様々な政治現象を実証的に捉えていきます。
 複雑化する現代社会においては、多様な考え方を持つ人々が生活しており、人々の間には様々な対立や問題が生じています。そうした対立を調整し、社会に存在する課題を解決するルールや取り決めをつくる上で、政治は重要な役割を果たしています。この授業では、現実の政治を動かすアクターや仕組みについて解説するとともに、それらがどのように作用しあい、実際の政治過程に影響を及ぼすのかを検討していきます。
 授業に際しては、主に現代日本政治を対象としつつも、外国の事例についても積極的に取り上げます。各国の政治をより深く理解するためには、比較を通じて、その特徴を捉えることが肝要であるからです。したがって、比較政治学で扱う内容についても言及します。また、現代社会で生じている様々な政治現象を理解するにあたっては、政治理論や政治思想史が提供する視角も重要ですので、これらの分野で扱う内容についても主に前半部分で取り上げます。
 授業内容は、大学学部で学習する標準レヴェルの政治学の内容となります。公務員試験の受験を想定している方にも有益な講義内容です。
学修の目的 ①現代社会で生じている様々な政治現象について、政治学の基本的な理論や考え方を応用して、自らの言葉で説明できるようになる。
②政治現象を手掛かりとして、物事の背景にある因果関係を理解し、説明できる力を養う。
③日本や外国の政治について、比較の枠組みを用いて、説明できるようになる。
学修の到達目標 ①現代社会で生じている様々な政治現象について、政治学の基本的な理論や考え方を応用して、自らの言葉で説明すること。
②政治現象を手掛かりとして、物事の背景にある因果関係を理解し、説明すること。
③一つの政治現象の事例について、ほかの事例と比較しながら、その特徴を説明すること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート(50%)、小テスト・リアクションペーパー(50%)によって成績評価を行います。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回の授業では、実際に国内外で生じた政治現象の事例を紹介するほか、受講生の関心を踏まえて、各種資料を活用します。
教科書 特定の教科書は指定しません。
参考書 授業全体に関わる参考文献は以下の通りです。適宜、参照してください。
〇加茂利男・大西仁・石田徹・伊藤恭彦(2012)、『現代政治学[第4版]』有斐閣。
〇砂原庸介・稗田健志・多湖淳(2020)、『政治学の第一歩[新版]』有斐閣。
〇坂本治也・石橋章市朗編(2020)、『ポリティカル・サイエンス入門』法律文化社。
〇久米郁男・川出良枝・古城佳子・田中愛治・真渕勝(2011)、『政治学[補訂版]』有斐閣。
その他、各回の講義中に関連する参考文献を取り上げます。
オフィスアワー 木曜日13時~14時30分
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 特にありません。
発展科目 現代政治理論、政治思想史、国際関係論、地方自治論、行政学といった関連科目についても、積極的に受講してください。
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=12994
キーワード 政治、民主主義、選挙、政党、議会、執政、行政、地方自治、利益団体
Key Word(s) politics, democracy, election, political party, legislative politics and policymaking, executive branch, public administration, local government, interest group
学修内容 第1回 オリエンテーション
第2回 政治学の分析手法
第3回 政治をめぐる基礎概念
第4回~第5回 民主主義と政治体制
第6回~第8回 現代国家をめぐる政治
第9回~第10回 戦後日本の政治
第11回~第12回 選挙制度と投票行動
第13回~第14回 政党と政党システム
第15回 中間のまとめ
第16回~第17回 議会と立法過程
第18回~第19回 執政制度とリーダーシップ
第20回~第21回 行政と官僚制
第22回~第23回 地方自治と中央地方関係
第24回~第25回 政治と社会
第26回~第29回 諸外国の政治
第30回 全体のまとめ

オンライン授業のため、授業計画の一部を変更する可能性があります。
事前・事後学修の内容  各回の講義では、授業内容に関連する資料の配布や参考文献の紹介を行いますので、それらに目を通しながら、授業で学習した事項について復習を行ってください。
 また日頃より、テレビや新聞等の報道について、受動的にではなく批評的に触れて、政治や社会の動きを理解するように努めてください。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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