三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 医学部看護学科 ・その他
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 看護研究方法論
かんごけんきゅうほうほうろん
Research Methods in Nursing
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-RESE-1802-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期前半

4月(11日、12日、18日、19日、25日、26日)、5月(2日、9日、10日)に集中講義を行う。

開講時間 月曜日 5, 6時限; 火曜日 9, 10時限
5月9日(月)5.6限の受講対象は学籍番号の末尾が奇数の学生、5月10日(火)9・10時限の受講対象は学籍番号の末尾が偶数の学生。
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 看護3講、5月19日(水)のみ総合情報処理センター第1教室あるいはZoomで行います。このことについては、後日、連絡します。

担当教員 〇井村香積(医学部看護学科)、谷村晋(医学部看護学科)、村端真由美(医学部看護学科)、水谷真由美(医学部看護学科)、宮田千春(医学部看護学科)、片岡三佳(医学部看護学科)、竹内佐智恵(医学部看護学科)、附属図書館利用者サービス担当者

IMURA Kazumi, TANIMURA Susumu, MURABATA Mayumi,MIZUTANI Mayumi,MIYATA Chiharu,
KATAOKA Mika, TAKEUCHI Sachie,

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 看護実践の質向上を図るために必要な看護学研究の視点と基本的手法、研究プロセスの基礎を学び、看護研究(卒論)に取り組む為の基礎的知識を習得する。
学修の目的 看護実践の質向上を図るために必要な看護学研究の視点と基本的手法、研究プロセスの基礎を学ぶ。
学修の到達目標 1.看護実践に研究を活用する意義や目的、研究の特徴・種類、研究プロセスの概要、研究成果の活用方法が理解できる。
2.看護研究に必要な文献検索の目的と方法について理解できる。
3.質的研究と量的研究における研究手法の基礎を理解できる。
4.看護研究論文のクリティークの視点を理解できる。
5.研究における倫理的問題とそれらの発生を防ぐための配慮や留意点について理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 各回の講義で提出する課題70%、最終課題レポート30%により評価する
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生による授業評価をもとに検討し、改善する
教科書 黒田裕子の看護研究Step by step  第5版、黒田裕子、学習研究社
参考書 基礎から学ぶ楽しい疫学 第4版、中村好一、医学書院
Start Up質的看護研究 第2版、谷津裕子、医学書院
よくわかる看護研究の進め方・まとめ方 第3版、医歯薬出版
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 看護学基礎ゼミナール、看護学専門ゼミナール、看護研究(卒論)
その他 1.「看護研究方法論」の履修登録を必ず行ってください。「基礎ゼミナール」の履修登録のみでは、この科目の履修登録はされませんので、ご注意ください。
2.文献検索の講習の回は日時が変則となりますのでご注意ください。2021年度は5月19日(水)午後の予定です。

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 4月11日(月)
授業時間内の学修内容 研究とは、看護研究の目的、研究の種類・プロセス
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 授業内容の該当する部分を教科書で読み整理する。教科書内で理解できない点を明確にする。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業内で提示した到達目標が達成できるように要点を整理する。いくつかの論文を読み、研究の種類やプロセスを理解する。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第2回 概要 4月12日(火)
授業時間内の学修内容 看護研究における統計的手法と量的研究
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ・講義内容に該当する章について教科書を通読し、要点を整理する。
・ハンドアウトを通読し、不明な用語について調べる。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 ・講義内容について、ハンドアウトや資料を用いて復習する。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第3回 概要 4月18日(月)
授業時間内の学修内容 実験・準実験研究
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ・講義内容に該当する章について教科書を通読し、要点を整理する。不明な用語について調べる。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 ・講義内容について、授業資料を用いて復習する。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第4回 概要 4月 19 日(火)
授業時間内の学修内容 質的研究
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ・講義内容に該当する章について教科書を通読し、要点を整理する。不明な用語について調べる。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 ・講義内容について、授業資料を用いて復習する。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第5回 概要 4月 25 日(月)
授業時間内の学修内容 事例研究
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ・指定した教科書の章を通読し、要点を整理する。
・事前課題の文献についてまとめる。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 ・講義内容について、授業資料を用いて復習し、理解が不充分である点については自己学習する。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第6回 概要 4月26日(火)
授業時間内の学修内容 研究における倫理的問題と倫理的配慮・留意事項
1.剽窃とは、引用の方法、文献表記方法
2.研究倫理(研究者倫理、倫理的配慮、論文への明記)
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 moodleに提示する論文をもとに,「倫理的配慮」「引用方法」を抜粋し,特徴についての設問について考えて授業に臨む
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 moodleに提示する理解度確認テストに解答する
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第7回 概要 5月2日(月)
授業時間内の学修内容 研究論文のクリティークと作成:視点と方法
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 ・授業内容に該当する小について教科書を通読する。
・事前に配布する看護研究論文をCheck Sheetに基づいてCritiqueする。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 ・授業内容ついて、教科書・資料を用いて復習する。
・Critique check Sheetの補足や修正をする。
事後学修の時間 60分
自由記述欄
第8回 概要 5月9日(月)・5月10日(火)
授業時間内の学修内容 文献検索方法
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 1.「データベースを検索するときに使うキーワードを選ぶ」
2年生までで受講した授業、もしくは今受講している授業で学んだことの中から、興味を持ったトピックを1つ選び、そのトピックにまつわるキーワードを日本語で3つ選ぶ。また、英語でキーワードを2語選ぶ。選んだキーワードを講習会当日持参する。
2.Maruzen eBook Libraryの電子ブックを読んでみる
次のURLにアクセスして、全文見ることができる(閲覧ボタンが表示されている)図書のうち、興味が持てそうなものを1つ選ぶ。選んだ図書をざっと読んで、理解を深める。なおMaruzen eBook Libraryは、学認もしくはVPN接続により自宅からも利用できます。
・学認での接続方法
https://www.lib.mie-u.ac.jp/e_journal/service/maruzen.pdf
・VPN接続の方法(総合情報処理センターWebページ)
 https://www.cc.mie-u.ac.jp/cc/sslvpn.html
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 講習会で紹介したデータベースについて、・CiNii Articles・その他講習会で紹介した論文検索データベース1点以上2つのデータベースを、自分が興味を持っているキーワードで検索をして、電子ジャーナルで利用できる論文を1件選ぶ。選んだ論文に目を通してみて、理解を深める。
事後学修の時間 60分
自由記述欄

Copyright (c) Mie University