三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 生物環境制御学特論
せいぶつかんきょうせいぎょがくとくろん
Advanced Theory of Environmental Control in Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envr-5271-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 419環境情報セミナー室

担当教員 村上 克介(生物資源学研究科共生環境学専攻)

MURAKAMI, Katsusuke

実務経験のある教員 地方公務員と民間企業経験のある教員が,生物環境制御施設の実用化の観点も含めて講義する.

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 植物の成長に影響する環境条件に関連し、環境条件そのものの特徴とその成育影響の基礎的事項について概説する。この講義は,三重大学の 目標である4つの力の「感じる力」「考える 力」「コミュニケーシヨンカ」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(1)幅広い教 養,(2)専門基礎知識の修得を目指す.
学修の目的 生物環境制御についての基礎的事項と最近の知見を知る。
光と放射、温度、湿度と水分、ガス、その他特殊な植物の応答、特殊な環境での植物栽培の概要を知る。
学修の到達目標 (知識)
生物環境制御学とその利用法およびそれを支える環境に関する基礎知識を習得し,具体的事例を挙げてそれぞれを関連付けて説明できるようになる.
(技能)
事前事後課題やレポートの作成を通じて,生物環境制御の現場で生じるさまざまな課題について自ら調べ,論理的な文章でまとめる力を養うことができる.
(態度)
グループ学習や発表を通じて生物資源学に関する課題に対して議論したものを強調しながらとりまとめ,的確に発表し,お互いの意見に対して理解を示すとともに適切な質疑を行 うことで内容を深めることができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
科学的で論理的な思考を展開することが き、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
豊かなコミュニケーション能力を持ち、 他者と協力して行動することができる。
社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、 発展的に生きていくことができる。

成績評価方法と基準 出席およびレポート
(知識)生物環境制御学とその利用法およびそれを支える環境に関する基礎知識を習得し,具体的事例を挙げてそれぞれを関連付けて説明できるかどうか.
(技能)事前事後課題やレポートの作成を通じて,生物環境制御の現場で生じるさまざまな課題について自ら調べ,論理的な文章でまとめる力を養うことができるかどうか.
(態度)
グループ学習や発表を通じて生物資源学に関する課題に対して議論したものを強調しながらとりまとめ,的確に発表し,お互いの意見に対して理解を示すとともに適切な質疑を行 うことで内容を深めることができるかどうか
によって評価する.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 アンケートの実施による理解度の把握
教科書 プリント配布など
参考書
オフィスアワー 金曜日12時-13時、414号室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 光、温度、湿度、水分、二酸化炭素
Key Word(s) light, radiation, temperature, humidity, moisture, CO2
学修内容 1. 電磁波現象の包括
2. 放射
3. 可視光と光合成有効放射
4. 温度環境
5. 湿度環境
6. 温度と湿度の相互作用
7. 植物と温湿度環境
8. ミクロ視による植物の応答観察
9. 湿度と水分
10. 水分ストレス
11. 植物体内の水分移動
12. ガス環境
13. 酸素環境
14. 二酸化炭素環境
15. 環境と植物生命現象のより深い解明
事前・事後学修の内容 必要に応じて、和文英文の関連論文の講読を実施することがある。

毎回、講義で知った内容について、関連事項を1.5時間程度かけて調査する。知識を深めた内容について報告を求めることがある。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University