三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・グローカル資源利用学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 グローカル資源利用学チュートリアル
ぐろーかるしげんりようがくちゅーとりある
Glocal Resource Science Tutorial
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2335-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 水曜日 5, 6時限
学外調査が17~18時までかかる場合があるため、4コマ以降は他の授業を入れないこと
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 関谷信人(教授)
中島亨(准教授)

Nobuhito Sekiya
Toru Nakajima

実務経験のある教員 【関谷】青年海外協力隊の食用作物隊員としてザンビアの村落開発NGOに着任し、農業普及員として2年間勤務した。また、食用作物・稲作隊員としてタンザニアの農業研究所にも着任し、研究員として9か月間勤務した。その後、JICA技術協力専門家(陸稲栽培)としてタンザニアの農業省に着任し、約4年間に渡って農業技術普及制度の設計および運用に従事した。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この授業では,農林水産業の課題に対して解決策を提示するための方法論を学びます.この授業は,卒業研究の準備科目として位置付けられ,ここで得た知識や技術は3年次に開講される発展科目の社会調査演習で活用されます.前期では主に社会調査法の基礎を学び,生産者を対象とした現地調査を行います.後期には消費者を対象としたアンケート調査を実施し,収集したデータを統計解析し,既往研究と比較しながら調査結果の意味を理解します.また,調査結果の記述方法や口頭発表の方法も学びます.社会科学と自然科学の教員が授業を担当することで,文理融合的な視点で現地調査できるように支援します.
学修の目的 農林水産業従事者や行政担当者とのやり取りを通じて農林水産業の今日的課題を発見し,そこから自らの分析課題を提示した上で,データを収集・分析することを通じ,農林水産業の課題に対する解決策を提示できるようになることや,これらの一連の流れを体験し,卒業研究の前準備を行うことを目的とします.
学修の到達目標 上記の学修の目的を達成するため,以下の到達目標を設定します.
【知識】社会調査に関する基礎知識を習得し,農林水産業の生産者や行政担当者の取り組みおよび消費者の態度や行動を理解するとともに,課題発見からエビデンスを用いた解決策の提示までの一連の流れを理解できるようになる
【技能】適切な社会調査手法を用いて農林水産業における今日的課題を自ら発見できるようになるとともに,消費者を主な対象とするアンケート調査を計画,設計,実施してデータを収集し,基礎的な推測統計学の手法を用いてデータ分析を行い,分析結果を適切に解釈し,調査・分析内容を論理的な文章で表現し,効果的に口頭発表できるようになる
【態度】社会における課題を発見し解決する姿勢を習得するとともに,調査対象者に対して適切にアプローチを行い,グループワークでリーダーシップを発揮したり協調行動をとることができるようになる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席10%,授業態度10%,課題取組25%,課題発表25%,報告書15%,成果発表15%,計100%(合計60%以上で合格)
【知識】上記知識の習得について,取り組んだ課題に関する発表(15%),報告書作成(10%),報告会での成果発表(10%)で評価.
【技能】上記技能の習得について,課題への取り組み(15%)と取り組んだ課題に関する発表(10%),報告書作成(5%),報告会での成果発表(5%)で評価.
【態度】上記態度の習得について,出席(10%),授業態度(10%),課題への取り組み(10%)で評価.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
インターンシップ
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業アンケートの結果をもとに改善する
教科書 なし
参考書 適宜紹介する
オフィスアワー 随時.事前にメールで連絡すること.
受講要件 初回から毎回パソコンを持参すること.
予め履修が望ましい科目 資源植物学(同時並行)
農業経済学(同時並行)
発展科目 社会調査演習
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
*インターンシップ要素を含む科目(2019年入学生から適用)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 社会調査基礎,統計解析基礎,グループワーク,討論,報告
Key Word(s) Basics of social survey, Basics of statistical analysis, Group work, Debate, Reporting
学修内容 【前期】
第1回:オリエンテーション
第2回:生産者調査法1
第3回:生産者調査法2
第4回:生産者調査票作成1
第5回:生産者調査票作成2
第6回:生産者①調査
第7回:生産者②調査
第8回:生産者③調査
第9回:生産者④調査
第10回:生産者⑤調査
第11回:生産者調査分析1
第12回:生産者調査分析2
第13回:生産者調査報告資料作成1
第14回:生産者調査報告資料作成2
第15回:生産者調査報告会
【後期】
第16回:オリエンテーション
第17回:消費者調査票作成1
第18回:消費者調査票作成2
第19回:消費者調査票作成3
第20回:消費者調査票作成4
第21回:消費者調査票作成5
第22回:消費者調査票作成6
第23回:データ入力
第24回:統計解析1
第25回:統計解析2
第26回:統計分析報告会資料作成1
第27回:統計分析報告会資料作成2
第28回:統計分析報告会資料作成3
第29回:統計分析報告会資料作成4
第30回:統計分析報告会
事前・事後学修の内容 【前期】
第1回:事前学習(2時間):オリエンテーション資料熟読
    事後学習(2時間):生産者調査法資料熟読
第2回:事前学習(2時間):生産者調査法資料熟読
    事後学習(2時間):生産者調査法資料復習
第3回:事前学習(2時間):生産者調査法資料熟読
    事後学習(2時間):生産者調査票作成
第4回:事前学習(2時間):生産者調査票作成
    事後学習(2時間):生産者調査票作成
第5回:事前学習(2時間):生産者調査票作成
    事後学習(2時間):生産者①情報復習
第6回:事前学習(2時間):生産者①情報復習
    事後学習(2時間):生産者②情報復習
第7回:事前学習(2時間):生産者②情報復習
    事後学習(2時間):生産者③情報復習
第8回:事前学習(2時間):生産者③情報復習
    事後学習(2時間):生産者④情報復習
第9回:事前学習(2時間):生産者④情報復習
    事後学習(2時間):生産者⑤情報復習
第10回:事前学習(2時間):生産者⑤情報復習
    事後学習(2時間):生産者①~⑤情報復習
第11回:事前学習(2時間):生産者調査分析
    事後学習(2時間):生産者調査分析
第12回:事前学習(2時間):生産者調査分析
    事後学習(2時間):生産者調査分析
第13回:事前学習(2時間):生産者調査報告資料作成
    事後学習(2時間):生産者調査報告資料作成
第14回:事前学習(2時間):生産者調査報告資料作成
    事後学習(2時間):生産者調査報告資料作成
第15回:事前学習(2時間):生産者調査報告資料作成
    事後学習(2時間):生産者調査報告復習
【後期】
第16回:事前学習(2時間):オリエンテーション熟読
    事後学習(2時間):消費者調査票作成
第17回:事前学習(2時間):消費者調査票作成
    事後学習(2時間):消費者調査票作成
第18回:事前学習(2時間):消費者調査票作成
    事後学習(2時間):消費者調査票作成
第19回:事前学習(2時間):消費者調査票作成
    事後学習(2時間):消費者調査票作成
第20回:事前学習(2時間):消費者調査票作成
    事後学習(2時間):消費者調査票作成
第21回:事前学習(2時間):消費者調査票作成
    事後学習(2時間):消費者調査票作成
第22回:事前学習(2時間):消費者調査票作成
    事後学習(2時間):データ入力
第23回:事前学習(2時間):データ入力
    事後学習(2時間):データ入力
第24回:事前学習(2時間):統計解析
    事後学習(2時間):統計解析
第25回:事前学習(2時間):統計解析
    事後学習(2時間):統計解析
第26回:事前学習(2時間):統計分析報告会資料作成
    事後学習(2時間):統計分析報告会資料作成
第27回:事前学習(2時間):統計分析報告会資料作成
    事後学習(2時間):統計分析報告会資料作成
第28回:事前学習(2時間):統計分析報告会資料作成
    事後学習(2時間):統計分析報告会資料作成
第29回:事前学習(2時間):統計分析報告会資料作成
    事後学習(2時間):統計分析報告会資料作成
第30回:統計分析報告会
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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