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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学部・幼児教育に関する専門科目(A類)
科目名 子どもの保健Ⅱ
こどものほけんⅡ
Child Health 2
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次
73 期生
幼児教育コース
卒業要件の種別 必修
保育士資格取得のための必修科目
授業科目名 子どもの保健Ⅱ
こどものほけんに
Children's Health Care Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-pres-PHED2051-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 新医学棟3階 第3講義室

担当教員 〇村端真由美(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻),松岡真里(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻),大北真弓(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻),堀浩樹(三重大学大学院医学系研究科),小池勇樹(三重大学大学院医学系研究科),岩本彰太郎(三重大学医学部附属病院),藤澤隆夫(国立病院機構三重病院)

MAYUMI MURABATA,MARI MATSUOKA,MAYUMI OOKITA,HIROKI HORI,YUHKI KOIKE,SHOTARO IWAMOTO,TAKAO FUJISAWA

実務経験のある教員 村端真由美:看護師として小児看護の実務経験があり、子どもの保健Ⅱで教授する内容の知識・技術をもっている。
松岡真里:看護師として小児看護の実務経験があり、子どもの保健Ⅱで教授する内容の知識・技術をもっている。
大北真弓:看護師として小児看護の実務経験があり、子どもの保健Ⅱで教授する内容の知識・技術をもっている。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 小児期に特有の健康問題や小児期によくある健康問題を理解し、病気や入院が小児と家庭に及ぼす影響を考え、家庭的・地域社会的背景をふまえた小児看護を実践する方法を学ぶ。
学修の目的 1.小児の健康障害に関わる医療の動向と看護の役割について理解できる。
2.疾病・障害・入院が、小児と親・家族に及ぼす影響・反応について理解できる。
3.入院中の小児の発達段階や状態に応じた生活援助方法および親・家族への援助方法について理解できる。
4.入院中の小児が安全・安楽な療養生活を送るための援助や事故防止対策について理解できる。
5.病気をもつ小児へのチーム医療の実際について理解できる。
6.体調不良の小児や疾病罹患後の小児への保育士としてかかわり方が理解できる。
学修の到達目標 1.小児期に特有の健康問題や小児期によくある健康問題を理解し、説明することができる。
2.疾病・障害・入院が小児と家族に及ぼす影響について、具体的に述べることができる。
3.疾病や障がいをもつ小児と家族への看護について理解し、具体的に述べることができる。
4.疾病や障がいをもつ小児のトータルケアについて理解し、具体的に述べることができる。
5.体調不良の小児や疾病をもつ小児への保育士としてかかわり方を理解し、具体的に述べることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験75%、レポート25%、合計100% (合計60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

反転授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 次回の授業資料および課題を提示することにより、予習・復習して授業に出席できるようにする。
教科書 編集 小林京子  高橋孝雄
新体系 看護学全書
小児看護学① 小児看護学概論 小児保健
メヂカルフレンド社  
参考書
オフィスアワー 特に定めません。
受講要件
予め履修が望ましい科目 子どもの保健Ⅰ
発展科目
その他 授業についての質問・感想・評価を求めるので、積極的な参加を期待している。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13111
キーワード 小児急性疾患,小児慢性疾患,先天障がい,ハイリスク新生児
Key Word(s) Pediatric acute disease, Pediatric chronic disease, Congenital disorder, High-risk newborn
学修内容 1.急性疾患をもつ小児の看護
2.慢性疾患をもつ小児の看護・腎疾患患児の看護
3.小児慢性疾患の特徴と治療:小児糖尿病
4.小児の療養環境(小児病棟の見学・院内教室の見学)
5.小児医療の国際協力
6.小児がん患児の看護
7.小児外科疾患の特徴と最新治療・大腸疾患をもつ小児の看護
8.子どもと家族の在宅復帰への支援
9.医療的ケアを必要とする小児と家族の看護
10.小児の終末期看護と緩和ケア
11.手術を受ける小児の看護
12.先天性心疾患患児の看護
13.早産・低出生体重児の看護
14.先天的な問題をもつ小児の看護
15.小児がんをもつ子どものトータルケア
16.まとめ:試験
事前・事後学修の内容 教室外の学習内容・手段
授業の1週間前に提示する資料および教科書を熟読する。
授業資料で提示する課題に取んだ上で授業に出席する。

学習課題
1.小児の主な急性疾患や小児期特有の症状をもつ小児と家族へのケア
2.慢性疾患をもつ小児の特徴、慢性疾患をもつ小児と家族へのケア、腎疾患をもつ小児と家族へのケア
3.小児慢性特定疾患:小児糖尿病の特徴と治療
4.小児の療養環境(病気をもつ小児の療養環境、保育・教育、小児病棟における看護師、保育士、チャイルドライフスペシャリストの役割)
5.国際協力機構(JICA)、国際小児保健の実際
6.小児がん患児の特徴、小児がん患児とその家族へのケア
7.小児外科疾患の種類、特徴と治療、大腸疾患をもつ小児と家族へのケア
8.医療的ケアが必要な子どもと家族の在宅移行時の支援
9.医療的ケアを必要とする小児と家族へのケア
10.小児緩和ケアにおける小児の特徴、子どもの終末期緩和ケア
11.手術を受ける小児と家族へのケア
12.先天性心疾患をもつ小児とその家族へのケア
13.早産児・低出生体重児の特徴と疾患、デベロップメンタルケア、低出生体重児とその家族へのケア
14.先天異常の定義と分類、先天異常をもつ子どもとその家族へのケア
15.小児がん医療とトータルケア
16.まとめ:試験
事前学修の時間:45分/回    事後学修の時間:45分/回

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