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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ文学演習B
あめりかぶんがくえんしゅう びい
Seminar in American Literature B
単位数 2 単位
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ文学演習B
あめりかぶんがくえんしゅう びい
Seminar in American Literature B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-297
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 小田敦子

Atsuko, ODA

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15073

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 Robert Frostの詩: 毎回、詩の訳とコメントと議論を、学生の発表を中心に行う。まず、テキストの訳読を学生を順に指名して行う。その翌週には、各詩の担当者を決め、詩の解釈を発表してもらい、それについて議論を行う。学期末にはフロストの詩について、総括的な論を組み立てることができるように、詩の形式や意味背景的知識について段階的に指導していく。
学修の目的 口語英語のリズムを意識して書かれたフロストの詩を読むことで、英語の表現力への理解を深める。フロストの詩に表現された愛と孤独の特質を、文学史、歴史などを背景に考えることで、フロストが捉えたアメリカ社会、文化の特質についても知る。詩について批評文を書く。
学修の到達目標 英語力をつける。詩の形式になれる。実証的に意見を述べることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業に対する取組み 60%
 学期末ペイパー  40
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 『対訳 フロスト詩集』川本皓嗣編(岩波文庫)
参考書 『アメリカ名詩選』亀井俊介・川本皓嗣編(岩波文庫)
『アメリカの詩を読む』川本皓嗣 (岩波文庫)
『ロバート・フロスト―哲学者詩人』P. J. スタンリス(晃洋書房)
『ロバート・フロストの牧歌の技法』ジョン・F・リネン 著 藤本雅樹 訳(晃洋書房)
オフィスアワー 月曜12:20-12:50  人文学部3階小田敦子研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 他の英米文学科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード フロスト、アメリカ詩、シンボル
Key Word(s) Frost, American Poetry, symbol
学修内容 授業計画
第1回:英紙の構造
第2回:モダニズムの詩
第3回:フロスト詩集 A Boy’s Will から選んだ詩(ソネット形式)を読む
第4回:フロスト詩集 A Boy’s Will 前回の詩の議論と新しい詩(2行連句による)を読む。
第5回:前回の詩の議論とフロスト詩集North of Boston から選んだ詩(定型と自由詩)を読む。
第6回:フロスト詩集North of Boston 前回の詩の議論と新しい詩(自由詩の展開)を読む。
第7回:フロスト詩集North of Boston 前回の詩の議論と新しい詩(長編劇詩)を読む。
第8回:フロスト詩集North of Boston 前回の詩の議論と新しい詩(長編劇詩の続き)を読む。
第9回:フロスト詩集North of Boston 前回の詩の議論と新しい詩(象徴主義に関する)を読む。
第10回:前回の詩の議論とフロスト詩集 Mountain Interval から選んだ「孤独」を考える詩を読む。
第11回:フロスト詩集 Mountain Interval 前回の詩の議論と新しい「孤独」を考える詩を読む。
第12回:フロスト詩集 Mountain Interval 前回の詩の議論と新しい「死」を考える詩を読む。
第13回:フロスト詩集 Mountain Interval 前回の詩の議論と新しい田園詩を読む。
第14回:前回の詩の議論とフロスト詩集New Hampshireから "The Need of Being Versed in Country Things"を読む。
第15回:フロストの詩の形式とテーマについて総括的な議論。
事前・事後学修の内容 事前に、授業当日取り上げる詩や評論を辞書を引きながら精読しておく。事後には授業での議論を復習しながら、次回にコメントするための1ページ分析エッセイを書く。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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