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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 医学部看護学科 ・母子看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 統合実習Ⅱ(小児看護学領域)
とうごうじっしゅうに(しょうにかんごがくりょういき)
Clinical Practice in Integrated NursingⅡ(Pediatric Nursing)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-NURS-4502-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期後半

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 三重大学医学部附属病院 国立病院機構三重病院

担当教員 ○松岡真里(医学系研究科看護学専攻),村端真由美(医学系研究科看護学専攻),大北真弓(医学系研究科看護学専攻)

MATSUOKA Mari, MURABATA Mayumi, OKITA Mayumi

実務経験のある教員 松岡真里:看護師として小児看護の実務経験があり、統合実習Ⅱ(小児看護学領域)で教授する内容の知識・技術を有している。
村端真由美:看護師として小児看護の実務経験があり、統合実習Ⅱ(小児看護学領域)で教授する内容の知識・技術を有している。
大北真弓:看護師として小児看護の実務経験があり、統合実習Ⅱ(小児看護学領域)で教授する内容の知識・技術を有している。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 組織における看護職の役割を理解するとともに、多職種のチーム医療の重要性や保健・医療・福祉チームとの協働・連携から、患者のQOLを援助する基本的能力を養う。
学修の目的 1. 疾病や障がいをもつ小児の日常生活および成長発達の特徴をふまえて患児および家族への看護実践を通して、組織における看護職の役割を理解するとともに、多職種とのチーム医療の重要性や保健・医療・福祉チームとの協働・連携から、患者のQOLを援助する基本的能力を養う。
学修の到達目標 1. 小児とその家族への適切な看護が実践できる。
1) 患児の特徴や患児および家族の状況に応じた援助が実践できる
2) 患児の疾患や障がいの特徴について説明でき、状態の変化に応じた安全で適切な援助が実践できる。
3) 複数受け持ちを行い、2名の患児のスケジュールにあわせた援助の調整ができる。
2. 夜間帯の看護の実際や病棟管理業務について理解し、必要な看護の役割を学ぶ。
1) 夜間帯の小児や家族への看護や看護師の役割について説明できる。
2) 病棟管理業務や看護師長の役割について説明できる。
3. 組織における一員として、看護師の活動および役割を学ぶ。
1) 看護職間での連携、リーダーシップ、メンバーシップについて説明できる。
2) 看護チームとして、看護師や他の学生と調整や協力をしながら看護が実践できる。
4. 保健福祉行政の実際と保健医療チームの一員としての看護の役割を知る。
1) 適用されている保健福祉制度について説明できる。
2) 保健医療チームの連携と看護の役割について説明できる。
3) 保健医療チームの一員として行動できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

「感じる力」=25%,「考える力」=25%,「生きる力」=25%,「コミュニケーション力」=25%

成績評価方法と基準 出席時間数が実習時間数の3分の2に満たない場合、原則として評価を受けることができない。
実習内容60%、実習記録40%とし、評価項目に沿って評価する。
評価は10点満点(評価表100点)とし、6点(評価表60点)以上を合格とする。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 適宜、実習場面で関わり助言する。また、個人面談をしながら、個人的な実習課題についても相談・指導する。
教科書 小林京子、高橋孝雄:新体系看護学全書 小児看護学① 小児看護学概論/小児保健、メヂカルフレンド社
小林京子、高橋孝雄:新体系看護学全書 小児看護学② 健康障害をもつ小児の看護 、メヂカルフレンド社
参考書
オフィスアワー 特に定めませんので、事前にアポイントをとって、お越しください。
受講要件 各領域別実習を履修済みであること
予め履修が望ましい科目 それまでに開講しているすべての必修科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13382
キーワード 臨地実習,小児看護,小児病棟,NICU
Key Word(s) Nursing practice, Pediatric nursing, Pediatric ward, NICU
学修内容 実習内容
1.4日間、1名の患児の看護過程を展開する。その内2日間は、学生はペアとなり、ペアの学生の受持ち患児のケアに参加する。
2.1日は、夜間帯(小児病棟;15:30~21:00、NICU;16:00~21:00、三重病院;13:00~19:30、休憩時間は各場所で異なる)の見学実習を実施する。実習を通し、日中とは異なる患児・家族の様子や看護の実際、日勤看護師と夜勤看護師の連携、少人数の勤務者による夜間帯の看護の実際について学ぶ。
3.1日は、病棟管理見学実習を実施する。病棟師長業務(午前)、リーダー看護師業務(午後)の見学実習を行い、看護体制・方針・提供方式、多職種連携、看護師長およびリーダー看護師の役割等を学ぶ。
4.1日は、デイナースのシャドーイングを行い、リーダー看護師との連携の実際、デイナースの役割、パートナーシップやチームナーシングの実際等について学ぶ。
5.三重病院での見学実習を通して、急性期・慢性期疾患をもつ小児の医療・看護の実際を学ぶ。
6.病棟カンファレンスに参加し、患者を取り巻く保健福祉行政の実際と保健医療チームの一員としての看護の役割を学ぶ。

実習場所
三重大学医学部附属病院小児病棟・周産母子センターNICU、国立病院機構三重病院小児病棟の2施設・3病棟のうち、学生が希望する1ヵ所を選択して2週間実習する。

実習日程
病棟実習:2022年6月28日(火)~7月7日(木)
小児医療施設見学実習:2022年6月27日(月)
学内での実習のまとめ発表会:7月22日(金)

施設別実習受け入れ可能人数
三重大学医学部附属病院 小児病棟 2~3名程度、周産母子センターNICU 2~3名
国立病院機構三重病院 小児病棟 2~3名
事前・事後学修の内容 事前学習は、以下のものについて課題学習する。提出期日は事前に指定する。

1. 疾病や障がいをもつ小児への看護の特徴
2. 子どもの病気と看護
1) 受け持ち患児の診断名
2) 病態・症状・障がいの内容
3) 検査
4) 治療
5) 看護
3. 疾病や障がいをもつ家族の特徴と看護
4. NICU入院適応の患児の看護の特徴
5. 子どもの病気と看護
1) 受け持ち患児の診断名
2) 病態・症状
3) 障害の内容
4) 治療
5) 看護
6. NICUに入院する子どもをもつ家族の特徴と看護
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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