三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・全教育コース
学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 国際農業開発学
こくさいのうぎょうかいはつがく
International Agricultural Development
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2021-001
開放科目 開放科目    
 
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 206教室(受講人数により、教室が変更になる場合があります、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 関谷信人(生物資源学部)
吉原佑(生物資源学部)
中島亨(生物資源学部)

SEKIYA, Nobuhito
YOSHIHARA, Yu
NAKAJIMA, Toru

実務経験のある教員 【関谷】青年海外協力隊の食用作物隊員としてザンビアに赴任し,村落開発NGOの農業普及員として2年間勤務した。また、食用作物・稲作隊員としてタンザニアに赴任し,国立農業研究所の研究員として9か月間勤務した。その後、JICA技術協力専門家(陸稲栽培)としてタンザニアに赴任し,農業省内のアドバイザーとして,約4年間に渡って農業技術普及制度の設計および運用に従事した。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  国際農業開発学は資源循環学科の学科必修科目である。また、グローカル資源利用学教育コースでは本授業をコースの中核科目に位置付けている。本授業は、「生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験」を獲得させ、「科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組む」能力の醸成を目指す。農林水産業の国際的な課題も対象とすることで「幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性」の育成や、グループワークによるアクティブラーニングとPBLを取り入れることで「豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動する」能力の向上も目指す。本授業の具体的な目標を以下に示す。

・受講生が農林水産物の生産・加工・販売・流通・消費・政策の実態を調査することを通じて、各テーマの問題解決方法を主体的に検討して発表する。
・農林水産業における生産技術の開発や選択に対しては、技術の開発者・提供者の行動のみならず、農林水産物の生産者や消費者の行動も重要な影響を与え得るということを理解する。
学修の目的 農林水産業を正しく理解するには加工・販売・流通・消費・政策の総合的な知識を必要とし、その課題に対して有益な提案をするには経済・経営・技術を総合する文理融合および分野横断的な視点を身につける重要性を認識する。
学修の到達目標 【知識】農林水産物の生産から消費までの一貫した流れを把握し、農林水産物の価格が決定する各種要因を理解する。
【態度】農林水産物の市場ニーズに基づいて最適な生産技術を特定する姿勢を身につける。
【技能】文献やデータベースなどの各種リソースを活用して農林水産物の生産から消費までの情報を収集し、収集した情報を整理して効果的にプレゼンできるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 コメ調査の発表25%
牛肉調査の発表:25%
流通・消費調査の発表:25%
総合課題の発表25%:
(合計が60%以上で合格)

【知識】生産から消費までの流れを把握し価格が決定する各種要因を理解する:40%
【態度】市場ニーズに基づいて最適な生産技術を特定する姿勢を身につける:40%
【技能】各種リソースを活用して収集した情報を効果的にプレゼンできる:20%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業アンケートの結果をもとに翌年度の授業方法を改善
教科書
参考書 講義の中で紹介する
オフィスアワー 随時 関谷(453室)、吉原(449室)、中島(467)
ただし、事前にメールにてアポイントメントをとること
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 食料・資源経済学I グローカル資源利用学チュートリアル 社会調査演習 資源植物学 植物生態生理学 草地生産生態学 資源動物学
その他

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 国際農業開発学で何を学ぶのか?
授業時間内の学修内容 授業の進め方、受講の仕方、アクティブラーニングやPBLの意義、生物資源学における国際農業開発学の位置づけや意義
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 シラバスの熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 「作物の生産から消費まで」の資料閲覧
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 作物の生産から消費まで①
授業時間内の学修内容 個人:コメ調査課題の把握、コメ調査のグループ分け、文献・データベースの閲覧
グループ:調査項目の分担、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 作物の生産から消費まで②
授業時間内の学修内容 個人:文献・データベースの閲覧、発表資料の作成
グループ:発表資料全体の調整、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 作物の生産から消費まで③
授業時間内の学修内容 個人:発表資料の作成
グループ:発表資料全体の調整、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の発表資料の作成、コメの食味評価
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 担当項目の発表資料の作成
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 作物の生産から消費まで⑤
授業時間内の学修内容 個人:発表内容の相互評価
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 発表資料の作成、発表動画の撮影と提出
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 発表内容の相互評価コメントに対する対応
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第6回 概要 畜産物の生産から消費まで①
授業時間内の学修内容 個人:牛肉調査課題の把握、牛肉調査のグループ分け、文献・データベースの閲覧
グループ:調査項目の分担、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧、牛肉の食味評価
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 畜産物の生産から消費まで②
授業時間内の学修内容 個人:文献・データベースの閲覧、発表資料の作成
グループ:発表資料全体の調整、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 畜産物の生産から消費まで③
授業時間内の学修内容 個人:発表資料の作成
グループ:発表資料全体の調整、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の発表資料の作成
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 担当項目の発表資料の作成
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 畜産物の生産から消費まで④
授業時間内の学修内容 個人:発表内容の相互評価
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 発表資料の作成、発表動画の撮影と提出
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 発表内容の相互評価コメントに対する対応
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第10回 概要 農林水産物の流通と需要①
授業時間内の学修内容 個人:経済実験の体験学習、流通・消費調査のグループ分け、文献・データベースの閲覧
グループ:調査項目の分担、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第11回 概要 農林水産物の流通と需要②
授業時間内の学修内容 個人:文献・データベースの閲覧、発表資料の作成
グループ:発表資料全体の調整、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第12回 概要 農林水産物の流通と需要③
授業時間内の学修内容 個人:発表内容の相互評価
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 発表資料の作成、発表動画の撮影と提出
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 発表内容の相互評価コメントに対する対応
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第13回 概要 農林水産物の生産から消費まで:総合的課題①
授業時間内の学修内容 個人:総合課題(牛丼店の出店)のグループ分け
グループ:調査項目の分担、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第14回 概要 農林水産物の生産から消費まで:総合的課題②
授業時間内の学修内容 個人:文献・データベースの閲覧、発表資料の作成
グループ:発表資料全体の調整、進捗報告
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 担当項目の文献・データベースの閲覧と発表資料の作成
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第15回 概要 農林水産物の生産から消費まで:総合的課題③
授業時間内の学修内容 個人:発表内容の相互評価
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 発表資料の作成、発表動画の撮影と提出
事前学修の時間 180分
事後学修の内容 発表内容の相互評価コメントに対する対応
事後学修の時間 180分
自由記述欄

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