三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の文学H
にほんのぶんがく えいち
Japanese Literature H
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-JAPA1
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 吉丸 雄哉(人文学部)

YOSHIMARU, Katsuya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 江戸時代の文芸のなかで俳諧、とりわけ連句(五・七・五の長句と七・七の短句を一定の規則に従って交互に付け連ねるもの)について学ぶ。過去の名句を解釈するほか、連句専用の俳諧歳時記を利用して参加者で連句を実際に巻いてみる。
学修の目的 俳諧歳時記『十七季』を用いて連句の代表的なルールである歌仙にもとづき連句の付句ができるようになる。
学修の到達目標 俳諧における連句の歴史的な知識や解釈の仕方を学ぶ。俳諧歳時記『十七季』を用いて実際に連衆を捌いて連句が巻けるようになれば万々歳である。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回の授業でMoodleに投稿してもらう作句や句の解釈で6割。期末レポートで4割。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 『連句・俳諧季語辞典 十七季 第二版』(三省堂、2007)
参考書 『俳句のための基礎用語事典』 (角川ソフィア文庫)。 東明雅『連句入門』(中公新書)。安東次男『連句入門』(講談社学術文庫)。浅沼璞『俳句・連句REMIX』(東京四季出版)。深沢眞二『連句の教室』(平凡社新書)。鈴木千惠子『杞憂に終わる連句入門』(文学通信)。辻原登他『歌仙はすごい-言葉がひらく「座」の世界』 (中公新書)。大谷雅夫『和漢聯句の楽しみ』(臨川書店)。『連句アニメーション 冬の日』(紀伊國屋書店)。
オフィスアワー 木曜日15:00~16:30。教養教育校舎2号館5階研究室。予約してください。
受講要件 日本古典文法の知識を有すること。
予め履修が望ましい科目 江戸時代史の授業
発展科目
その他 時代背景のため、現代の人権意識と照らし合わせて、差別的な表現を見る可能性があることを了解したうえで受講のこと。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13033
キーワード 近世文学
Key Word(s) Early modern Japanese literature
学修内容 一回 江戸の詩歌の概説
二回 近世俳諧史
三回 凡兆・芭蕉・去来「市中は歌仙」について
四回 半歌仙 発句と脇
第五回 第三と四句目
第六回 五句目(月の定座)と折端
第七回 初折の裏 恋句
第八回 初折の裏 月と花の定座 挙句
第九回 連句アニメーション 冬の日
第十回 英語俳句
第十一回 半歌仙 発句~四句目
第十二回 五句目~裏の三句目
第十三回 裏の四句目~八句目
第十四回 裏の九句目~挙句
第十五回 寺田寅彦と連句
事前・事後学修の内容 発句や付句など作句が宿題として出る。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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