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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目(地球環境コース) |
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授業科目名 | 地球環境リモートセンシング | |
ちきゅうかんきょうりもーとせんしんぐ | ||
Remote Sensing for Earth Science | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3141-010
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 生物資源学部で配布する、授業時間割(用紙)にて確認すること。 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 飯島慈裕(生物資源学研究科共生環境学専攻) | |
Yoshihiro Iijima | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | リモートセンシングは地球上の様々な事象を空間的に可視化し、自然・社会現象の分布や、時間変化を把握することができる大変有効な測定技術です。また、それらのデータを複合させることで、自然科学から社会科学を学際的につないで関係性を理解することも可能になり、情報ツールとしての重要性も飛躍的に高まっています。本授業では、人工衛星で展開されている様々なセンサー、観測手法によるリモートセンシングの原理と、そのデータを理解し、地理情報システム(Geographic Information System)と組み合わせることで、どのような空間情報解析が可能になるかを講義します。 (育てたい資質や能力)この講義を通じて、地球環境をとらえるリモートセンシング技術の知識を向上させ、解析研究手法の基礎的能力を身につけることを目指します。 (DP、CPとの関係)この講義は、三重大学の目標の「考える力」を身につけるため、生物資源学部のDPの(3)科学的論理的思考の習得を目指します。また、リモートセンシングを用いた地域の特性を把握する技術や能力の習得も目指します。 |
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学修の目的 | この講義は、まず基本として地球環境を理解する地理情報とは何か?を歴史的発展にしたがって解説します。そして、地上の観測から、航空機、無人航空機(ドローン)、人工衛星等による各種のリモートセンシングなどの様々な方法による計測を用いた、地球環境を理解する地理情報の可視化(地図)に関して、表現・管理・分析する原理を説明し,国内外、学問分野の違いによる研究および実用の事例を紹介します、これらの理解を通して,環境や社会の問題を地理的にとらえ、地球上の様々な空間事象を分析・解決するための考え方を養います。 |
学修の到達目標 | 地球環境リモートセンシングを通じて、地球環境をとらえるリモートセンシング技術の知識を向上させ、解析研究手法の基礎的能力を身につけることができます。そのため、以下の学習到達目標を設定します。 (知識)衛星リモートセンシングの原理と、そのデータ利用を理解する。航空機やUAVを用いた近接リモートセンシングの原理と、そのデータ利用を理解する。リモートセンシングデータを地理的に分析する方法を理解する。これらによって、リモートセンシングを地球環境の理解に適用する考え方を、関連付けて説明できるようになります。 (態度)毎回の講義の課題をとりまとめ、講義開始時の解説と照らし合わせて理解することで、リモートセンシングの技術や研究に適用する際の内容を深めることができます。 (技能)リモートセンシングの様々なを用いて、環境・社会科学への適用事例から、様々な空間事象を分析・解決する方法を理解し、地球環境の現場で生じる様々な課題について自ら調べ、適用するための力を養うことができます。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業中の小テスト30%、レポート70% 計100%。 (知識)毎回の講義で実施する小レポートを通じて評価します。 (態度)毎回講義開始に行う小レポートの解説をうけて、そのフィードバックコメントで評価します(知識・態度と合わせて30%) (技能)講義全体を受けた後のまとめのレポート課題に対する内容と論理展開によって評価します(70%) 以上の評価基準をもとに、60%以上で単位が取得できます。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | 植生のリモートセンシング(森北出版株式会社) |
オフィスアワー | 講義後12時まで:場所330号室:事前にメールまたは教官に問い合わせること。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 地形学 環境計測実験 フューチャー・アース学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 人工衛星、地球環境、土地利用、地理情報 |
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Key Word(s) | Satellite, global environment, land use, GIS |
学修内容 | 第1回 ガイダンス(リモートセンシングとは) 第2回 人工衛星の軌道を知る(静止軌道) 第3回 人工衛星の軌道を知る(準太陽同期と極軌道) 第4回 可視光~近赤外のリモートセンシング(放射と熱) 第5回 可視光~近赤外のリモートセンシング(分光反射率) 第6回 可視光~近赤外のリモートセンシング(植物と地表面への利用) 第7回 マイクロ波リモートセンシング(水の惑星を知る技術) 第8回 マイクロ波リモートセンシング(マイクロ波放射計を用いた解析) 第9回 マイクロ波リモートセンシング(合成開口レーダ) 第10回 マイクロ波リモートセンシング(合成開口レーダを用いた解析) 第11回 地図化のためのリモートセンシング(GNSS、衛星DEM) 第12回 地図化のためのリモートセンシング(レーザ測量) 第13回 生物資源のためのリモートセンシング(作物生産管理への応用) 第14回 地球リモートセンシングのこれから(観測の歴史と今後の発展) 第15回 地球環境理解のための衛星リモートセンシングのまとめ 総合レポートの作成・提出 |
事前・事後学修の内容 | 毎回の授業に合わせて、リモートセンシングの原理や使用例について、復習となる課題と、次回の予習となる課題を提示し、翌週までの提出課題とする。その課題作成のための資料収集、作図、課題文章作成の一連の事前・事後学習時間は4時間程度のボリュームを想定する。課題作成と合わせたより深い理解のために、授業の配布資料と講義内容をよく読み、理解することを習慣づける。合わせて配付資料や授業中に紹介する引用文献にも積極的に触れるようにする。各回の事前・事後学習は下記の通り。 第1回 リモートセンシングとは何かを調べ、その内容を考える 第2回 静止軌道とは何かを調べ、その内容を考える 第3回 準太陽同期と極軌道とは何かを調べ、その内容を考える 第4回 可視光~近赤外の放射と熱に関して調べ、その内容を考える 第5回 可視光~近赤外の分光反射率に関して調べ、その内容を考える 第6回 可視光~近赤外の植物と地表面への利用に関して調べ、その内容を考える 第7回 マイクロ波リモートセンシングとは何かを調べ、その内容を考える 第8回 マイクロ波放射計を用いた解析に関して調べ、その内容を考える 第9回 合成開口レーダを用いた解析に関して調べ、その内容を考える 第10回 合成開口レーダを用いた応用研究に関して調べ、その内容を考える 第11回 地図化のためのGNSS、衛星DEMに関して調べ、その内容を考える 第12回 地図化のためのレーザ測量に関して調べ、その内容を考える 第13回 生物資源や作物生産管理への応用に関して調べ、その内容を考える 第14回 地球リモートセンシングの観測の歴史と今後の発展について調べ、その内容を考える 第15回 これまでの講義内容を総合し、リモートセンシングの応用についてまとめる |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |