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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 言語科学演習N
げんごかがくえんしゅう えぬ
Seminar in Language Science N
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 松岡 幹就(人文学部)

MATSUOKA, Mikinari

SDGsの目標
連絡事項 Moodle URL: https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15478

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・母語話者が無意識に身に付けている文構造・句構造に関する知識について、主に日本語と英語の事例を通して観察し、人間が本能的に持っていると言われる言語能力について考える。
・自然言語の文構造・句構造に見られる特徴を観察し、それを説明する仮説を立て、その仮説を検証するという手順で、人間の言語を科学的に研究する方法を理解する。
学修の目的 ・照応表現について理解する。
・数量詞の性質について理解する。
・名詞句の構造について理解する。
・内項と外項の違いについて理解する。
・不定詞補文の構造について理解する。
学修の到達目標 ・照応表現について説明できる。
・数量詞の性質について説明できる。
・名詞句の構造について説明できる。
・内項と外項の違いについて説明できる。
・不定詞補文の構造について説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 プレゼンテーション(30%)、課題(40%)、期末レポート(30%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 Analyzing Japanese Syntax: A Genertive Perspective, Hideki Kishimoto, Hituzi Syobo, 2020.
参考書
オフィスアワー 開講時に指定します。
受講要件
予め履修が望ましい科目 言語科学演習M
発展科目 他の言語学関係の科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 照応表現、数量詞、非対格性、コントロール、繰り上げ、主要部移動
Key Word(s) anaphor, quantifier, unaccusativity, control, raising, head movement
学修内容 第1回:導入
第2回: Anaphors, Pronominals, and R-Expressions
第3回: 問題演習
第4回: Quantifier Scope
第5回: 問題演習
第6回: NP/DP and PP
第7回: 問題演習
第8回: Unaccusativity
第9回: 問題演習
第10回: Where Do Subjects Come From?
第11回: 問題演習
第12回: Control and Raising
第13回: 問題演習
第14回: Head Movement
第15回: 問題演習
事前・事後学修の内容 事前学習:テキストの該当する部分を読む。
事後学習:授業内容を復習すると共に、テキストの章末にある発展問題に取り組む。
事前学修の時間:150分/回    事後学修の時間:90分/回

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