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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択必修 教育コース選択必修:水圏P指定科目 |
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授業科目名 | 浅海増殖学実習 | |
せんかいぞうしょくがくじっしゅう | ||
Laboratory practice in shallow sea aquaculture | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Mari-2534-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 8月下旬~9月上旬に附属水産実験所において3日間実施の予定 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 附帯施設水産実験所(鳥羽市小浜) 顕微鏡実験室(生物資源学部校舎101室) |
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担当教員 | 筒井 直昭(生物資源学部・海洋生物資源学科) | |
TSUTSUI Naoaki | ||
実務経験のある教員 | 筒井直昭:国立研究開発法人国際農林水産業研究センターで携わっていた水圏生物の増養殖に関連する業務内容も基に指導する。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 真珠産業が盛んな鳥羽市にある附帯施設水産実験所において、真珠形成のメカニズムを生物学的見地から理解する目的で、解剖によりアコヤガイの体の構造を理解し、実際に真珠挿核手術を施してみます。また、伊勢湾の重要資源である甲殻類の生産を生物学的見地から理解するため、三重県で種苗生産されているクルマエビの行動観察や解剖を行います。「地域を学ぶ」実習となります。 (育てたい資質や能力) この実習を通じて、水産資源の活用の重要性を認識できる能力を身につけることを目指します。 (DP、CPとの関連) 三重大学の目標である4つの力のうち「感じる力」「考える力」「生きる力」を身につけるため、生物資源学部のDPである(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる能力の取得を目指します。 |
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学修の目的 | 真珠挿核に必要な知識と技術を習得することを通じて真珠養殖過程を理解できるようになることを目的とします。また、真珠の品質や利用加工に関連する知識や知識を習得します。栽培漁業学で学修した、二枚貝類や甲殻類の生産に必要な技術の確認もおこないます。 |
学修の到達目標 | この実習を通じて、水産資源の活用の重要性を認識できる能力を身につけることを目指します。そのために以下の学修到達目標を設定します。 (知識) 真珠形成機構について説明できるようになる。二枚貝やエビ類の生産に必要な技術について説明できるようになる。 (態度) 新たな技能の習得について、積極的に取り組めるようになる。 (技能) アコヤガイの体の特徴を理解し、それを実際の真珠挿核に活用することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポ-ト60%、取り組み態度40% (知識) 対象生物の体の構造把握が十分なされているかについて評価します(40%) (態度) 事前の動画教材の視聴の有無や、実習への取り組み状況から評価します(40%) (技能) 決められた数以上の個体に挿核できたかどうかを基に評価します(20%) |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 実地体験型PBL Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 挿核に関する動画教材を予め視聴できるようにする。 |
教科書 | |
参考書 | 真珠の科学(和田浩爾、真珠新聞社) 真珠研究の今を伝える(渡部終五・永井清仁・前山薫、恒星社厚生閣) 真珠研究の最前線(淡路雅彦・古丸明・舩原大輔、恒星社厚生閣) |
オフィスアワー | 火曜日12:00~13:00 (627室) |
受講要件 | フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。 |
予め履修が望ましい科目 | 栽培漁業学(E) |
発展科目 | 水産飼餌料学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 環境教育に関連した科目 *インターンシップ要素を含む科目(2019年入学生から適用) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | アコヤガイ、真珠、クルマエビ、増養殖、種苗生産 |
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Key Word(s) | Pearl oyster, Pearl, Kuruma prawn, Aquaculture, Seed production |
学修内容 | 本実習は夏期(8~9月頃)と冬期(12月頃)に分かれる。 夏季(附帯施設水産実験所または顕微鏡実験室) 1.実習ガイダンスと班分け 2.甲殻類の体制と内部形態 3.クルマエビの摂餌行動の観察 4.クルマエビの解剖 5.二枚貝の体制 6.貝殻形成と真珠形成の機構 7.アコヤガイの外部形態の観察 8.アコヤガイの解剖と内部形態の観察 9.真珠挿核手術 10.真珠養殖の歴史 11.アコヤガイの種苗生産 12.真珠の品質評価法 13.真珠の加工とジュエリーデザイン 冬季(顕微鏡実験室) 14.真珠の浜揚げ 15.取り出した真珠の評価 |
事前・事後学修の内容 | 実習準備と実習内容の学習効果向上のため、必要に応じて以下の内容に関する動画や和文や英文の関連論文を配布し、課題を課す。 1.二枚貝の内部構造と真珠形成機構 2.真珠挿核の実際 3.真珠の加工と品質 4.真珠養殖の歴史 |
事前学修の時間: 事後学修の時間: |