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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・基礎教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 工学部 総合工学科 応用化学コース2年 (工・2C) クラス指定 |
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授業科目名 | 基礎物理学 IIIB | |
きそぶつりがくさんびい | ||
Basic Physics IIIB | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-fndt-PHYS1514-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | ||
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 前半:小塩 明(工学部総合工学科応用化学コース), 後半:伊藤彰浩(工学部総合工学科応用化学コース) | |
KOSHIO, Akira ITO, Akihiro | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 化学反応の時間依存性に焦点をあて、速度式、速度定数などから反応速度論の基礎を学習する。原子・分子(ミクロ)と圧力や温度(マクロ)との関係を気体分子運動論で学習する。熱力学関数であるエンタルピー、エントロピー、自由エネルギー等が統計熱力学で如何に記述できるかを基礎から学習する。 |
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学修の目的 | 反応速度式や定数、気体運動、統計熱力学を学習することから、化学反応の基本概念を理解できるようになる。 |
学修の到達目標 | 専門課程での講義を理解し、研究を進めていく上で必要な、化学反応論、統計熱力学、化学平衡論等に関する知識を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 中間試験(前半)50%、定期試験(後半)50%、計100%。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 教科書:基礎物理化学II [新訂版]-物質のエネルギー論-(山内淳著、サイエンス社) ならびに基礎物理化学演習II-物質のエネルギー論-(山内淳著、サイエンス社) (今年は「演習」の教科書を併用します。) |
参考書 | 参考書(後半部分): 統計力学入門–化学の視点から-(田中一義著、化学同人) |
オフィスアワー | ⼩塩明(前半): 随時、総合研究棟I 205室(事前にメールなどでアポをとってください。) 伊藤彰浩(後半):事前にメールなどでアポをとってもらえば随時可能。(場所: 総合研究棟I 202号室) |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 基礎物理学I-III、物理化学A、等 |
発展科目 | 物理化学B、C、等 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 反応速度、反応機構、気体分子運動論、熱力学関数、統計熱力学 |
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Key Word(s) | Reaction Rate, Reaction Mechanism, Kinetic Theory of Gases, Thermodynamic Function, Statistical Thermodynamics |
学修内容 | 第1回熱力学の復習と反応速度論の序論 第2回速度式 第3回反応機構 第4回速度定数の解釈I 第5回速度定数の解釈II 第6回気体の状態方程式 第7回気体分子運動論 第8回中間試験 第9回統計熱力学とその組立 第10回分子エネルギー準位の分配の仕方 第11回Boltzmann分布 第12回分子分配関数 第13回集合分布関数 第14回集合分布関数と熱力学関数との関係I 第15回集合分布関数と熱力学関数との関係II 第16回定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 物理化学Aで学習した熱力学の復習。 第1回から第8回までは物理化学Aで使用した教科書を使用するので、予習すること。 また「演習」の教科書も併用するので、準備しておくこと。 第9回以降は配布資料で行う。 適宜課題をあたえるので、課題を解くこと。 予習および復習をすること。 |
事前学修の時間:30分/回 事後学修の時間:30分/回 |