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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択必修 生物圏生命科学専攻の選択必修科目 |
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授業科目名 | 海洋生物資源化学特論 | |
かいようせいぶつしげんかがくとくろん | ||
Advanced Biochemistry of Marine Resources | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-5271-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 開講教室は掲示等で確認すること. | |
担当教員 | 柿沼 誠(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
KAKINUMA, Makoto | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 海洋生物由来成分の食品素材としての活用に必須である生体成分の分離・精製法,分析法,機能解析法等について,相互ディスカッションを交えつつ最新の学術論文を基に紹介する.また,特異な環境下に適応・生存する海洋生物の生体成分や,それらを調節する遺伝子の構造や機能について,相互ディスカッションを交えつつ最新の学術論文を基に紹介する. (育てたい資質や能力)海洋生物資源の生産,利用,保全に貢献できる能力を身につけることを目指す. (DP,CPとの関連)三重大学の目標である4つの力を身につけるため,生物資源学研究科博士前期課程のDPである(1)幅広い教養・倫理観と国際感覚,(2)専門知識・技術の修得を目指す. |
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学修の目的 | 海洋生物由来の生体成分を食品素材として活用するために化学・生化学的基礎知識を身につける.また,海洋生物の遺伝子構造・機能,遺伝子資源としての有効性,将来性について理解を深める. |
学修の到達目標 | 海洋生物資源の生産,利用,保全に貢献できる能力を身につけることを目指し,以下の学修到達目標を設定する. (知識)海洋生物の生体成分の種類,分布,機能,代謝と各種分析法に関する専門知識を習得し,実践で利活用できるようになる.また,海洋生物の食品・遺伝子資源としての有効性と将来性に関する知識を得る. (態度)課題論文のまとめと発表,相互ディスカッションを通して,最新の関連研究の内容について理解を深める. (技能)課題論文の発表を通して,最新の関連研究について自ら調べ,科学的・論理的な文章と図表でまとめる力を養う. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題論文の発表(40%),討論の内容と取り組み姿勢(40%),口頭試問および小テスト(20%),計100%(60%以上で合格) (知識)専門知識の修得について口頭試問と小テストで評価. (態度)課題論文の発表,相互ディスカッションの内容(質疑応答など)で評価. (技能)課題論文の発表内容,発表資料のまとめ方,発表における論理展開で評価. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 配布資料の改訂を行う.適度な板書とパワーポイント資料や配布資料等による説明を併用して,分かり易く説明する.さらに,パワーポイント等を利用した研究データの発表方法や資料の作り方を指導する. |
教科書 | 必要な資料は印刷物等として配布する. |
参考書 | 適宜紹介する. |
オフィスアワー | 毎週水曜日12:00~13:00,場所728号室(柿沼). |
受講要件 | 特になし. |
予め履修が望ましい科目 | 海洋生物資源科学演習,生体高分子構造解析学特論. |
発展科目 | 生物圏生命科学特別講義Ⅰ・Ⅱ. |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 海洋生物,海藻,生体成分,研究法,多糖類,エキス成分,生物活性物質,化学構造,水産食品,機能性食品素材,タンパク質,遺伝子,ゲノム,環境応答,環境適応,分子機構 |
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Key Word(s) | marine organism,seaweed,ingredient,research method,polysaccharide,extractive component,bioactive substance,chemical structure,seafood,functional food resources,protein,gene,marine genome,environmenatl responses,environmental adaptation,molecular mechanism |
学修内容 | 1.海洋生物の生体成分 2.海洋生物由来成分の抽出 3.海洋生物由来成分の分離・精製 4.海洋生物由来成分の生理活性物質 5.海洋生物由来成分の機器分析方法 6.海洋生物の遺伝子工学の基礎 7.海洋生物の遺伝子工学の応用 8.海洋生物のタンパク質の特徴 9.海洋生物のタンパク質の機能 10.海洋生物のゲノム 11.海洋生物における遺伝子機能解析 12.海洋生物の環境応答・適応(1)温度 13.海洋生物の環境応答・適応(2)栄養 14.海洋生物の環境応答・適応(3)その他 15.海洋生物の分子育種 ※上記話題について,最新の学術論文,専門書,テキストを利用して演習形式で解説する.また,関連の学術論文や専門書の内容をまとめ,プレゼンテーションと総合討論を通して,専門知識の理解を深める. |
事前・事後学修の内容 | 予習:各回で取り扱う下記の内容に関する最新の学術論文や専門書の範囲を示すので,事前に熟読して内容を理解してしておくこと.また,Moodleコースから事前に配布する補足資料を確認しておくこと. 復習:各回で学修した下記の内容について,学術論文,専門書,補足資料を用いて復習すると共に,各内容に関する課題論文のまとめと発表資料の作成に取り組むこと. 1.海洋生物の生体成分の種類と分布 2.海洋生物由来成分の特徴と取扱い方 3.海洋生物由来成分の分離・精製法の基礎 4.海洋生物由来成分の生物活性とその評価法 5.海洋生物由来成分の化学構造とその解析法 6.海洋生物のDNA/RNA抽出・精製と組換えDNA技術 7.海洋生物の遺伝子組換え 8.海洋生物のタンパク質の構造と機能 9.海洋生物のタンパク質の機能とその解析法 10.海洋生物のゲノム構造とその解析法 11.海洋生物における遺伝子機能解析法(逆遺伝学) 12.海洋生物の温度ストレス応答・適応の分子機構 13.海洋生物の栄養ストレス応答・適応の分子機構 14.海洋生物のその他(乾燥,塩濃度,病障害など)ストレス応答・適応の分子機構 15.海洋生物の分子育種の基礎と応用 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |