三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 情報伝送工学
じょうほうでんそうこうがく
Information Transmission Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 真鍋 哲也

MANABE, Tetsuya

実務経験のある教員 教員名:真鍋哲也
実務経験内容:通信会社の研究所にて光ファイバ伝送路の保守運用技術および計測試験技術に関する研究開発に従事.
講義内容との関連性:講義では光ファイバシステムを取り上げる.光ファイバを用いた情報を伝達する基本的なしくみや,光ファイバを用いた情報を伝達するシステムの基本構成だけでなく,光ファイバを用いた情報を伝達するシステムの実社会での応用例についても講義を行う.

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では,光ファイバシステムについて学びます.
光ファイバシステムとは,光ファイバを用いて大量の情報を伝達するシステムのことです.
多くのフォトニックデバイスで構成され,コンピュータネットワークを大容量・広域化する手段として用いられます.
学修の目的 本講義では,次の3点についての理解することを目的とする.
・光ファイバを用いて情報を伝達する基本的なしくみについて理解する.
・光ファイバを用いた情報を伝達するシステムの基本構成について理解する
・光ファイバを用いた情報を伝達するシステムの実社会での応用例を知る
学修の到達目標 ・光通信システムの基本的な構成を文章で説明できる
・光ファイバの役割について文章で説明できる
・レベルダイヤグラムを用いて光通信のバジェットの計算ができる
・光通信の符号誤りの要因や誤り訂正に関する基本的な考えを文章で説明することができる
・光通信の基本的な変調方式や多重方式について説明することができる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

主体的に学習してください.

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 課題提出(20点)および期末試験(80点)の合計100点満点で60点以上を合格とする.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書 小林郁太郎他 光通信工学(1)(2) コロナ社
オフィスアワー 別途指示
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 光ファイバ通信システム,光送受信回路,光ファイバ,WDM伝送技術,光中継技術,FTTH,映像配信技術
Key Word(s) optical Fiber communication system, optical transmitter/receiver circuit, wavelength division multiplexing, optical repeater, fiber to the home, video distribution system.
学修内容 第1週 ガイダンス・光ファイバ通信で扱う単位
第2週 光ファイバ通信システムの概要
第3週 光ファイバ通信システムの基礎(1)光送受信回路
第4週 光ファイバ通信システムの基礎(2)光ファイバ
第5週 受信系における信号処理(1)光雑音と最小受光レベル
第6週 受信系における信号処理(2)等化波形、誤り訂正
第7週 基幹光ファイバ通信システム(1)WDM伝送技術
第8週 基幹光ファイバ通信システム(2)光中継技術
第9週 アクセス系光ファイバ通信システム(1)FTTH
第10週 アクセス系光ファイバ通信システム(2)映像配信技術
第11週 データセンター系光ファイバ通信システム(大容量イーサネット技術)
第12週 車載向け光ファイバ通信システム
第13週 通信システムの信頼性設計
第14週 光ファイバ通信システムの今後の展開
第15週 まとめ
第16週 期末テスト
事前・事後学修の内容 事前学習: 2週目以降については,前回講義内容について復習し理解しておく.

事後学習: 授業で出される演習課題に取り組む.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University