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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・農業土木学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 キットを使った演習形式で行うので,人数制限,コース制限を実施する場合があります。 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目(環境情報システム学教育コース、農業土木学教育コース) |
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授業科目名 | 農業情報ネットワーク | |
のうぎょうじょうほうねっとわーく | ||
Agricultural Information Network | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3245-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 230教室 | |
担当教員 | 伊藤 良栄(生物資源学部 共生環境学科) | |
ITO, Ryoei | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | (内容、背景、必要性など)IoT、クラウド、センサネットワークなど進歩発展が目まぐるしいICT(Information and Communication Technology)の農業への応用について学ぶ。ネットワークの基礎知識の習得から始めて、その発展として応用技術について学ぶ。 (育てたい資質や能力)演習や実習も交えてながら,自らの力で農業分野にICT導入ができるような能力を身につける。 (DP, CPとの関連)三重大学の目標である4つの力のうち「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」「生きる力」を身につけ、生物資源学部のDPである(2) 専門分野等に関する基本的な知識と技術、経験、(3) 科学的で論理的な思考力、計画的に問題の解決に取り組む力の修得を目指す。 三重県や地域に関わる内容)該当しない |
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学修の目的 | ・インターネットなどの情報ネットワークに関する知識を得る ・農業へのICT導入の困難さを理解できるようになる ・ICTの最新技術に関する知識を得る ・自分でセンサネットワークを構築できるようになる |
学修の到達目標 | この科目では,IoT、クラウド、センサネットワークなどICT(Information and Communication Technology)を農業に応用できるような能力を取得するために,以下の学習到達目標を設定する。 (知識) ・情報ネットワークの基礎であるOSI参照モデルについて理解する ・都市部と露地圃場の環境の違いが理解できるようになる ・ICTの最新技術に関する知識を得る (態度) 演習を通じて講義の内容を自分なりに理解し発展させることができるようになる。グループワークを通じて,アイディアの整理,簡単なシステム設計,コンセプトの発表ができるようになる。 (技能) ・自分でセンサネットワークを構築できるようになる ・簡単なプログラミングができるようになる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | グループワークの提案書(40%)、プレゼン(30%)、課題レポート(30%)。優:80%以上、良:70%以上80%未満、可:60%以上70%未満、不可:60%未満、一定回数以上欠席した場合,単位は認定されない。回数については講義内で口頭で説明する。 (知識)IoT、クラウド、センサネットワークなどICT(Information and Communication Technology)の基礎 (20%) (態度)演習を通じて講義の内容を自分なりに理解し,最終的にプレゼンができるようにグループワークを通じて,アイディアの整理,簡単なシステム設計,コンセプトの発表準備をする。 (技能)自分で簡単なIoT,センサネットワークを構築できる。 |
授業の方法 | 講義 実習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | Moodleを活用し、講義資料配布や学生からのフィードバックを行う。PCの操作や課題作成のヒントなどを動画で公開するので,事前事後学習に活用してほしい。 |
教科書 | IoT開発スタートブック ── ESP32でクラウドにつなげる電子工作をはじめよう!,下島 健彦著,技術評論社,ISBN:9784297107369[4297107368] |
参考書 | 情報ネットワークに関するテキストを1冊手元に用意しておくとよい。 |
オフィスアワー | 基本的に授業終了後。それ以外の時間は事前にメール(itou-r@bio.mie-u.ac.jp)等でスケジュールを調整すること。 |
受講要件 | データサイエンスI,データサイエンスII,環境解析基礎III(環境情報,農業土木対象) 授業にはノートパソコンを持参すること。 |
予め履修が望ましい科目 | 言語は問わないので,プログラミングに関する科目を履修しておくことが望ましい。 |
発展科目 | 卒業論文 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13883 |
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キーワード | 情報ネットワーク、ICT、TCP/IP、センサネットワーク |
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Key Word(s) | Information Network, Information and Communication Technology, TCP/IP, Sensor Network |
学修内容 | 第1回:ガイダンス:授業の進め方 第2回:農業分野におけるICT利活用:歴史と事例紹介 第3回:スマート農業 第4回:デジタル農業 第5回:電子回路の基本 第6回:開発環境の整備 第7回:センサを使った演習(その1):アナログとデジタル 第8回:センサを使った演習(その2):温度を測る 第9回:センサを使った演習(その3):湿度を測る 第10回:センサを使った演習(その4):WiFi経由でクラウドにデータを送る 第11回:グループワーク(その1):課題の説明 第12回:グループワーク(その2):アイディアの整理 第13回:グループワーク(その3):回路の設計 第14回:グループワーク(その4):回路の実験 第15回:グループワーク(その4):アイディアの発表 |
事前・事後学修の内容 | 第1回:事前:ノートパソコンの整備・確認(1時間) 事後:授業で用いるソフトウェアのダウンロードとインストール(1時間) 第2回:事前:農業分野におけるICT利活用に関する予習(1時間) 事後:農業分野におけるICT利活用の歴史と事例紹介に関する復習(1時間) 第3回:事前:スマート農業に関する予習(1時間) 事後:スマート農業に関する課題作成(2時間) 第4回:事前:デジタル農業に関する予習(1時間) 事後:デジタル農業に関する課題作成(2時間) 第5回:事前:教科書第2章前半(27ページから38ページ)を読み,電気回路の復習と理解(2時間) 事後:キットを使った演習(2時間) 第6回:事前:教科書第2章後半(39ページから49ページ)を読み,開発環境の準備をする(1時間) 事後:Lチカを実現する(3時間) 第7回:事前:教科書第3章(51ページから56ページ)を読み,アナログとデジタルの違いについて復習する(1時間) 事後:アナログとデジタルの違いに関する課題を提出する(3時間) 第8回:事前:教科書第3章(56ページから66ページ)を読み,アナログセンサの使い方を予習する(1時間) 事後:キットにアナログ温度センサを接続し,温度を計測する(3時間) 第9回:事前:教科書第3章(66ページから77ページ)を読み,デジタル通信の例について予習する(1時間) 事後:キットにデジタル温湿度センサを接続し,温湿度を計測する(3時間) 第10回:事前:WiFi,クラウドに関する予習(1時間) 事後:キットを使って計測したデータをクラウドサービスにデータ送信する(4時間) 第11回:事前:この講義で学んだ知識について復習する(2時間) 事後:グループワークの計画を立てる(1時間) 第12回:事前:各自で課題のアイディアに関する資料を用意する(2時間) 事後:グループで話し合い,アイディアをブラッシュアップする(2時間) 第13回:事前:回路に必要な部品をリストアップする(1時間) 事後:不足するものがないか検討する(3時間) 第14回:事前:回路を構築し,センサネットワークに関する予備実験を行う(2時間) 事後:設計した回路が設計書のとおりに動作区するか実験する(5時間) 第15回:事前:発表用のプレゼン資料を作成する(5時間) 事後:グループかんで相互評価を行う(1時間) |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:180分/回 |