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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 地域イノベーション学研究科(博士後期課程) | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 地域新創造特論Ⅴ | |
ちいきしんそうぞうとくろんご | ||
Regional Development Ⅴ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | inov-inov-INOV-7-0-1-3-005
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
金曜日 9, 10時限 原則として金曜日9-10時限に開講するが、通年科目であるため履修者と調整する。 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 小林一成 | |
KOBAYASHI Issei | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 植物科学が実社会で役立てられている実態を分析し、学生が専門分野とする最先端の研究開発において、科学を技術として活かすために必要な能力の養成を目指す。具体的には、食料としてのみならず、エネルギー源としての重要性がますます高まりつつある植物に関する最近の研究動向と、ゲノム科学の進歩との融合により急速に進展している植物の細胞機能や発生・成長に関する理解の現状について最近の社会状況を題材に考察する。また、「植物科学」と「ゲノム科学」の融合により行われている学際研究が、食料・エネルギー・地球環境などの諸問題を解決するための応用研究にも発展しつつある現状を考える。 |
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学修の目的 | 植物バイオサイエンスの研究と実社会での活用について理解する力をつける。さらに、幅広い分野の研究領域との融合により新たな技術開発につなげていく方法論を「植物科学」を起点とした視点で指導する。この方法により、バイオサイエンス分野で総合的な学際研究を行っていくための基礎能力を身に付けさせる。 |
学修の到達目標 | 最新の植物分子細胞生物学の研究手法・研究動向を理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート(50%)、議論への参加状況(50%)計100%。 これらを総合して判定する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 授業ごとに改善点を学生から直接聞き取り、次回以降および次年度の授業を改善する。 |
教科書 | 必要に応じ担当教員から指示する。 |
参考書 | 杉山 達夫 (監修), Bob B. Buchanan (編集) 植物の生化学・分子生物学 学会出版センター |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日9:00~10:30(会議等で不在の時を除く。) 場所:小林教員室(遺伝子実験施設3階、310室) |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 大学院修士課程・博士前期課程レベルの植物科学に関する授業を受講していることが望ましい。 |
発展科目 | 特になし |
その他 |
(本学の教育目標との関連) 「感じる力」=30%、「考える力」=30%、「生きる力」=10%、「コミュニケーション力」=30% |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 環境ストレス応答・植物免疫応答・植物分子生物学 |
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Key Word(s) | Environmental Stress Responses,Plant Immune Responses,Plant Molecular Biology |
学修内容 | 第1回 植物の免疫応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅰ(植物の免疫とは?-PTIとETI-) 第2回 植物の免疫応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅱ(植物免疫に関与する受容体の構造) 第3回 植物の免疫応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅲ(植物免疫のシグナル伝達におけるプロテインキナーゼの働き) 第4回 植物の免疫応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅳ(PRタンパク質と防御関連遺伝子) 第5回 植物の免疫応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅴ(病原体を攻撃する分子の種類とその分子機構) 第6回 植物の環境応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅰ(植物の環境応答とは?-特に気候変動との関連から-) 第7回 植物の環境応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅱ(低温耐性のシグナル伝達とその分子機構) 第8回 植物の環境応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅲ(塩耐性のシグナル伝達とその分子機構) 第9回 植物の環境応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅳ(乾燥耐性のシグナル伝達とその分子機構) 第10回 植物の環境応答とそのシグナル伝達の分子機構Ⅴ(食と農につながる植物の環境応答性の改良) 第11回 植物ホルモンとそのシグナル伝達の分子機構Ⅰ(植物の生存に欠かせない植物ホルモンの働き) 第12回 植物ホルモンとそのシグナル伝達の分子機構Ⅱ(アブシジン酸とジベレリンのシグナル伝達) 第13回 植物ホルモンとそのシグナル伝達の分子機構Ⅲ(サリチル酸およびジャスモン酸の役割とシグナル伝達) 第14回 植物ホルモンとそのシグナル伝達の分子機構Ⅳ(植物免疫と環境応答のクロストーク) 第15回 第1回~第14回の講義を総括し、植物科学イノベーションが目指すべきことについて討論 |
事前・事後学修の内容 | 関連分野における最新の総説を題材として関連論文に関する講義、輪読、討論を行う。特に植物科学分野における以下のトピックを取り上げることとする。(1) 植物の免疫応答、(2) 植物の環境応答、(3) 植物ホルモンの機能。各回ごとに課題とする論文を配布するので、事前に精読して内容を十分に理解しておくこと。また、事後学修では講義中の議論を振り返り理解を深めること。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |