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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・農業生物学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目(農業コース) |
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授業科目名 | 動物機能学 | |
どうぶつきのうがく | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-3141-008
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 松井宏樹(生物資源学部) 伴智美(生物資源学部) |
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Hiroki Matsui, Tomomi Ban | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | この講義では「消化管微生物」「動物生理」の大きな二つの単元に分かれています。 動物の栄養素を得るための消化には消化器官、消化酵素、ホルモン、消化管微生物など様々なものが関与しますが、特に消化管微生物に注目してお話しします。また、生体の機能や生物の体の働きを理解してもらうために、動物に関する生理学、特に内分泌、繁殖、脂肪組織に注目してお話しします。この講義は生物資源学部のディプロマポリシーである科学的で論理的な思考を修得することを目指します。 |
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学修の目的 | 動物(反芻動物、単胃動物)の栄養や生理を理解し、動物の生理機能や消化管微生物についての基礎知識を習得することを目的とする。 |
学修の到達目標 | (知識) 動物の栄養消化にかかわる消化管微生物について理解し、説明することができる。 動物の生産に関係する免疫、内分泌、繁殖などの生理機構について理解し、説明することが出来る。 (態度) 講義の内容について、資料を読んで事前に学習し、わからないことをノートに書きだす。講義後にその内容についてまだ理解できない点に関しては積極的に教員とコミュニケーションをとって質問し、理解できるようにする。 (技能) 事前に講義内容を予習し、事後に講義で説明された内容をまとめることにより、疑問点について自ら調べ、論理的な文章でまとめる力を養うことができます。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験(90%)、リフレクションシート(10%) (知識) 知識の定着度について期末テストの筆記試験の結果で評価します(90%)。 (態度) リフレクションシートにより、各自の講義に対する取り組みを評価します。 (技能) 期末テストの筆記記述試験により、解答の論理展開によって評価します。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 自作のテキストを用いる。 |
参考書 | 新編 家畜生理学(養賢堂) カラーアトラス 獣医解剖学 |
オフィスアワー | 質問があれば随時受け付ける 松井(549室) 伴(547室) |
受講要件 | なるべく動物生産学を受講した後、受講してください。 |
予め履修が望ましい科目 | 動物生産学 |
発展科目 | |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
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第1回 | 概要 | 1回目:消化管微生物とは? |
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授業時間内の学修内容 | 消化管微生物とは何かについて概要を説明します。単胃動物と反芻動物の消化管微生物について説明をします。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 消化管(Gastro-intestine),消化管微生物(Gastro-intestinal microorganisms),単胃動物(Monogastric animal),反芻動物(Ruminants) | |
事前学修の内容 | Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 第2回:消化管微生物の代謝1(嫌気発酵、メタン生成) |
授業時間内の学修内容 | 消化管微生物による代謝のうち多くの微生物が行う「嫌気発酵」について、詳細に学びます。また、嫌気環境でよく観察される「メタン生成」についても詳細に学びます。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 発酵(Fermentation),メタン生成(Methanogenesis) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 第3回:消化管微生物の代謝2(還元的酢酸生成、硫酸還元、硝酸還元、フマル酸呼吸) |
授業時間内の学修内容 | 消化管微生物が行う代謝で,嫌気発酵およびメタン生成以外の代謝(還元的酢酸生成、硫酸還元、硝酸還元、フマル酸呼吸)について学びます。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 還元的酢酸生成(Reductive acetogenesis),硫酸還元(Sulfate reduction),硝酸還元(Nitrate reduction),フマル酸呼吸(Fumarate respiration) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 第4回:短鎖脂肪酸の吸収 |
授業時間内の学修内容 | 消化管微生物の発酵によって代謝産物として生成される短鎖脂肪酸は宿主動物によって吸収され、エネルギー源となります。短鎖脂肪酸が宿主動物によってどのように吸収されるかを学びます。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 短鎖脂肪酸(Short chain fatty acids),上皮細胞(Epithelial cells),吸収(Absorption) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | 第5回:ルーメン微生物 |
授業時間内の学修内容 | 反芻動物は「ルーメン」という大きな胃を持っています。その中には「ルーメン微生物」と呼ばれる微生物が生息し、宿主が摂取した飼料の消化を行っています。ここではルーメン微生物について広く学びます。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 反芻動物(Ruminants),ルーメン(Rumen),ルーメン微生物(Rumen microorganisms) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 第6回:ルーメン微生物による繊維分解 |
授業時間内の学修内容 | 草食動物である反芻動物は草を主なエネルギー源として利用します。草は繊維(セルロース、ヘミセルロース)が多く含まれています。反芻動物自身は繊維を分解することができませんが、ルーメン微生物の一部が繊維を分解して草の消化を助けています。ルーメン微生物の繊維消化についてメカニズムを学びます。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 草食動物(Herbivores),反芻動物(Ruminants),繊維(Fiber),セルロース(Cellulose),ヘミセルロース(Hemicellulose),消化(Digestion) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 第7回:消化管微生物の解析方法 |
授業時間内の学修内容 | 消化管微生物の多様性や菌数を解析する方法を学びます。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 多様性(Diversity),菌数(Population density),分子生態学(Molecular ecology) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | 第8回:プロバイオティクス、プレバイオティクス、腸管免疫 |
授業時間内の学修内容 | 最近注目されているプロバイオティクスおよびプレバイオティクスについて学びます。また、腸管免疫のことについても学びます。 | |
キーワード(Key Word(s)) | プロバイオティクス(Probiotics),プレバイオティクス(Prebiotics),腸管免疫(Gut immunity) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 第9回:内分泌と機能 |
授業時間内の学修内容 | 講義:細胞間の情報伝達とホルモン、ホルモンとレセプター | |
キーワード(Key Word(s)) | 情報伝達(signaling), ホルモン(hormone), レセプター(receptor), 下垂体(pituitary gland), 甲状腺(thyroid gland), 膵臓(pancreas) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 第10回:ホルモンの作用 |
授業時間内の学修内容 | 講義:ホルモンの作用機序、各器官から分泌されるホルモン | |
キーワード(Key Word(s)) | ホルモン(hormone), 作用機序(functional mechanism), フィードバック(feedback) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 第11回:脂肪組織の機能 |
授業時間内の学修内容 | 講義:脂肪組織の特徴と機能、脂肪細胞の分化と発生起源、 | |
キーワード(Key Word(s)) | 脂肪組織(adipose tissue), 脂肪細胞(adipocyte), 分化(differentiation), 肥育(fattening) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 第12回:動物の脂質代謝 |
授業時間内の学修内容 | 講義:アディポカインとその機能、脂肪細胞の合成と分解、反芻動物の脂質代謝の特徴 | |
キーワード(Key Word(s)) | アディポカイン(adipokine), 脂質代謝(fat metabolism), 脂肪蓄積(fat accumulation) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 第13回:動物の繁殖(生殖ホルモンと繁殖機能) |
授業時間内の学修内容 | 講義:生殖ホルモンの役割、精子と卵子の成熟 | |
キーワード(Key Word(s)) | 生殖(reproduction), 生殖ホルモン(fertility hormone), 精子(sperm), 卵子(ovum) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | 第14回:動物の生殖(受精・妊娠・分娩) |
授業時間内の学修内容 | 講義:繁殖機能、発情周期と季節周期、妊娠・分娩 | |
キーワード(Key Word(s)) | 繁殖機能(reproductive function), 発情(estrus), 妊娠(gestation), 分娩(delivery) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 第15回:乳・肉の生産生理 |
授業時間内の学修内容 | 講義:乳生産、肉生産 | |
キーワード(Key Word(s)) | 乳(milk), 肉(meat), 生産(production) | |
事前学修の内容 | 前回の講義資料を復習してください。また、Moodleコースから配布する講義資料を熟読し、関連して調べたことをノートにまとめてください。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義内容について、よく理解できたこと、わからなかったと、もう少し知りたかったことなどリフレクションシートにまとめ、Moodleコースから提出してください。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 |