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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・森林資源環境学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 隔年開講 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目(森林資源コース) |
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授業科目名 | 植物素材化学 | |
しょくぶつそざいかがく | ||
Chemistry of plant component | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-3241-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 野中 寛(生物資源学部) | |
NONAKA, Hiroshi | ||
実務経験のある教員 | 地球温暖化防止に向けたバイオマス利用に関する実務経験があり,本講義にも生かされている。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 木材は主としてセルロース,ヘミセルロース,リグニンからなる。微生物や昆虫による生物劣化もこれらの成分と深く関わっている。本授業では、木材腐朽菌やシロアリなどによる自然界における木材の分解について説明し、化学加工技術による木材の保護について概説する。一方,木材成分は石油代替有機資源として期待されている。植物素材を成分分離して利用する方法や可能性についても学習する。 |
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学修の目的 | 木材の自然界における分解と木材保護の原理,技術,木材成分の分離,利用に関して理解する。 |
学修の到達目標 | 木材の自然界における分解と木材保護の原理,技術,木材成分の分離,利用に関して基本的な知識を習得し,これからの木材保護のあり方や炭素の循環,森林資源のリサイクルに関して考える力を身につけることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験 80%,小テスト20% の予定 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 毎回の授業のはじめに,予習内容の確認小テストを行い,理解度を高めた後に講義を行う。 |
教科書 | 毎回プリントを配布する。教科書:"Environmental Impacts of Treated Wood" Edited by T.G. Townsend (CRC),木材科学講座4「化学」(海青社) |
参考書 | 木材科学講座12 保存・耐久性」屋我ら(海青社),「きのこと木材」高橋(築地書館),「木材利用の化学」今村ら(共立出版),「住まいとシロアリ」吉村ら(海青社),「法隆寺を支えた木」西岡ら(NHK),「木質の化学」(文永堂出版)など |
オフィスアワー | 随時受け付ける。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 森林化学 |
発展科目 | 樹木生理化学,植物材料化学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 森林資源,持続的循環,生分解,微生物,木材腐朽菌,きのこ,シロアリ,抽出成分,防腐剤,木材保護,木材保存,建築,住宅,セルロース,ヘミセルロース,リグニン,バイオリファイナリー,バイオエタノール,木材糖化 |
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Key Word(s) | Forest, Sustainability, Biodegradation, Microorganism, Wood rotting fungi, Termite, Extractive, Wood preservation, Wood preservative, Wooden architecture, Cellulose, Hemicellulose, Lignin, Biorefinery, Bioethanol, Wood saccharification |
学修内容 | 1. イントロダクション(木材保存の意味) 2. 木材の構造と構成成分 3. 木材劣化の種類と条件 4. 木材の耐朽性(木化と心材化) 5. 表面汚染と辺材変色 6. 木材腐朽菌としてのきのこ 7. 木材腐朽のメカニズム 8. 木材保存剤(防カビ剤、防腐剤、防虫剤)とその環境への負荷 9. 木材保存処理法 10. 木材と化石資源の違い 12. バイオマスリファイナリーの考え方 13. 木材の濃酸・希酸糖化法 14. 木材の酵素糖化法 15. 試験による理解度確認 16. 総括 |
事前・事後学修の内容 | ・授業の復習:授業ノートやプリントの見直し,教科書や参考書を再読(各回1時間×15=15時間) ・次回授業の予習:配布する英語テキストを授業前によく読んで理解してくる。(各回2時間×15=30時間) ・試験後の総復習:15時間 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:180分/回 |