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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 他高等教育機関との相互開放科目になります |
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授業科目名 | 現代社会理解実践 | |
げんだいしゃかいりかいじっせん | ||
Understanding Modern Society Practicum | ||
授業テーマ | 次世代産業実践 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-MOSS1211-001
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開放科目 | 開放科目
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分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
後期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 鈴鹿工業高等専門学校イノベーション交流プラザ | |
担当教員 | 代表者:志垣智子(三重大学) ゲストスピーカー:黒田大介(鈴鹿工業高等専門学校)、雲井純(三重大学地域活性化推進コーディネーター) |
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SHIGAKI Tomoko KURODA Daisuke, KUMOI Jun |
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shigaki.tomoko@dhier.mie-u.ac.jp | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 三重県は、東海圏を代表する日本でも有数のものづくり拠点であり、戦前は製糸・紡績業、戦後は石油化学コンビナートや輸送用機械工業に代表される重化学工業へと主要産業が変化してきた。近年では自動車、航空機や電気機械などの加工組立型産業に加えて液晶や半導体に代表される先端技術型産業が活発化している。本県製造品出荷額では、輸送用機械器具製造業、電子部品・デバイス製造業、化学工業の3分野が50%以上を占める主要産業である。また、中部圏という規模でみれば、日本の航空宇宙産業の約50%が中部圏の企業により支えられている。 本講座では、本県の産業を工業分野で牽引できる三重創生ファンタジスタとして備えるべき発想力と実践力をPBL形式で学ぶ。 |
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学修の目的 | 本科目においては、航空宇宙産業を中心とした次世代産業の現状を学び、地域資源と結び付ける考え方を理解するための体系的なカリキュラムを用意している。現地学習型のフィールドワークによって地域課題を主体的に考え、グループワークにおいて専門性の異なる他者と議論し、地域の社会人に対してインタビューを行なうといった一連のプロセスによって、地域イノベーションを実践する人材育成を目指す。 |
学修の到達目標 | 三重県における社会的事象(次世代産業、ものづくり産業など)を深く理解し、関連する諸分野の知識を統合し、理想的な地域の有り様を探究する。本科目の特徴は合宿型(2泊3日)であり、3〜5人のグループワークを通して地域課題(「次世代産業」)を発見し、それについて深い分析・考察を加え、その成果を効果的に表現する事で、自らの考えを社会に還元する素養を修得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業への積極的な参加40%、成果発表30%、レポート30% |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | ・受講前後において理解度評価方法(ルーブリック)を実施する ・授業改善アンケートを実施する |
教科書 | なし |
参考書 | 必要に応じて参考文献を紹介する |
オフィスアワー | 事前に連絡をすること |
受講要件 | 学生教育研究災害傷害保険(学研災・学研賠)には必ず加入すること |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 現代社会理解特殊講義(授業テーマ:三重の産業)、日本理解特殊講義(授業テーマ:三重の歴史と文化)、三重学(授業テーマ:食と観光実践)、現代社会理解実践(授業テーマ:次世代産業実践) |
その他 |
・費用負担あり(交通費等 2000円程度、但し食事代は除く) ・履修確定前に面談を実施 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 学外研修、討論、口頭発表 |
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Key Word(s) | Study Camp, Oral Discussion, Verbal Presentation |
学修内容 | 現地学習(宿泊無) 2023年2月15(水),16(木),17(金) @鈴鹿工業高等専門学校イノベーション交流プラザ 【1日目(座学+グループワーク)】 10:30:鈴鹿高専集合(男子学生は、イノベーション交流プラザにて宿泊予定) 11:00〜12:00:講義1「航空機の歴史概論」(雲井) 13:00〜14:00:講義2 「産業としての航空宇宙」(雲井) 14:00~15:00:講義3 「航空宇宙分野における材料技術」(黒田) 15:00〜17:00:航空力学の基礎・ラピッドプロトタイピングの説明・ワークショップの説明 18:00〜20:00:次世代産業創出のためのワークショップ(黒田) 【2日目(見学+実験)】 9:00:白子駅ロータリーに集合(女子学生と合流)・移動 10:00〜12:00:事例見学1(大起産業㈱木曽岬工場) 12:30〜:昼食・移動【公用車(バス)】 14:30~17:00:実験① 製作物の飛行試験とデータ収集 @鈴鹿高専体育館 18:00〜20:00:ワークショップ(製作物の飛行試験データの分析と構造変更)(黒田) 【3日目(座学+発表@鈴鹿工業高等専門学校イノベーション交流プラザ 9:30:イノベーション交流プラザ地域交流推進室に集合 9:30〜11:30:講演「日本のロケット開発を支えた現場からのメッセージ」 12:30〜15:30:グループ発表準備(黒田) 15:30~17:30:グループ発表・ディスカッション・まとめと振り返り(黒田) 18:00: 解散 《注意》:現時点での学習内容となり、実際の授業実施に際しては受入れ先と調整の上、 変更の可能性もある。例えば、スペースジェットの開発動向も踏まえて、ドローンを利用した 離島インフラ支援あるいはメタン発酵によるエゾウコギの栽培などの三重県の新たな産業(次世代産業)の構築に係るテーマとする。また、ドローンの高度利用について研究するため、自動飛行プログラムの作成、撮影した画像データーの解析等についても実習することを目指す。 |
事前・事後学修の内容 | 事前 1月中旬 オリエンテーション グループ分けと事前学習(鈴鹿高専、座学、自主調査学習(学内:文献、Web)) ・ 「三重県の主要産業の課題と展望」というテーマで、A4レポート1枚にまとめ、 合宿の2週間前に提出する。※参考資料 ・提出されたレポートの内容を踏まえて、PBL学習の内容などを変更する場合がある。 事後レポート(事後学習) ・「本授業の履修を通して得られたもの」というテーマでA4レポート1枚を提出。※事後指導も実施。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |