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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 中世近世日本文学作品論特講 | |
ちゅうせいきんせいにほんぶんがくさくひんろんとっこう | ||
Special Lecture in Japanese Middle age and Early Modern Novels | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-CLTR4
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
夜間開講 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 吉丸 雄哉(人文学部) | |
YOSHIMARU, Katsuya | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 近世に編まれた軍記や兵学書(忍術書を含む)、すなわち近世軍書から文学性のある部分を読む。仮名草子や浮世草子のなかで軍記や兵学書の影響が強い話との比較を行う。近世軍書は『平家物語』や『太平記』などと比べて文学的な要素が薄いとされる。それでは、近世軍書が引用する話や仮名草子や浮世草子が記した軍事に関わる話はどのような性質を持っているのか。それを考察する。 |
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学修の目的 | 大前提として、近世軍書がどのようなものかを知らねばならない。『三河物語』『信長記』『太閤記』といった近世軍記を読んでその特徴を知るほか、『日本兵法全集』や『訓閲集』『軍法侍用集』『甲陽軍鑑』『万川集海』などを読み、その内容と特徴を熟知するようになる。 |
学修の到達目標 | 近世軍書や仮名草子や浮世草子に見られる話を分析して、その型や特徴を見いだす。また、話同士の影響関係や系統を明らかにする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業内のレポートや報告で7割。期末レポート3割。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 井上泰至『近世刊行軍書論』(笠間書院、2014)。 |
参考書 | 『全訳武経七書』1「孫子 呉子」3「司馬法 尉繚子 李衛公問対」3「六韜三略」。石岡久夫編『日本兵法全集』1-7。石岡久夫『日本兵法史』。中島篤巳編『完本 万川集海』。中島篤巳編『完本 忍秘伝』。『伽婢子』(新日本古典文学大系75)。『対訳西鶴全集』。 |
オフィスアワー | 木曜日の15:00~16:30。教養教育校舎2号館5階の研究室 |
受講要件 | 日本古典文法の知識。漢文法の知識。 |
予め履修が望ましい科目 | 近世文学史が学べる授業。 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13425 |
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キーワード | 日本文学 |
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Key Word(s) | Japanese Literature |
学修内容 | 一回 導入 近世軍書とはなにか 二回 『万川集海』 三回 『忍秘伝』『忍道梯楷論和漢忍利證語抄』 四回 『太平記秘伝理尽鈔』その1 五回 『太平記秘伝理尽鈔』その2 六回 『甲陽軍鑑』その1 七回 『甲陽軍鑑』その2 八回 『三河物語』 九回 『軍法侍用集』 十回 『伽婢子』 十一回 西鶴武家物 その1 十二回 西鶴武家物 その2 十三回 『信長記』『信長公記』 十四回 『太閤記』『絵本太閤記』 十五回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 毎回、すべての参加者は課題のテキストを読み、所定のレポートを作成してもらう。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |