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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 医学部医学科 ・初期医学科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 医療と社会
いりょうとしゃかい
Medical and society
単位数 9 単位
ナンバリングコード
medc-medc-MESO-1101-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 水曜日 7, 8, 9, 10時限; 金曜日 7, 8, 9, 10時限
週間スケジュール以外に、附属病院での「患者体験実習」や県内各市町の医療保健施設等の訪問など、各種実習を行う。
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 各種実習の実施場所

担当教員 ○堀 浩樹(医学部)、山本 憲彦(医学部)、森尾邦正(医学部) 他

〇HORI,Hiroki、YAMAMOTO,Norihiko、MORIO,Kunimasa

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「地域基盤型保健医療教育実習」、「附属病院早期体験実習(患者体験実習、病院体験実習)」、「一次救命処置講習」を通して、地域保健医療の現状、地域にある医療文化や保健医療システム、病院を受診する患者の医療への期待や病気に関する不安などを体験的に学修する。「行動科学と心理」授業により、学生生活を健やかに過ごすためのスキルを修得する。医学教育カリキュラムにおける行動科学・社会医学に相当する学修項目を履修する授業である。
学修の目的 地域で暮らす人たちや医療機関を受診する患者の思い、生活と健康・疾病との関係を理解することで、医師という専門職業人に求められる意識や態度(医師としてのプロフェッショナリズム)を涵養し、医師として社会で果たすべき役割や地域医療への貢献について考える。
学修の到達目標 1. 地域保健医療の現状と課題を理解する。
2. 地域社会あるいは個人の医療文化や健康・生死に対する考え、地域にある医療システムや社会的支援と受診行動・疾病管理との関係を理解する。
3. 健康の社会的決定要因(Social determinants of health)に関する知識を修得する。
4. 医師・患者関係の基本を理解する。
5. 医師の社会での役割を考え、行動する。
6. 他者とのコミュニケーション、協働的学修態度、問題解決型思考、自省的態度を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
○「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
○「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
○「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
 「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
○「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
○「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
○「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
○「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

地域社会への貢献を強く意識して、参加すべき授業である。

成績評価方法と基準 ガイダンス、講義、振り返りの会、報告会への出席(原則として欠席不可)、実習への積極的参加(教員評価、学生ピア評価)、報告書提出
授業の方法 講義 実習

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 市町村担当者や患者からの学生の実習態度に対するフィードバックを参考に継続的な授業改善に取り組む。
教科書 国際共同研究の成果物としての指導書
参考書 特になし。必要な学修資源は配布する。
オフィスアワー オフイスアワーは設けないが、実習グループ毎に指導教員が示され、必要に応じて指導を受けることができる。
受講要件 医学科学生の必修授業である。
予め履修が望ましい科目 ガイダンスでの配布資料(特に、身だしなみや服装、学修態度について)
発展科目 第3学年以降での医療機関実習(必修科目)
その他 市民や患者の協力の下に、実施している授業であり、三重大学医学部学生としてに自覚が求められる。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 〇附属病院早期体験実習(患者体験実習, 病院体験実習)
〇地域基盤型保健医療教育実習
〇一次救命措置
Key Word(s) 〇Early exposure at Mie University Hospital
〇Community-based health profession education
〇Basic life support
学修内容 ガイダンス、講義、振り返りの会、報告会への出席(原則として欠席不可)、実習への積極的参加(教員評価、学生ピア評価)、報告書提出を求める。
事前・事後学修の内容 市民や患者の協力の下に実施している授業であり、三重大学医学部学生としての自覚と責任が求められ、市町村担当者や患者からのフィードバック等を真摯に受け止める姿勢が重要である。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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