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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・農業土木学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | 基礎構造力学 | |
きそこうぞうりきがく | ||
Fundamental Structural Mechanics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-2331-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 岡島賢治(生物資源学部共生環境学科) | |
OKAJIMA, Kenji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 基礎構造力学は、構造力学だけでなく土質力学、水理学など土木工学の重要科目を学ぶ上での基本となる。 基礎構造力学はは、三重大学のディプロマポリシーである4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力「生きる力」を身に付けるため、学部のDPである(2)(3)の習得を目指します。 数学的な微分・積分の知識を有することを前提とし、構造力学、鉄筋コンクリート工学、水利施設工学へと発展する。 |
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学修の目的 | 農業土木などの土木事業を行う上で、構造物の設計はその基礎となる。構造物の設計を行うときにどの程度の力が作用すればどの程度のたわみが生じるか計算できることで、それが安全か危険かを判断できる。基礎構造力学はそのような構造物の合理的な設計に必要となる力学の基礎を習得することを目的とする。 基礎構造力学の内容は、土木系の技術職公務員試験へと対応している。ただし、公務員試験の対応としては基礎構造力学のみでは不十分で、後期に開講される構造力学を履修するとともに自学自習も重要となる。 |
学修の到達目標 | 基礎構造力学を通じて、農業土木、土木工学への関心を高め、荷重が作用した時の静定ばりの断面力、たわみを求める問題を解くことが出来るとともに、外力、内力、変位、ひずみを理解し、実際の構造物の設計、施工に対して基礎的な知識を習得することを目標とする。 (知識)中間テストおよび期末テストといった定期試験と、毎回行われる小テストにより、講義内容の知識の定着を促す (態度)課題プリントに積極的に取り組み、期限内に課題を提出する (技能)動画視聴やレポート課題を通じて土木工学への関心を高め、日々の生活の中で土木的思考、土木的視野で周囲を観察する力を身に付ける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎回行う小テスト20%、定期テスト(中間・期末)40%、レポート課題20%、提出課題20%で評価する 確認テストやレポート課題は、出題時に出席していなかった場合には、原則評価対象とならない。 (知識)知識の確認を行う小テストで毎回の講義内容の知識の定着を確認する(30%)。また、定期テストにより単元内容の確認を行う(40%) (態度)単元内容の復習に課される課題プリントに取り組み、期限内に提出する(20%) (技能)農業土木・土木工学に関する動画を視聴し構造力学の実務上の有用性を感じるとともに、調査レポート課題に取り組むことで日常の中での土木構造物を見る目を培う(20%) |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 基礎構造力学は、力学という物理分野を扱う講義であるが、物理を学習していなくとも理解できるよう平易な解説を心がけている。また、講義内容の理解促進のために講義中に演習問題を課し、演習中に一人一人にアドバイスを行う。 |
教科書 | |
参考書 | 構造力学を学ぶ 基礎編,米田昌弘,森北出版株式会社 公務員試験にでる!構造力学,米田昌弘,森北出版株式会社 |
オフィスアワー | 講義時間の後で、担当居室(322)で受け付ける |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 構造力学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 測量士補資格取得に関連した科目 |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
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第1回 | 概要 | 1.荷重と作用点 |
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授業時間内の学修内容 | 構造力学講義の進め方を説明した後、荷重、作用点などの講義を行う。 また、構造力学が実務でどのようなところで役に立っているか、動画を視聴する。 |
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キーワード(Key Word(s)) | 静定はり(statically determinate beam)、荷重(load) | |
事前学修の内容 | 構造力学の教科書を事前に入手し、p.9までを予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 講義中にみた動画の感想を書くとともに、阪神淡路大震災での橋梁被害実態を論文等を調べてまとめる | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 2.力とモーメントのつり合い |
授業時間内の学修内容 | 力とモーメントについての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 力(force)、モーメント(moment) | |
事前学修の内容 | 教科書p.9~21を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 力とモーメントに関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 3.単純ばりの反力 |
授業時間内の学修内容 | 単純ばりの反力についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 単純ばり(simple beam)、反力(reaction force) | |
事前学修の内容 | 教科書p.21~32を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 単純ばりの反力に関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する ゴールデンウイーク明けまでに行う調査レポート課題に取り組む |
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事後学修の時間 | 600分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 4.調査レポート課題の発表 |
授業時間内の学修内容 | ||
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | 調査レポート課題を発表形式にまとめる | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | グループ内の発表を相互評価する | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | 5.様々なはりの反力 |
授業時間内の学修内容 | 様々なはりの反力についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 間接荷重ばり(indirect load beam)、ゲルバーばり(Gerber's beam)、反力(reaction force) | |
事前学修の内容 | 教科書p.33~45を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | さまざまなばりの反力に関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 6.はりの断面力 |
授業時間内の学修内容 | はりの断面力についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 断面力(sectional force) | |
事前学修の内容 | 教科書p.46~59を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 単純ばりの断面力に関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 7.様々なはり・静定ラーメンの断面力図 |
授業時間内の学修内容 | 様々なはり・静定ラーメンの断面力図についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 断面力(sectional force)、静定ラーメン(statically determinate rigid frame) | |
事前学修の内容 | 教科書p.59~70を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 様々なはり・静定ラーメンの断面力に関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | 8.中間テスト |
授業時間内の学修内容 | ||
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | 第7回までに行った内容を総復習する | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 中間テストの復習をする | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 9.はりの影響線 |
授業時間内の学修内容 | はりの影響線についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 影響線(influence line) | |
事前学修の内容 | 教科書p.71~81を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | はりの影響線に関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 10.最大せん断力と最大曲げモーメント |
授業時間内の学修内容 | 最大せん断力と最大曲げモーメントについての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 最大せん断力(maximum shear force)、最大モーメント(maximum bending moment) | |
事前学修の内容 | 教科書p.81~95を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 最大せん断力と絶対最大せん断力に関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 11.絶対最大せん断力と絶対最大曲げモーメント |
授業時間内の学修内容 | 絶対最大せん断力と絶対最大曲げモーメントについての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 絶対最大せん断力(absolute maximum shear force)、絶対最大曲げモーメント(absolute maximum bending moment) | |
事前学修の内容 | 教科書p.95~98を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | ||
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 12.材料の性質 |
授業時間内の学修内容 | 材料の性質についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 材料(material)、引張強度(center of figure)、応力度(stress)、ひずみ(strain) | |
事前学修の内容 | 教科書p.132~146を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 材料の性質に関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 13.断面1次モーメントと図心 |
授業時間内の学修内容 | 断面1次モーメントと図心についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 断面一次モーメント(statical moment of area)、図心(center of figure) | |
事前学修の内容 | 教科書p.115~116を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | ||
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | 14.断面2次モーメント |
授業時間内の学修内容 | 断面2次モーメントについての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | 断面二次モーメント(moment of inertia of area) | |
事前学修の内容 | 教科書p.116~131を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 断面一次モーメント、断面二次モーメントに関する課題プリントを解き、課題をMoodleに提出する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 15.たわみの微分方程式 |
授業時間内の学修内容 | たわみの微分方程式についての講義を行い、講義中に演習問題を解く | |
キーワード(Key Word(s)) | たわみ(flexibility) | |
事前学修の内容 | 教科書p.147~153を予習しておく | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 第9回~第15回の復習をする | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 |