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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・全教育コース 学部(学士課程) : 3年次 生物圏生命化学科・教職履修学生 |
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選択・必修 | 選択 生物圏生命化学科・教職履修学生対象科目 |
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授業科目名 | 生物学概論 | |
せいぶつがくがいろん | ||
Introduction to Biology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-3041-003
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 開講教室は掲⽰等にて確認すること. | |
担当教員 | 苅田 修一,舩原 大輔,柴田 敏行, 田中 礼士(生物資源学部生物圏生命化学科) | |
KARITA, Shuichi, FUNABARA, Daisuke, SHIBATA, Toshiyuki, TANAKA, Reiji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 教養教育における「生物学基礎Ⅰ」と「生物学基礎Ⅱ」,さらに専門教育における生物学に関連する科目を習得したうえで,本授業で生物学の基礎内容を復習し,生物や生命現象に関する基本的な概念や原理・法則に対する理解をさらに深める.生物と生命現象を分子から個体レベルまでの幅広い領域にわたって概説し,ヒトと自然との関わりを科学的観点で捉える能力を育成させると共に,教育指導者としての教養基盤を整える. |
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学修の目的 | 高等学校・理科の教育指導に必要な生物学の基礎知識と応用力の修得と,生物学的探究心を高めることを目的とする.生物や生命現象に対する関心を高め,生物学的に探究する能力と姿勢を身に付けるために,生物学の基本的な概念や原理・法則を理解させる.この講義では生物資源学部のDPにあるように生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有し、豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができ、社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる学生を目指す。 |
学修の到達目標 | 細胞活動によって支えられている生命の仕組みと,生命の維持・継承の仕組みを動植物の個体レベルで理解する.生物学の基本的な内容を概論的に学ぶことで理解を深め,生物や生命現象に関わる基本的な概念や原理・法則,さらには生物や生命現象と生活・環境との関わりを説明できるようになることを目標とする.また,生物学を教育指導する上で必要な資質や能力の向上に努めることができるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題学習への取り組みとその内容,生物に関する基礎知識の修得度を基に,総合的に評価する. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 授業アンケートの結果により、満足度を向上するように改善する |
教科書 | ベーシック生物学(武村政春 著,裳華房) |
参考書 | 適宜紹介する. |
オフィスアワー | 随時,メールにて対応する. 苅田 修一;karita@bio.mie-u.ac.jp 舩原 大輔;funabara@bio.mie-u.ac.jp 柴田 敏行;shibata@bio.mie-u.ac.jp 田中 礼士;tanakar@bio.mie-u.ac.jp |
受講要件 | 教職課程ガイダンスを受講し,履修登録をしていること. |
予め履修が望ましい科目 | 教職課程に関連する科目 |
発展科目 | |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
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第1回 | 概要 | 生物の起源と進化・系統 |
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授業時間内の学修内容 | 生物の起源と進化・系統 | |
キーワード(Key Word(s)) | 進化(evolution), 系統(phylogeny) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。ウースの3界説および、原核、真核生物の系統について学修すること。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 生体におけるエネルギー変換(解糖から電子伝達系) |
授業時間内の学修内容 | 生体におけるエネルギー変換(解糖から電子伝達系) | |
キーワード(Key Word(s)) | 代謝(metabolism) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。解糖系、クエン酸回路、電子伝達系におけるエネルギー獲得について学修すること。化学合成独立栄養についても学習しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 生体と環境 |
授業時間内の学修内容 | 生体と環境 | |
キーワード(Key Word(s)) | 生物多様性(biodiversity),生態系(ecosystem) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。生物の多様性(分類群)および環境中における生産者、分解者の働きについて学修すること。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 細胞の構造と生体を構成する化学成分 |
授業時間内の学修内容 | 細胞の構造と生体を構成する化学成分 | |
キーワード(Key Word(s)) | タンパク質(protein) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | 生体物質の合成 |
授業時間内の学修内容 | 生体物質の合成 | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 遺伝情報の発現と調節 |
授業時間内の学修内容 | 遺伝情報の発現と調節 | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 生体膜の構造と膜輸送 |
授業時間内の学修内容 | 基本的な生体膜の構造と膜に存在する輸送タンパク質による物質の輸送、また、その輸送による膜電位の変化による神経シグナルの伝達について理解できようにする。 | |
キーワード(Key Word(s)) | リン脂質(phospholipid)、脂質二重層(Lipid bilayer)、電気化学的勾配(electrochemical gradient)、輸送体タンパク質(transport protein)、イオンチャネル(ion channel)、膜電位(membrane potential)、脱分極(depolarization) | |
事前学修の内容 | エッセンシャル細胞生物学の11章と12章をあらかじめ読んでおくこと。各内容について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について整理してまとめること。特に、膜の流動性の重要性や、神経伝達の仕組みを説明できるようにすること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | 膜の流動性や膜を超えた輸送など、アニメーションなどを取り入れ、授業展開できるような技術を身につけてほしい。 | |
第8回 | 概要 | 動物の生殖と発生 |
授業時間内の学修内容 | 動物の生殖と発生 | |
キーワード(Key Word(s)) | 有性生殖(sexual reproduction), 発生(development), 卵割(egg cracking)、胚葉(embryogenesis)、器官形成(organogenesis)、転写制御(transcription control)、オメオボックス(homeobox)、外胚葉(ectoderm)、中胚葉(mesoderm)、内胚葉(endoderm)、Even-skipped gene、転写制御因子(transcription regulatory factor) | |
事前学修の内容 | 教科書の4章「動物の生殖と発生」を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。特にショウジョウバエにおける発生に必要な遺伝子群(分節遺伝子)について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について整理してまとめること。発生の過程をビデオなどの教材を使って説明することができるようになること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 動物の反応と行動 |
授業時間内の学修内容 | 動物の反応と行動 | |
キーワード(Key Word(s)) | 走性(locomotion)、生得的行動(innate behaivior)、固定的行動(stereotyped behavior)、定位(localization)、聴覚コミュニケーション(auditory communication)、フェロモン(pheromones)、概日リズム(circadian rhythm)、性行動(sexual behavior)、慣れと鋭敏化(havituation and sensitization)、習得的行動(acquired behavior)、インプリンティング(imprinting)、さえずり学習(chirping learning)、知能行動(intelligent behavior) | |
事前学修の内容 | 高校時代の図説等に記載されている行動についての章を予習しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容を整理してまとめること。身近な動物で見かける行動について理解すると共に、行動をどのように教えるかについて考えること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 光合成 |
授業時間内の学修内容 | 光合成 | |
キーワード(Key Word(s)) | 明反応(Light reaction)、暗反応(dark reaction)、カルビン回路(Calvin cycle)、 | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。カルビン回路における電子およびプロトンの流れについて学修しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 植物の生殖と発生 |
授業時間内の学修内容 | 植物の生殖と発生 | |
キーワード(Key Word(s)) | 有性生殖(sexual reproduction),発生(development) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。被子植物、裸子植物の違い、胚珠の受精機構について学修しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 植物の環境応答 |
授業時間内の学修内容 | 植物の環境応答 | |
キーワード(Key Word(s)) | 環境応答(environmental response) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。植物ホルモンの種類とその働き、外界の刺激に対する植物の応答について学修しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 細胞分裂と染色体 |
授業時間内の学修内容 | 細胞分裂と染色体 | |
キーワード(Key Word(s)) | 染色体(Chromosome) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | DNAの複製,修復,組換え |
授業時間内の学修内容 | DNAの複製,修復,組換え | |
キーワード(Key Word(s)) | 遺伝子(gene) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 遺伝子と細胞の操作(バイオテクノロジー) |
授業時間内の学修内容 | 遺伝子と細胞の操作(バイオテクノロジー) | |
キーワード(Key Word(s)) | バイオテクノロジー(biotechnology) | |
事前学修の内容 | 教科書の該当する章を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 授業で学修した内容について教科書,配布資料,参考書等の内容を整理してまとめること。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 |