三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・環境情報システム学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(地球環境、環境情報、農業土木コース)
授業科目名 生物環境計測工学
せいぶつかんきょうけいそくこうがく
Environmetal Measurement in Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3141-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 村上克介

MURAKAMI,Katsusuke

実務経験のある教員 村上教員は、兵庫県職員として土地改良事業の設計施工監督の経験があり、その後松下電器産業嘱託研究員として電器製品の開発研究に従事した。それらの経験を生物環境計測と関連付けて解説する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 江戸時代に和紙を用いた温室が発明され,以降素材の開発にしたがってビニールハウス,ガラス温室などを用いた施設園芸が発達した.人工光源の植物栽培への応用は環境制御型実験施設「ファイトトロン」で始まったが,植物の安定生産を目的とする「植物工場」も実用化している.閉鎖系施設では生物環境を計測し最適生産に役立てる.その計測方法について,植物工場関連全般を紹介しながら解説する.

(DP,CPとの関連)「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「生きる力」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(2),(3),(5)の修得を目指す.
学修の目的 植物工場の概要と現状を知る.
生物環境計測の測定事項と,その計測方法,数値化の概要を知る.
学内の実験施設見学により,実地の計測について理解する.
学修の到達目標 全体について,誤ることなく概要を理解していれば合格基準の60点.
いくつかの環境要素について,機器を選定でき,計測データについて判断ができると認められれば最大79点.
ほぼすべてについて,上記を満たせば80点以上.
(知識),植物工場に影響する物理的環境要素について正しく解答できる.
(技能),計測器の利用説明を行うが,適正に使用できるか.
(態度),学習内容を定量的,論理的に理解できているか.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 期末試験100%
(知識),植物工場に影響する物理的環境要素について正しく解答できる.
(技能),計測器の利用法を説明し,適正に使用できるか紙上で正しく解答できる.
(態度),学習内容を定量的,論理的に理解できているか.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回授業アンケートを行い,それをもとに講義内容の難易を調整する.
教科書 人工光型植物工場 古在豊樹著 オーム社
参考書
オフィスアワー 金曜日 12:10-13:00 414
受講要件
予め履修が望ましい科目 基礎物理学
発展科目
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 人工光、二酸化炭素、植物工場、環境制御
Key Word(s) Artifiial lighting, Carbon dioxide, Plant factory, Environmental control
学修内容 1.地球的規模の課題と植物工場
2.植物生産システムの特徴と種類
3.閉鎖型植物生産システム
4.統合環境制御
5.人工光型植物工場
6.太陽光併用型植物工場
7.光および人工光源
8.光および電気エネルギーの利用効率
9.植物の基本的生理作用
10.植物環境制御の基礎
11.薬用植物の生産
12.実験室見学
13.温度環境の数値計算演習
14.光環境の数値計算演習
15.大気環境の数値計算演習
16.筆記試験
事前・事後学修の内容 教科書に関連する情報・写真などを自ら探してみること。週4時間×15週=60時間が求められる。

1.地球的規模の課題と植物工場について,インターネットで調べてまとめる.
2.植物生産システムの特徴と種類について,インターネットで調べてまとめる.
3.閉鎖型植物生産システムについて,インターネットで調べてまとめる.
4.統合環境制御について,インターネットで調べてまとめる.
5.人工光型植物工場について,インターネットで調べてまとめる.
6.太陽光併用型植物工場について,インターネットで調べてまとめる.
7.光および人工光源について,インターネットで調べてまとめる.
8.光および電気エネルギーの利用効率について,インターネットで調べてまとめる.
9.植物の基本的生理作用について,インターネットで調べてまとめる.
10.植物環境制御の基礎について,インターネットで調べてまとめる.
11.薬用植物の生産について,インターネットで調べてまとめる.
12.実験室見学後の感想を整理する.
13.温度環境の数値計算演習に取り組む.
14.光環境の数値計算演習に取り組む.
15.大気環境の数値計算演習に取り組む.
事前学修の時間:    事後学修の時間:240分/回

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