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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・現代科学理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次 |
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授業科目名 | 生物学 | |
せいぶつがく | ||
Biology | ||
授業テーマ | 英語で読む鯨類学入門 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-BIOL1311-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 未定 | |
担当教員 | 吉岡 基(生物資源学部) | |
YOSHIOKA, Motoi | ||
実務経験のある教員 | 国立科学博物館,関係研究機関において,鯨類に関する研究活動に3年間携わっており,水産庁,外務省関連の国際会議(科学委員会等)への文書の提出,会議への参加実績がある. | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 哺乳類の中で,一部の動物たちは海を生活の場所とするようになった.クジラやイルカ(鯨類)はその代表格であり,多くの水族館でも飼育され,マスコミで取り上げられることも多く,興味・関心を持つ者も多い.一方,日本は,調査捕鯨やイルカ漁業が国際的な批判を受けてきた中.2019年商業捕鯨を再開した.本授業では、鯨類の生物学について,単に日本語での講義ではなく,英文の入門書の一部を教材として利用し,それを受講者で輪読するアクティブラーニングの要素を取り込んだ方式での講義を行う.また,授業終了時の成果物として最終的に一冊の和訳集にまとめあげる. |
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学修の目的 | ヒトをはじめとする陸生哺乳類とは異なった生活をするクジラやイルカという大型海生哺乳類の生物学について,基礎知識を身につける. 生物学に限らない,”クジラ”を取り巻く国際的な問題に対し,自分の意見を言えるための知識を身につける. 今後,研究対象を問わず,自然科学分野を目指す者にあっては,クジラやイルカの入門生物学を学びながら,科学英語がどのようなものかを理解する. 専門用語がどのようなものかを理解する. 訳文の作成と提出を通して,文書の書き方を理解する. |
学修の到達目標 | 鯨類の生物学には,どのような分野があるかを説明できる. 辞書等を用いた科学英語の学習と読解ができる. 「クジラ」を取り巻く社会,国際問題に対し,学んだ生物学的知識をもとに自分の意見が言える. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎回提出を求める課題40%,期末試験60%,計100%(合計が60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 平成30年度新規開講科目であり,令和2年度までの3年間,受講人数は少数(10名弱)ではあったが,アンケート結果は初年度は全員最高点(5点),2~3年度目も4.7~4.9点であり,現在の方法を基本的に踏襲する. |
教科書 | 講義時に資料を配付し,それをもとに授業を進める. 教科書は使用しない. |
参考書 | Whales; Their Biology and Behavior (P. Hammond et al., Comstock Pub Assoc, 2017) Encyclopedia of Marine Mammals (3rd edtion) (Academic Press, 2017) 鯨類海産哺乳類学(第三版)(生物研究社,2016) |
オフィスアワー | 毎週水曜日 12:10-12:50 場所 生物資源学部校舎612室 |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | なし |
発展科目 | 海生哺乳動物学(生物資源学部・海洋生物資源学科・3年次選択科目) 海生哺乳動物学実習(生物資源学部・海洋生物資源学科・3年次選択科目) |
その他 | 授業の形態の関係上,受講人数は40名を限度とする.20名程度がのぞましい. |
MoodleのコースURL |
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キーワード | クジラ,イルカ,鯨類,海生哺乳類,形態,生態,捕鯨,イルカ漁業,科学英語,専門用語 |
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Key Word(s) | whales, dolphins, cetaceans, marine mammals, morphology, ecology, whaling, fishery, science english, technical terms |
学修内容 | 配付した英文テキストの輪読と関連する事項の解説を内容として,以下のとおり行う. 第1回: ガイダンス(授業の趣旨,進め方,評価等についての説明),「鯨類学とは?」の概説,課題1の提出 第2回:哺乳類とは? 輪読と解説,課題2の提出 第3回:海生哺乳類とは? 前回訳文の確認,輪読と解説,課題3の提出 第4回:海生哺乳類の種類 前回訳文の確認,輪読と解説,課題4の提出 第5回:海生哺乳類の水中適応 前回訳文の確認,輪読と解説,課題5の提出 第6回:鯨類の種類 前回訳文の確認,輪読と解説,課題6の提出 第7回:鯨類の生態(分布や回遊) 前回訳文の確認,輪読と解説,課題7の提出 第8回:鯨類の生態(行動や鳴音) 前回訳文の確認,輪読と解説,課題8の提出 第9回:鯨類の生態(社会や繁殖) 前回訳文の確認,輪読と解説,課題9の提出 第10回:ジュゴンやマナティの仲間(海牛類) 前回訳文の確認,輪読と解説,課題10の提出 第11回:アシカやアザラシの仲間(鰭脚類) 前回訳文の確認,輪読と解説,課題11の提出 第12回:ラッコ 前回訳文の確認,輪読と解説,課題12の提出 第13回:ホッキョクグマ 前回訳文の確認,輪読と解説,課題13の提出 第14回:海生哺乳類と人間活動 前回訳文の確認,輪読と解説,課題14の提出 第15回:専門用語のまとめ 前回訳文の確認,輪読と解説,課題15の提出 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | ●毎回の講義は,英文テキスト(事前に配付する)の輪読を基本とするため,講義に臨むにあたり,事前学修として,単なる和訳のみならず,英単語の発音,専門用語の和訳を調べるなど,十分な予習が必須である. ●講義には,指定された期日までに講義で理解した訳文をまとめて教員に提出し,翌週の講義の中で校閲を受ける.そして,校閲後の修正を再度,担当教員に提出する.このサイクルを繰り返し,最終的にひとつの訳文集としてまとめる. |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |