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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 他高等教育機関との相互開放科目となる |
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授業科目名 | 日本理解特殊講義 | |
にほんりかいとくしゅこうぎ | ||
Lecture Course in Understanding Japan | ||
授業テーマ | 医療・健康・福祉実践 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-JLEC1111-005
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開放科目 | 開放科目
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分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 8月27日(土)本講義⓷は三重大学医学部棟内で実施します。 | |
担当教員 | 代表者:志垣智子(三重大学) ゲストスピーカー:藤勝行(株式会社エックスラボ), 富田 泰成(津市消防本部), 西尾雅樹(志摩市消防本部), 河尻 純平(鈴鹿医療科学大学底力教育センター)、秋山 正子(マギーズ東京), 北出 俊哉(三重県デジタル社会推進局),森本真之助(紀宝町立相野谷診療所),谷口智行(紀南医師会), 今井 寛(三重大学医学部附属病院救命救急センター) |
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SHIGAKI Tomoko FUJI Katsuyuki, TOMITA Yasunari, NISHIO Masaki, KAWAJIRI Junpei, AKIYAMA Masako, KITADE Shunya, MORIMOTO Shinnosuke, YAMAGUCHI Tomoyuki, IMAI Hiroshi |
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shigaki.tomoko@dhier.mie-u.ac.jp | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 全員が保険加入済であることを確認済 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 三重県の重点課題である医療・健康・福祉に対して、主に僻地(離島)医療の観点から学修を行なう。局地的に過疎高齢化が進む離島地域において、予防的アプローチでの健康長寿、在宅型の地域包括ケアを中心とした福祉、急性期から慢性期に対応する医療といった各領域の横断的取組みについて理解を深める。医療のみならず、地域事業としての福祉、健康を目的とした各種取組みを知ることにより、自治体や地域団体の役割を考察し提案していく機会を設ける。 |
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学修の目的 | 高齢化社会において医療費・社会保障費の増大は国家財政や自治体業務の大きな割合を占める。とくに離島のような過疎地域は課題先進地域と言われ、予防医療や地域包括ケアシステムといった取組みが始まっている。他方で健康長寿に対する欲求は人類の普遍的なコンテンツとして、健康食や身体づくりを交えたヘルスツーリズムのような観光と結び付いた地域資源の発掘や、QOL(Quality of Life)やADL(Activities of Daily Living)の向上を目指した地域づくりなど、その応用範囲は多岐に渡る。 本科目においては医療分野に限定せず、健康や福祉をテーマにした各種取組みを専門分野の先生方による講義を通して、分野横断的に研究・実践できる視野を修得するものである。地域課題を主体的に考え、グループワークにおいて専門性の異なる他者と議論し、地域の社会人に対してプレゼンテーションするといった一連のカリキュラムによって、地域イノベーションを実践する人材育成を目指す。 |
学修の到達目標 | 三重県における社会的事象(僻地医療、地域包括ケア等)を深く理解し、関連する諸分野の知識を統合し、理想的な地域の有り様を探究する。本科目では、3〜4人のグループワークを通して地域課題(「医療・健康・福祉」)を発見し、それについて深い分析・考察を加え、その成果を効果的に表現する事で、自らの考えを社会に還元することができる。 地域住民や社会人といった異なる立場の人たちにインタビューし、その内容に対してグループ討議を経てそれぞれの専門性に則った意見を述べることで主体性を発揮できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業への積極的な参加40%、成果発表30%、レポート30% |
授業の方法 | 講義 実習 |
授業の特徴 |
プロジェクト型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | ・受講前後において理解度評価方法(ルーブリック)を実施する ・授業改善アンケートを実施する |
教科書 | なし |
参考書 | なし |
オフィスアワー | 事前に連絡すること |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 現代社会理解特殊講義(授業テーマ:三重の産業)、日本理解特殊講義(授業テーマ:三重の歴史と文化)、三重学(授業テーマ:食と観光実践)、現代社会理解実践(授業テーマ:次世代産業実践) |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 僻地医療、救急医療、討論、口頭発表 |
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Key Word(s) | Remote Healthcare, Emergency Medicine, Oral Discussion, Verbal Presentation |
学修内容 | □本講義① #高齢期の生活継続・支援 #転居 #定住 7月9日(土) 10時30分-17時00分(5.5H) 10:30-12:00 空飛ぶクルマを活用した地域課題の解決 三重県デジタル社会推進局 北出氏 (昼休憩) 13:00-14:00 住まいからみた志摩市他の居住環境 (志垣) 14:00-16:00 間崎島への生活支援 志摩市社会福祉協議会 天白氏 16:00-17:00 グループワーク(志垣) (適宜休憩有) □本講義② #シームレスな介護・医療連携 #生きがい #高齢化を恐れない地域作り 8月20日(土)10時30分-16時30分(4.5H) 10:30-12:30 尾鷲市須賀利地域 漁村集落の見学 (昼休憩) 14:00-16:30 フィールドワーク 谷口先生(紀南医師会会長) (適宜休憩有) 8月21日(日)10時00分-12時00分(2H) 10:00-12:00 フィールドワーク 森本先生(紀宝町立相野谷診療所) □本講義③ #救急医療、 #ドクターヘリ、 #災害医療 8月27日(土) 13時00分-17時00分(4H) 13:00-14:00 志摩市消防本部 藤谷氏 14:00-15:00 津市消防本部 富田氏 15:00-17:00 三重県 救急医療 三重大学医学部附属病院救命救急センター 教授 今井先生 (適宜休憩有) 《注意》:現時点での学習内容となり、実際の授業実施に際しては変更の可能性もある。 |
事前・事後学修の内容 | □事前学習回 6月18日(土) 12時30分~17時00分(4.5H) 12:30-13:00ガイダンス 13:00-14:00 暮らしの保健室 マギーズ東京 秋山氏 14:00-15:00 三重県の医療・健康・福祉 鈴鹿医療科学大学 河尻先生 15:00-16:30 魅せるプレゼン、起業による地方創生・地域振興 株式会社エックスラボ 藤氏 16:30-17:00 個人ワーク (志垣) (適宜休憩有) □事後学習回 9月2日(金) 13-16時(3H) 13:00-16:00 ・グループワーク (志垣他) -最終課題提出 (適宜休憩有) ○事後レポート(9月末まで) |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |