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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 学科必修科目:地球環境学教育コース対象科目 |
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授業科目名 | 環境解析基礎Ⅲ | |
かんきょうかいせききそ | ||
Mathematical Methods in Environmental Science | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-2021-007
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 万田敦昌 | |
Atsuyoshi Manda | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本講義では自然界に存在する様々な流れのメカニズムを解明するための基礎知識を学習する。流れは種々の物質・エネルギー等々を運ぶ重要な自然現象であり,自然環境を制御する重要な過程である。流れの特性を理解することは,様々な生産活動において,自然環境の変化に適切に対応するために必要不可欠な能力である。 (DP, CPとの関連)本講義は,本学の目標である4つの力の「考える力」を身につけるため,生物資源学部のDPである(3)科学的で論理的な思考を展開することを目指す。 また,本講義は,数学基礎,環境系数学,物理学基礎I,II,化学基礎I,II,将来気候予測論の学習内容が本講義を履修する際の基礎知識となる。本講義で学習した内容は,グローバル気象学,自然災害科学 ,大気海洋循環学,大気海洋科学,気象・水文・水資源学,地球環境リモートセンシング,陸海空・環境科学実習を履修する際の基礎知識となる。 |
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学修の目的 | 風や海流等の自然界に存在する流れは生物資源の生息環境を変化させ,農作物の収量にも大きな影響を与える。本講義の目的は気象変化のメカニズムを正しく理解することである。このことは種々の生産活動における環境変化への対応策,農作物の適切な生産計画を立案するために必要不可欠な能力である。 本講義では流れに関わる自然法則を理解し,流れに関わる物理現象を定量的に評価すること,流れのメカニズムを自然法則に基づいて考察できるようになることを目的とする。 |
学修の到達目標 | (知識)流れに関わる基本的な自然法則を文章,数式,図を使って説明することができる (態度)流れのメカニズムを,自然法則に基づいて直感的に分かりやすい図表と文章,数式で表現することができる (技能)流れのメカニズムに基づいて,実験・観測データの解析結果に関する考察を行うことができる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 筆記試験40%,ミニテスト・レポート問題40%,課題発表20%, 計100%。(合計が60%以上で合格) (知識)流れに関わる基本的な自然法則を文章,数式,図を使って説明することができるか,ミニテストで評価する。また,流れに関わる基本的な自然法則に関する知識の定着度を筆記試験で評価する。 (態度)流れのメカニズムを,自然法則に基づいて直感的に分かりやすい図表と文章,数式で表現することができるか, 筆記試験とレポート問題で評価する。 (技能)流れのメカニズムに基づいて,観測・実験データの解析結果に関して考察を行うことができるか,筆記試験と課題発表で評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | MOODLEにて電子ファイルを配布 |
参考書 | |
オフィスアワー | 随時(メール【am@bio.mie-u.ac.jp】での予約必要) 場所 生物資源学部376号室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | ローカル気象学 グローバル気象学 大気海洋科学 大気海洋環境科学 |
その他 |
環境教育に関連した科目 |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
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第1回 | 概要 | 地球上の様々な流れ |
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授業時間内の学修内容 | 大気や海洋の構造とそこに生じる様々な流れの特徴について | |
キーワード(Key Word(s)) | 流体力学 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 地球上の流れをつかさどる自然法則 |
授業時間内の学修内容 | テイラー・プラウドマンの定理,渦位保存則 | |
キーワード(Key Word(s)) | 角運動量保存則 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 熱帯域の大気循環 |
授業時間内の学修内容 | ハドレー循環, 亜熱帯ジェット | |
キーワード(Key Word(s)) | 対流,海面水温,外向き長波放射 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 熱帯収束帯 |
授業時間内の学修内容 | 海面での蒸発を介した熱帯期の大気海洋相互作用について | |
キーワード(Key Word(s)) | WESフィードバック | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | エルニーニョ現象 |
授業時間内の学修内容 | 熱帯太平洋における大規模大気海洋相互作用について | |
キーワード(Key Word(s)) | ENSO, 南方振動, ビャークネス・フィードバック | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 風によって生じる海洋表層の流れ |
授業時間内の学修内容 | エクマンパンピング | |
キーワード(Key Word(s)) | 吹送流, 粘性力, コリオリ力 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 大規模海水輸送を介した大気海洋相互作用 |
授業時間内の学修内容 | エルニーニョ・ラニーニャの切り替わりのメカニズムについて | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義中に出題するレポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | これまでのふりかえり |
授業時間内の学修内容 | ・質問事項への回答 ・補足事項の説明 |
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キーワード(Key Word(s)) | Review | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 大規模大気波動 |
授業時間内の学修内容 | 地球が回転する球体であることによって生じるロスビー波の特徴と形成メカニズムについて | |
キーワード(Key Word(s)) | ベータ効果,渦位保存則 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 異常気象の事例紹介 |
授業時間内の学修内容 | ロスビー波が異常気象に及ぼす影響の事例紹介 | |
キーワード(Key Word(s)) | 猛暑,豪雨 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 波に関する基礎知識 |
授業時間内の学修内容 | 分散性と群速度について | |
キーワード(Key Word(s)) | 群速度,屈折,導波管 | |
事前学修の内容 | 事前学修の内容 :講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | ロスビー波の伝播特性 |
授業時間内の学修内容 | ・ロスビー波の分散性と群速度について | |
キーワード(Key Word(s)) | 群速度,屈折,導波管 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 事後学修の内容 :レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 波と平均流の相互作用 |
授業時間内の学修内容 | 波と平均流の相互作用に関する基礎知識について | |
キーワード(Key Word(s)) | 平均流,擾乱,偏差 | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | 波の活動度フラックス |
授業時間内の学修内容 | ロスビー波と平均流との相互作用を記述する波の活動度フラックスについて | |
キーワード(Key Word(s)) | 波の活動度フラックス | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く.質問事項をまとめたレポートを作成する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 学習内容の振り返り |
授業時間内の学修内容 | 要点の復習 | |
キーワード(Key Word(s)) | Review | |
事前学修の内容 | 講義資料の内容に関するミニテストを行う. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | レポート問題を解く. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 |