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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・地球環境システム学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 地球システム進化学
ちきゅうしすてむしんかがく
Lecture for the earth system evolution
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-2131-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源棟118室

担当教員 坂本竜彦

Tatsuhko SAKAMOTO

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「地球」は,大地,大気,海洋,そして生命圏などの要素が組み合わさった一つのシステムである.小さな生態系からグローバルな環境など様々な空間スケール,数秒から数万年という様々な時間スケールで,構成要素やその時間要素が異なり,それが一つの調和したシステムとして存在し,進化する.また,現代という時代は,人類,がそのシステムの中において不可欠の存在要素であり,現在的な意味おける「自然」「環境」「地球」を考察するとき,人間の存在やその社会活動を一つの要素としてとらえたシステム観が必要である「地球システム進化学概論」では,このような観点から,地球をどのようなシステムとしてとらえるのか,地球における生命の誕生とその意義,恐竜絶滅のような生態系大異変,そして,今後の持続可能な地球システムとはどうあるべきか,自然エネルギー社会について,考察していく.
学修の目的 受講者が、地球システムとは何か,地球の歴史と生命の関わり,地球史上の環境大異変,持続可能な地球システムとそのあり方について,学ぶ
学修の到達目標 受講者が、地球をシステムとしてとらえる自然観,生命を不可欠とした現在の地球システム観,持続可能な社会の構築に必要となる視点,自然エネルギー社会の展望などを習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席数25%,小レポート25%,期末試験50%,計100%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 講義で都度紹介します
参考書 講義で都度紹介します
オフィスアワー 毎週金曜日12:00~13:00,場所479号室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 未来地球システム学
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地球システム,生命,持続可能な発展,自然エネルギー
Key Word(s) Earth system, life, sustainable development, natural energy
学修内容 第1回 地球システムとは何か?
第2回 地球の誕生と地球史46億年
第3回 地質学的に見た地球の未来
第4回 地球を掘る
第5回 恐竜の大絶滅はなぜ起こったのか?
第6回 ひとつぶの砂に宇宙をみる
第7回 地磁気の逆転
第8回 海洋無酸素事変
第9回 非破壊コアロガーTATSCAN
第10 回 「答えのない問題に答えを出す」
第11 回 ミランコビッチサイクル・ダンスガードエシュガーサイクル
第12 回 成長の限界
第13 回 持続可能な社会
第14 回 自然エネルギーによる地域内循環
第15 回 これからの世界を生きるために・・・
第16 回 定期試験

※上記は変更の可能性があります.初回の講義に必ず出席のこと
事前・事後学修の内容 全ての回について事前・事後学習4時間とする

各回の内容にしたがって、毎回レスポンスシートを作成する((講義後の事後学習としての位置付け、1時間程度)。内容として、講義の内容の概要のまとめ、わかったことのまとめ、キーワードの提示、疑問に思ったことなどの「問い」の設定。

レスポンスシートでの「問い」に関して、自分での調べ学習を展開する(講義後の事後学習としての位置付け、2時間程度)。調べた内容を、文章と図説でまとめ、自分の意見をまとめる(講義前の事前学習としての位置付け、1時間程度)。この内容を、次の回の最初に、数人の班に分かれて、自分の発表を行う。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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