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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)共生環境学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 システムデザイン工学
しすてむでざいんこうがく
System Design Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envr-7591-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学研究科427室

担当教員 陳山 鵬(生物資源学研究科共生環境学専攻)

JINYAMA HO

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現代の生産システムや社会システムには現代の設備管理技術が不可欠です。ここでいう「設備」とは広い意味で生産プラント、社会インフラ、建築物等の施設や機器および機械を含むものです。設備管理の最も重要な役目はあらゆる状況下において、生産設備や社会インフラ施設などを最少コストで最高水準の安全・安心を確保することです。設備管理の中核となる技術は、設備異常の早期発見、異常原因の早期判明、およびトラブルや事故の未然防止などを可能とする設備診断技術です。
本講義では、生物生産利用システムや機械・装置システムの安全を確保するために、機械システムの安全性に関する諸理論と解析技術についてゼミ形式で授業を行います.また,授業の進行に応じて適宜レポートを課し,自由討論・発表を行うことにより設備診断技術の基礎知識を深め、実際問題の解決能力を高めることを目指します。

(DP,CPとの関連)「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「生きる力」を身に付けるため,生物資源学研究科のDPである(1),(2)、(3)の修得を目指します。
学修の目的 本講義では、生産プラントにおいて最も多く使用されている回転機械設備の診断技術(特に振動診断技術)の基礎と応用に関して、近年の研究成果の一部も含めてまとめて、読者の理解しやすいようにQ&Aの形式で例を多く挙げいる「社会・生産プラントの安全・安心のための回転機械設備診断の基礎と応用」という教材を学修して設備診断技術の基礎知識を深め、実際問題の解決能力を高めることを目的とします。
学修の到達目標 機械システム解析に関する基礎・専門科目の内容を更に発展させ、それらを応用し、生物生産利用システムや機械システムの安全・安心のための状態診断技術に関する基礎・応用知識を身につけ、実際の問題を解決できる能力を高めます。そのために、以下の学修到達目標を設定します。

(知識)
設備診断技術の基本方法を良く理解し,それらに関連する諸問題を熟練に解決することができます。
(1)信号計測,(2)信号処理,(3)特徴抽出、(4)簡易診断、(5)精密診断

(態度)
講義の内容が分からないときに積極的に担当教員に尋ね、講義中に質問されたときに、真剣に思考したうえ真面目に答えます。また、課題発表資料を真面目に作成して発表します。

(技能)
課題発表資料の作成および発表を通じて、設備診断の知識を活かした実際問題を解決する能力を養うことができます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題資料作成・発表(80%),就学態度(20%)。但し,前記の各評価項目が全て6割以上の成績が必要です。

(知識)
設備診断技術に関する基礎知識の修得度について、課題資料作成・発表(80%)を通じて評価します。

(態度・技能)
講義の内容が分からないときに積極的に担当教員に尋ね、講義中に質問されたときに、真剣に思考したうえ真面目に答え、課題資料を真面目に作成して発表するという就学態度(20%)を評価します。また、事後学習で課された課題に対する解答資料内容・発表で実際問題を解決する能力を評価します。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業に関連する課題や資料を受講生らに与え、受講生らは課題の解決や資料の学習に関する自由討論・発表を行います.また,受講生らの意見を随時に聞き,授業の改善を図ります。
教科書 資料を配付する.
参考書 陳山 鵬 著:社会・生産プラントの安全・安心のための回転機械設備診断の基礎と応用、三恵社出版
オフィスアワー 随時対応.部屋番号:生物資源学部428号室
受講要件 勉学と研究に対する意欲と積極性
予め履修が望ましい科目 力学、制御工学、情報工学、数学に関連する科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 信号計測,信号処理,状態監視,異常診断,保全政策,意志決定,動特性,最適設計,機械システム,制御工学
Key Word(s) Ssignal measuring, processing, condition monitoring of plant machinery, condition diagnosis of plant machinery, machinery maintenance, dynamic analysis for machinery
学修内容 第1回:機械システムの状態診断に関する基礎(1)
第2回:機械システムの状態診断に関する基礎(2)
第3回:機械システムの状態診断に関する基礎(3)
第4回: 機械システムの状態診断に関する基礎(4)
第5回:機械システムの状態計測法および信号処理法(1)
第6回:機械システムの状態計測法および信号処理法(2)
第7回: 機械システムの状態計測法および信号処理法(3)
第8回:機械システムの簡易診断法(1)
第9回:機械システムの簡易診断法(2)
第10回: 機械システムの簡易診断法(3)
第11回:機械システムの精密診断法(1)
第12回:機械システムの精密診断法(2)
第13回:機械システムの精密診断法(3)
第14回:知的設備診断システムの構築法(1)
第15回: 知的設備診断システムの構築法(2)
事前・事後学修の内容 第1回:機械システムの状態診断に関する基礎(1)の資料検索・予習・発表資料の作成
第2回:機械システムの状態診断に関する基礎(2)の資料検索・予習・発表
第3回:機械システムの状態診断に関する基礎(3)の資料検索・予習・発表資料の作成
第4回: 機械システムの状態診断に関する基礎(4)の資料検索・予習・発表
第5回:機械システムの状態計測法および信号処理法(1)の資料検索・予習・発表資料の作成
第6回:機械システムの状態計測法および信号処理法(2)の資料検索・予習・発表
第7回: 機械システムの状態計測法および信号処理法(3)の資料検索・予習・発表資料の作成
第8回:機械システムの簡易診断法(1)の資料検索・予習・発表
第9回:機械システムの簡易診断法(2)の資料検索・予習・発表資料の作成
第10回: 機械システムの簡易診断法(3)の資料検索・予習・発表
第11回:機械システムの精密診断法(1)の資料検索・予習・発表資料の作成
第12回:機械システムの精密診断法(2)の資料検索・予習・発表
第13回:機械システムの精密診断法(3)の資料検索・予習・発表資料の作成
第14回:知的設備診断システムの構築法(1)の資料検索・予習・発表
第15回: 知的設備診断システムの構築法(2)の資料検索・予習・総括
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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