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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学部・教育の基礎的理解に関する科目
科目名 教職実践演習(学校教育コース)
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
受講対象学生 A 類

学部(学士課程) : 4年次
71 期生
学校教育コース
卒業要件の種別 必修
本授業の単位は、教員免許状取得に必須である。
授業科目名 教職実践演習
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-PRAC4412-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

原則として4年次後期に実施するが、教育実践等を夏季~秋季にかけて実施する場合もある。

開講時間 水曜日 1, 2時限
水曜日1、2時限 第1回~第4回は、水曜日1コマに開講する。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 第1回~4回は、教育学部1号館。
第5回以降の教室は未定。決定次第連絡します。

担当教員 伊藤敏子・松浦均

ITO, Toshiko; MATSUURA, Hitoshi

SDGsの目標
連絡事項 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 授業は2つのパートからなる。授業の規模は20人程度とし、原則として演習形式とする。第1パート(第1回~第4回)では、三重県を中心とした地域の教育問題や幼・小の発達段階に関する知識・理解を確認する。第2パート(第5回~第15回)では、地域特有の課題やそれに対する取り組みについて具体的な事例を基にディスカッションを行ったり、保育・療育・教科教育の内容や子どもの発達理解にもとづいた実践を行う。幼児期から小学校低学年へのなめらかな接続や小学校高学年から中学校への連携も視野に入れる。
学修の目的 一人ひとりの履修状況や到達度の把握及び授業課題の遂行を通して、実地研究等で身につけた実践力が、保育・療育・教科教育に必要な理論と統合され、確かな実践的指導力が形成されているかを確認する。
学修の到達目標 ①学校の社会的役割と教師の資質を理解し、問題解決することができる。
②幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題に対して適切な理解を示すことができる。
③学級・学校経営に必要な関係者との連携・協力の重要性を理解し、関係者との連携を活かした問題解決を示すことができる。
④具体的な課題に対するグループ討論、模擬的な実践・分析検討を通して、三重県を中心とした地域における現代的な教育問題や幼小の発達段階を踏まえた授業内容・方法を具体的に提示し考察することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1回~第4回まで30%、第5回~第15回まで70%(合計60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし
参考書 特になし
オフィスアワー 時間:毎週火曜日10:30~12:00
場所:教育哲学研究室
受講要件 1年次より、『学びのあしあと(学修履歴)』の蓄積をしている学生
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13005
キーワード 教職、実践
Key Word(s) teaching profession, practice
学修内容 第1回 学校教育講座教員
オリエンテーション:4年前期までの教育実地研究やボランティア体験等で学んだ事柄等に基づいてグループや個人で省察する。学びの履歴を基にした学生自身のカリキュラム体験の省察と目標設定を行う。幼小の連結に関する基礎的理解をする。

第2~4回は,P1~P3の3グループに分かれて演習を行う。グループ分けは別途案内する。各回の授業内容と担当教員は以下のとおり。

回  2 3 4
P1 a b c
P2 c a b
P3 b c a

a)伊藤敏子
教育現場の多様性・学校の社会的役割と教師の資質について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。
b)中西良文
コミュニケーション能力開発に焦点化される近年の教育現場における課題について,実際にコミュニケーションを取りながらグループで解決策を探求する。
c)瀬戸美奈子
幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題(学力・学校の荒れ・特別支援,他国籍児童の対応など)について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。

第5回 伊藤敏子・松浦均 (この回以降は、この両名で担当)
自分の振り返りと教師としての資質・能力、教職実践演習における個々の目標の設定
第6回
学校における諸課題のPBL的探求1:児童・生徒の問題行動
第7回
学校における諸課題のPBL的探求2:学校における人間関係(同僚性等)
第8回
学校における諸課題のPBL的探求3:学校、クラスの経営
第9回
学校現場に課題をもって参加する。活動づくり
第10回
学校現場に課題をもって参加する。活動の運営
第11回
学校現場に課題をもって参加する。活動の振り返り
第12回
教師の教室実践の報告から学ぶ1:子どもの自主性、自立的な総合学習
第13回
教師の教室実践の報告から学ぶ2:教科を核にした横断的な総合学習
第14回
教師の教室実践の報告から学ぶ3:テーマ的総合学習

第15回 教職実践演習のまとめ(学部全体)
事前・事後学修の内容 毎回の授業の前には,あらかじめ関連する文献を読んでくる。また,授業後には,そこでの学びについて振り返りを行う。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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