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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 日本の文学H | |
にほんのぶんがく えいち | ||
Japanese Literature H | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-JAPA1
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 吉丸 雄哉(人文学部) | |
YOSHIMARU, Katsuya | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 江戸時代の文芸のなかで俳諧、とりわけ連句(五・七・五の長句と七・七の短句を一定の規則に従って交互に付け連ねるもの)について学ぶ。過去の名句を解釈するほか、連句専用の俳諧歳時記を利用して参加者で連句を実際に巻いてみる。 |
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学修の目的 | 俳諧歳時記『十七季』を用いて連句の代表的なルールである歌仙にもとづき連句の付句ができるようになる。 |
学修の到達目標 | 俳諧における連句の歴史的な知識や解釈の仕方を学ぶ。俳諧歳時記『十七季』を用いて実際に連衆を捌いて連句が巻けるようになれば万々歳である。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎回の授業でMoodleに投稿してもらう作句や句の解釈で6割。期末レポートで4割。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 『連句・俳諧季語辞典 十七季 第二版』(三省堂、2007) |
参考書 | 『俳句のための基礎用語事典』 (角川ソフィア文庫)。 東明雅『連句入門』(中公新書)。安東次男『連句入門』(講談社学術文庫)。浅沼璞『俳句・連句REMIX』(東京四季出版)。深沢眞二『連句の教室』(平凡社新書)。鈴木千惠子『杞憂に終わる連句入門』(文学通信)。辻原登他『歌仙はすごい-言葉がひらく「座」の世界』 (中公新書)。大谷雅夫『和漢聯句の楽しみ』(臨川書店)。『連句アニメーション 冬の日』(紀伊國屋書店)。 |
オフィスアワー | 木曜日15:00~16:30。教養教育校舎2号館5階研究室。予約してください。 |
受講要件 | 日本古典文法の知識を有すること。 |
予め履修が望ましい科目 | 江戸時代史の授業 |
発展科目 | |
その他 | 時代背景のため、現代の人権意識と照らし合わせて、差別的な表現を見る可能性があることを了解したうえで受講のこと。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13033 |
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キーワード | 近世文学 |
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Key Word(s) | Early modern Japanese literature |
学修内容 | 一回 江戸の詩歌の概説 二回 近世俳諧史 三回 凡兆・芭蕉・去来「市中は歌仙」について 四回 半歌仙 発句と脇 第五回 第三と四句目 第六回 五句目(月の定座)と折端 第七回 初折の裏 恋句 第八回 初折の裏 月と花の定座 挙句 第九回 連句アニメーション 冬の日 第十回 英語俳句 第十一回 半歌仙 発句~四句目 第十二回 五句目~裏の三句目 第十三回 裏の四句目~八句目 第十四回 裏の九句目~挙句 第十五回 寺田寅彦と連句 |
事前・事後学修の内容 | 発句や付句など作句が宿題として出る。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |