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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 未来海洋予測学演習 | |
みらいかいようよそくがくえんしゅう | ||
Seminar on atmospheric and oceanic fluid dynamics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envr-5172-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 万田敦昌(生物資源学研究科共生環境学専攻) | |
MANDA, Atsuyoshi | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本講義では研究発表と討論を等して,海洋と大気における流動と輸送現象のメカニズムを解明するための基礎知識を学習する。海洋と大気の流動と物質輸送は自然環境を制御する重要な過程である。流動・輸送の特性を理解することは,様々な生産活動において,自然環境の変化に適切に対応するために必要不可欠な能力である。 (DP, CPとの関連)本講義は,本学の目標である4つの力の「考える力」を身につけるため,生物資源学部のDPである(3)科学的で論理的な思考を展開することを目指す。 本講義で学習した内容は,地球環境学特別研究 I, 地球環境学特別研究IIを履修する際の必須の知識となる。 |
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学修の目的 | 風や海流等の自然界に存在する流れは生物資源の生息環境を変化させ,農作物の収量にも大きな影響を与える。本講義の目的は気象変化のメカニズムを正しく理解することである。このことは種々の生産活動における環境変化への対応策,農作物の適切な生産計画を立案するために必要不可欠な能力である。 本講義では流れに関わる自然法則を理解し,流れに関わる物理現象を定量的に評価すること,流れのメカニズムを自然法則に基づいて考察できるようになることを目的とする。 |
学修の到達目標 | (知識)流れに関わる基本的な自然法則を文章,数式,図を使って説明することができる (態度)流れのメカニズムを,自然法則に基づいて直感的に分かりやすい図表と文章,数式で表現することができる (技能)流れのメカニズムに基づいて,実験・観測データの解析結果に関する考察を行うことができる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート50%,課題発表50%, 計100%。(合計が60%以上で合格) (知識)流れに関わる基本的な自然法則を文章,数式,図を使って説明することができるか,レポートで評価する。(態度)流れのメカニズムを,自然法則に基づいて直感的に分かりやすい図表と文章,数式で表現することができるか, レポートと課題発表で評価する。 (技能)流れのメカニズムに基づいて,観測・実験データの解析結果に関して考察を行うことができるか,レポートと課題発表で評価する。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | ディスカッションへの積極的な参加を促す.また,発表と質疑応答によって各自の理解を深める. |
教科書 | |
参考書 | 金谷健一, 2018. 線形代数セミナー: 射影,特異値分解,一般逆行列, 共立出版, 150pp. H. Bluestein, 1992. Synoptic-Dynamic Meteorology in Midlatitudes: Volume I: Principles of Kinematics and Dynamics, ?Oxford University Press, 448pp. H. Bluestein, 1992. Synoptic-Dynamic Meteorology in Midlatitudes: Volume II: Observations and Theory of Weather Systems, Oxford University Press, 608pp. Martin, J. E., 2006. Mid-latitude Atmospheric Dynamics, Wiley, 324 pp. ジョナサン E マーティン, 2014. 大気力学の基礎: 中緯度の総観気象, 東京大学出版会, 356pp. |
オフィスアワー | メール(am@bio.mie-u.ac.jp)でのアポイントメントを取ることが望ましい. |
受講要件 | 数学に関しては,線形代数,多変数の微分・積分,ベクトル解析に関する学部レベルの知識を必要とする。物理学に関しては,質点の力学,流体力学の学部レベルの知識を必要とする。 |
予め履修が望ましい科目 | 未来海洋予測学特論・気象解析予測学特論 |
発展科目 | 気象解析予測学演習 |
その他 |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
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第1回 | 概要 | 研究背景の整理 |
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授業時間内の学修内容 | 現在実施中の研究について,研究背景を整理する | |
キーワード(Key Word(s)) | Background | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 研究目的の整理 |
授業時間内の学修内容 | 現在実施中の研究について,研究目的を整理する | |
キーワード(Key Word(s)) | Objective | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 研究結果の整理 |
授業時間内の学修内容 | 現在実施中の研究について,研究結果を整理する | |
キーワード(Key Word(s)) | Results | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 既往の研究成果との比較 |
授業時間内の学修内容 | 自分の結果と既往の研究成果とを比較し,共通点,相違点についてまとめる | |
キーワード(Key Word(s)) | Comparing and contrasting | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | 新たな知見の整理 |
授業時間内の学修内容 | 研究によって得られた新たな知見について整理する | |
キーワード(Key Word(s)) | New findings | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 新知見の位置づけ |
授業時間内の学修内容 | 既往の研究成果の中で,自分の行った研究がどのように位置づけられるか,整理する | |
キーワード(Key Word(s)) | Importance | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 自分が行った研究では未解決となった問題点について整理する | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 研究課題の整理 |
授業時間内の学修内容 | 自分が行った研究では未解決となった問題点について整理する | |
キーワード(Key Word(s)) | Issues | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | 今後の研究方針の整理 |
授業時間内の学修内容 | 今後解決されるべき研究課題について整理する | |
キーワード(Key Word(s)) | Future studies | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 口頭発表の準備 |
授業時間内の学修内容 | 口頭発表の資料を作成する | |
キーワード(Key Word(s)) | Presentation materials | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 口頭発表 |
授業時間内の学修内容 | 口頭発表を行い,質疑応答に答える | |
キーワード(Key Word(s)) | Oral presentation | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 回答文書用の追加解析 |
授業時間内の学修内容 | 質疑への回答文書を作成するための追加解析を行う | |
キーワード(Key Word(s)) | 質疑への回答文書を作成するための追加解析を行う | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 回答文章作成 |
授業時間内の学修内容 | 質疑への回答文書(図表入り)を作成する | |
キーワード(Key Word(s)) | Reply to comments | |
事前学修の内容 | 事前学修の内容 :講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | レポート作成(第一回) |
授業時間内の学修内容 | これまでの作業内容を論文形式のレポートにまとめる | |
キーワード(Key Word(s)) | Report | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | レポート作成(第二回) |
授業時間内の学修内容 | これまでの作業内容を論文形式のレポートにまとめる | |
キーワード(Key Word(s)) | Report | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 作業内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | レポート作成(第三回) |
授業時間内の学修内容 | これまでの作業内容を論文形式のレポートにまとめる | |
キーワード(Key Word(s)) | Report | |
事前学修の内容 | 講義時間中におこなう質疑応答のための資料を作成する. | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 質疑応答の内容をまとめたレポートを作成する. | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 |