三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・地球環境学教育コース
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
・共生環境学科は「選択科目」として受講可。
・資源循環学科は「自由科目」として受講可。
・生命化学学科と海洋学科は「その他の科目」として受講可。
選択・必修 選択
地球環境学教育コース推奨科目
授業科目名 自然環境リテラシー学
しぜんかんきょうりてらしーがく
Natural Environmental Literacy
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3145-001
開放科目 開放科目    
  他学部の学生の受講可, 他学科の学生の受講可
・全学年、全学科より受講可
・全学部より受講可(この場合、「特別聴講生」扱い)
・高等教育コンソーシアムみえとしての単位互換科目(三重県内14の高等教育機関より受講可)とする。この場合、特別聴講生扱い
開講学期

通年

前期1泊2日×3回、後期1泊2日×3回程度の事前事後講習
夏休み期間中などに合宿形式の実習を実施.開講時期は変更の可能性があるので掲示などを確認のこと.FSC実習と日程が重なった場合は,中1日に限り,FSC実習へ参加するなどの措置は可能(要相談)
実習後、企画・展示など一般向けの発表の機会あり

開講時間
60時間。年数回の少人数実習
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 学外で,実習形式で実施.掲示などを確認のこと.尾鷲市・紀北町・南伊勢町・大台町・多気町などを予定

担当教員 坂本竜彦・飯島慈裕(共生環境学科・地球環境学講座)・松尾奈緒子(資源循環学科・森林資源環境学講座)
山本康介(地域拠点サテライト・東紀州サテライト)

Tatsuhiko SAKAMOTO, Yoshihiro IIJIMA、Naoko MATSUO, Kosuke YAMAMOTO

tats@bio.mie-u.ac.jp, 059-231-9939

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・「自然環境リテラシー」とは「豊かな自然環境を総合的に理解する能力」,「自然環境に関する知識、教養を得て、それを活用する能力」,「自然環境が私達に与える影響を理解し、私達が自然環境に与える影響を理解する能力」「三重の自然環境や資源について広い知識を活用して,国内外の訪問者に,魅力の発信,環境を楽しみ,守り,持続的に保護していく,責任のある行動をとれる能力」のことである。
(注)リテラシーとは「読み書きの能力、識字能力、読み解き活用する能力」のことである.
学修の目的 受講者が、「豊かな自然環境を総合的に理解する能力」,「自然環境に関する知識、教養を得て、それを活用する能力」,「自然環境が私達に与える影響を理解し、私達が自然環境に与える影響を理解する能力」などを得て、「三重の自然環境や資源について広い知識を活用して,国内外の訪問者に,魅力の発信,環境を楽しみ,守り,持続的に保護していく,責任のある行動をとる」ことができるようになる。
学修の到達目標 受講者が、自然環境リテラシーを身につけた「自然環境リーダー」(三重地方創生ファンタジスタの一つ,とする)となるための理論と実践を体験的に学ぶこと。この目標を達成するために「集中講義+アウトドア実習」を行い,三重の自然環境を体験・体験するとともに,三重県の自然環境に関する広範な知識を得る.また,三重の自然環境リーダーとして備えるべき実践的資質・能力(教育技能、コミュニケーション技能,サバイバル技能など)の基礎を体感・習得する。

・環境ガイド資格認定(日本カヌー連盟のジュニア資格,日本セーフティーカヌーイング協会のBasic)が可能(有料)
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○(1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 ①実習に先立つプレ実習(ガイダンス等)への参加,②実習期間中のログブックの提出,③実習レポートの提出,④実習後に,三重県総合博物館などで行う企画展示での発表(口頭,ポスター),などへの参加で総合的に判断します.
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書 ・「シーカヤック教書」内田正洋著,海文堂出版
・「カヌースポーツ基礎―環境教育としてのカヌー 」日本レクレーショナルカヌー協会 (編),海文堂出版
・「シーカヤッキング〜長距離カヤック航海の世界」ジョン・ダウド著,山と渓谷社
・「山のリスクと向き合うために」村越真・長岡健一著,東京新聞
オフィスアワー
受講要件 ・全日程参加が前提(一部参加は認めない)
・フィールド実習のため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること
予め履修が望ましい科目
発展科目 地球システム進化学(坂本),地球環境リモートセンシング(飯島)(2年前期)
未来地球システム学(坂本),地形学(飯島)(2年後期)
フューチャー・アース学(飯島)(3年後期)
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 自然環境リテラシー
Key Word(s) Literacy for natural environment
学修内容 ・実習
「ライフジャケットの付け方」
「装備について」
「パドリング基本」
「熱中症と低体温症・危険な生物とその対処」
「カヤックの基本」
「セルフレスキュー・グループレスキュー」
「ツーリングの基本と応用」
事前・事後学修の内容 ・事前実習
「自然環境リテラシーとは?」
「野外における安全管理・リスク管理・危機管理」
「天気・海気の読み方・行動判断の基本」
「海とリスクマネジメント・緊急対応法・レスキュー実践論」
「山とリスクマネジメント・緊急対応法・レスキュー実践論」

・事後
「自然体験プログラム開発」
「事前環境人材育成プログラム」
「人々に伝える〜実践」
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

Copyright (c) Mie University