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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目(地球環境コース)、選択推奨科目(農業土木コース) |
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授業科目名 | 地形学 | |
ちけいがく | ||
Geomorphology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3341-013
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 後期 |
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開講時間 |
月曜日 3, 4時限 後期、月曜日 3,4時限 生物資源学部で配布する、授業時間割(用紙)にて確認すること。 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部2階220号室 (受講人数により、教室が変更になる場合があります、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 飯島 慈裕(生物資源学部共生環境学科) | |
IIJIMA Yoshihiro | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 日本で主に見られる地形を対象に、グローバルな観点から、スケールの異なる地形の形成過程を学び、地球の被覆状況を概観できるようになること、人間の活動領域の地形環境を学び、身に着けることができるようになる。また、防災・災害軽減計画などを視野にいれて地域計画を考える基礎として水害地形分類図から「多様な場」の地形的な意味を考えて、温暖化と寒冷化の繰り返しの中で地形環境がどのような関係におかれたのかについて理解できるようになる。 (DP、CPとの関係)この講義は、三重大学の目標の「感じる力」と「考える力」を身につけます。また、生物資源学部のDP(3)科学的論理的思考の習得を目指します。また、地形学の知識を用いた地域の特性を把握する技術や能力の習得も目指します。 |
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学修の目的 | 日本に限らず、世界の地形形成プロセスについて概要を説明し、グローバルな意味での地形環境を理解できるようになることを目的とする。さらに、人間の活動領域としての地形環境を学ぶことによって知的に得られる防災計画論、災害軽減策などについても視野にいれて、河川の流域管理計画を考え、地球環境が適切に持続できるための基礎的な知識を養うことが次の目的である。 |
学修の到達目標 | 地形学を通じて、地球や日本の自然景観の成り立ちに関する知識が向上するとともに、地形学の解析手法の基礎的能力を身につけることができます。そのため、以下の学習到達目標を設定します。 (知識)地図情報から適切に地形を読み取り、それらの地形の分布に関する成因や特徴について理解する。)これらによって、地形の形成過程と現在の自然景観との関係について説明できる能力を身につけることができます。 (態度)毎回の講義の課題をとりまとめ、講義開始時の解説と照らし合わせて理解することで、地形学の内容を深めることができます。 (技能)人間の活動領域としての地形被覆を考えて、防災。災害軽減にむけて地形場を基礎として災害予測、災害ゾーニングなどについて理解できるようになる。日本のみならず世界の地形環境について具体的な形状を説明できることができるようになる。長期自然環境変動とその応答を視野にいれて隆起保全・地域環境保全に配慮した計画論を立てる能力が養われる。これらの応用的な力を養うことがてきます。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業中の小テスト30%、レポート70% 計100%。 (知識)毎回の講義で実施する小レポートを通じて評価します。 (態度)毎回講義開始に行う小レポートの解説をうけて、そのフィードバックコメントで評価します(知識・態度と合わせて30%) (技能)講義全体を受けた後のまとめのレポート課題に対する内容と論理展開によって評価します(70%) 以上の評価基準をもとに、60%以上で単位が取得できます。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 受講生の理解を考え、話題のテンポをゆっくりとする。 |
教科書 | |
参考書 | 自然景観の謎(ロバート・ヤーハム、産調出版)、写真と図でみる地形学(貝塚他、東京大学出版会) |
オフィスアワー | 講義後13時まで:場所330号室:事前にメールまたは教官に問い合わせること。 |
受講要件 | 自発的に教科書を読み、積極的に多くのの書籍を情報を理解した上で受講しうること。 |
予め履修が望ましい科目 | 自然環境リテラシー学、地球環境リモートセンシング |
発展科目 | 地域環境デザイン学、フューチャー・アース学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 地形学、環境変動、地形分類、地形発達史、完新世 |
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Key Word(s) | geomorphology, environmental change, landform classification, landform evolution, Holocene, |
学修内容 | 1.ガイダンス(地形学とは?) 2.大地形と日本列島(プレートテクトニクス) 3.大地形と日本列島(弧-海溝系と変動地形) 4.火山のつくる地形(日本の火山) 5.火山のつくる地形(世界の火山) 6.断層・褶曲(地震と断層) 7.断層・褶曲(断層のつくる地形) 8.風化とマスウェスティング(風化と土砂の移動) 9.風化とマスウェスティング(土砂災害と地形) 10.河谷の形成(山地の河谷) 11.河谷の形成(段丘) 12.河谷の形成(低地) 13.ハザードマップと水害地形 14.寒冷地形(周氷河地形) 15.寒冷地形(氷河地形) 16.まとめのレポート |
事前・事後学修の内容 | 講義ごとに、Web上のシステムを利用した地形・地図作成とその説明に関する課題を課す。これらの作業とレポート作成に、講義の事前・事後の学習要素を含めるので、週4時間程度の学習時間を想定している。課題作成と合わせたより深い理解のために、授業の配布資料と講義内容をよく読み、理解することを習慣づける。合わせて配付資料や授業中に紹介する引用文献にも積極的に触れるようにする。各講義回に対応した事前・事後学習の内容については下記の通りである。 1.地形学とは何かを調べ、その特徴について考える。 2.プレートテクトニクスについて調べ、その内容を考える 3.弧-海溝系と変動地形について調べ、その内容を考える 4.日本の火山について調べ、その内容を考える 5.世界の火山について調べ、その内容を考える 6.地震と断層について調べ、その内容を考える 7.断層のつくる地形について調べ、その内容を考える 8.風化と土砂の移動について調べ、その内容を考える 9.土砂災害と地形について調べ、その内容を考える 10.山地の河谷形成過程について調べ、その内容を考える 11.段丘形成過程について調べ、その内容を考える 12.低地に発達する地形形成過程について調べ、その内容を考える 13.ハザードマップと水害地形ついて調べ、その内容を考える 14.周氷河地形について調べ、その内容を考える 15.氷河地形形成過程について調べ、その内容を考える 16.地形学全体の内容を振り返り、まとめのレポートを作成する。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |