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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
人文学部に所属し、教員免許状取得を目指している学生
選択・必修
授業科目名 教職実践演習(社会・中高)
きょうしょくじっせんえんしゅう(しゃかい・ちゅうこう)
Seminar on educational practice(secondary social studies)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
第1回~第5回および第16回は水曜日1-2限、第6回〜第15回は水曜日5-6限に開講する。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 掲示で確認すること。

担当教員 長濱 文与(高等教育デザイン・推進機構)、水野 悟(非常勤講師)

NAGAHAMA Fumiyo, YAMANE Eiji

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 授業は、2つのパートから成る。原則として、演習形式とする。第1パート(第1回〜第5回)は、三重県を中心とした地域の教育問題や中高の発達段階に関する知識・理解を確認する。第2パート(第6回~15回)では、中等教育社会科の授業記録の分析、授業参観、参観した授業の記録作成、参観した授業の分析、参観した授業に関する新たな授業の立案と模擬授業を行う。
学修の目的 一人一人の履修状況や到達度の把握及び授業課題の遂行を通して、教育全般及び中等教育段階の社会科教育に必要な理論を基盤とした実践的指導力が形成されているかを確認する。
学修の到達目標 ①学校の社会的役割と教師の資質を理解し、問題解決することができる。
②生徒の発達・学習をめぐる現代の教育問題に対して適切な理解を示すことができる。
③学級・学校経営に必要な関係者との連携・協力の重要性を理解し、関係者との連携を活かした問題解決を示すことができる。
④具体的な課題に対するグループ討論、模擬的な実践・分析検討を通して、三重県を中心とした地域における現代的な教育問題や中高の発達段階を踏まえた授業内容・方法を具体的に提示し考察することができる。

なお、第2パートでは、社会科の授業記録を作成する方法がわかる、社会科の授業分析の方法が身に付く、社会科の授業案の改善ができる、改善した授業案の模擬授業ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1回〜第5回まで30%、第6回〜第15回まで70%(授業分析結果の報告35%、模擬授業の指導案及び実践結果35%)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 『中等社会科100テーマ-〈地理総合・歴史総合・公共〉授業づくりの手引き-』三恵社、2019年
参考書 日本公民教育学会編『テキストブック公民教育』、『公民教育事典』第一学習社
文部科学省『高等学校学習指導要領解説-公民編』(最新版)教育出版
オフィスアワー 毎週水曜日11:00〜12:00(教養教育1号観2階214)
受講要件 1年次より、全学教職課程において『学びのあしあと』を蓄積している学生
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中学校、社会科、生徒理解、個を生かした授業
Key Word(s) junior high school, social studies, student understanding, lessons based on individuals
学修内容 第1回 オリエンテーション(下村智子)
オリエンテーション:4年前期までに学修してきた内容や実習等を通して学んだ事柄等に基づいてグループや個人で省察する。学びの履歴を基にした学生自身のカリキュラム体験の省察と目標設定を行う。

第2回 社会変化が学校教育に及ぼす影響と今後の教員に求められる資質能力(下村智子)
近年の社会環境の変化が学校教育に及ぼす影響を確認・分析し、今後の日本社会に求められる教員の資質能力、及びその育成について、グループワークを通して学ぶ。

第3回 生徒の対人関係能力育成に関わる近年の教育現場の現状や課題(長濱文与)
生徒の対人関係能力育成に関わる近年の教育現場の現状や課題を取り上げ,生徒理解をふまえた解決策をグループで探究する。

第4回 教員研修としての授業検討・省察(守山紗弥加)
模擬授業の検討・省察を通して、多角的な視点で教育実践を捉え、自律的に学び続ける教師、学び合うコミュニティとしての省察のあり方を探究する。

第5回 教員の役割と職務内容と「教員の多忙化」(六角英彰)
教員の役割と職務内容について確認し,その部分で問題となっている「教員の多忙化」を取り上げ,その軽減策について探究する。 

第6回 水野 悟
教科の指導力 中等社会科を指導するに必要な能力

第7回 水野 悟
教科の指導力 個を生かした社会科授業の検討

第8回 水野 悟
教育現場における教科指導の検討Ⅰ(授業参観)

第9回 水野 悟
教育現場における教科指導の検討Ⅱ(授業参観)

第10回  水野 悟
参観授業の省察Ⅰ(授業記録作成)

第11回 水野 悟
参観授業の省察Ⅱ(授業分析作業)

第12回 水野 悟
参観授業の省察Ⅲ(授業分析結果の発表と考察)

第13回 水野 悟
参観授業の改善の模索

第14回 水野 悟
参観授業の改善案の発表

第15回 水野 悟
改善案の模擬授業の実施
 
第16回 ふり返り(長濱文与 他)
事前・事後学修の内容 できるだけ多くの文献、新聞など読書に勤しむこと。それらを教材研究の素材とすること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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