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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 昆虫機能生態学 | |
こんちゅうきのうせいたいがく | ||
Functional ecology of insects | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-7491-008
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 370室を予定 | |
担当教員 | 塚田 森生(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
TSUKADA, Morio | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 昆虫は種数が100万にもおよび多岐にとむ。様々な環境に適応した昆虫の形質を理解することは我々人類の生存に多くのヒントを与えると共に、害虫の防除や生物の保全に対する示唆に富む。この授業では昆虫生態学, 特に進化生態学と生活史戦略についての専門知識・技術を身につける。受業の一部は学生による文献の読み込み結果の発表に費やされる。この過程で学生どうし、教員と学生とのあいだでの真摯な議論をおこない、コミュニケーション力を身につける。 この講義を通じて4つの力の「考える力」「コミュニケーション力」「生きる力」を身につけるため,生物資源学研究科のディプロマポリシー(2)生物資源の開発,保全,利用に貢献できる生物資源学の高度な専門的な知識と技術,経験を身につけることを目指します. |
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学修の目的 | 昆虫生態学、進化生物学のの最近の知識を修得し,それを身のまわりの生物の理解に応用できる力を得る. |
学修の到達目標 | 昆虫の生活史がどのようにして進化してきたのかを最新の知見に基づいて理解する。 花粉媒介昆虫が生態系で占める役割を理解し、その応用上の意義に関する知識を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 各担当回の内容理解の高さ40% プレゼンテーションの完成度の高さ10% 積極的な質問25%,質問に対する返答の適切さ25%. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 理論を分かりやすく解説。適切な質問あるいは課題を随時出す。 |
教科書 | なし(ファイル配布) |
参考書 | |
オフィスアワー | 来室前にメールで連絡をする. 部屋番号: 生物資源学部棟3F(366室). メールアドレスは初回授業時に教える。 |
受講要件 | 学部の科目,「昆虫学」,「植物保護学」,「農林統計学」, 博士前期課程の科目,「昆虫生態学特論」で教えられる知識を身につけていること。 |
予め履修が望ましい科目 | 学部の科目,「昆虫学」,「植物保護学」,「農林統計学」, 博士前期課程の科目,「昆虫生態学特論」。 |
発展科目 | 特別演習, 特別実験 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 昆虫学, 生態学, 進化, 捕食寄生者, 花粉媒介者, 植食生昆虫 |
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Key Word(s) | entomology, ecology, evolution, parasitoid, pollinator, phytophagous insect |
学修内容 | 学生による各テーマの事前学習を必須とし、授業ではそれをプレゼンテーションさせることで相互の理解を深める。 第1回 様々な分類群の植食性昆虫とその特性 第2回 昆虫生活環と植物の生活史型 第3回 昆虫の生活史の基本的考え 第4回 植食性昆虫の移動を引き起こす植物側の要因 第5回 植食性昆虫の分散を引き起こす植物側の要因 第6回 植食性昆虫の休眠を引き起こす植物側の要因 第7回 昆虫の移動分散のための適応 第8回 昆虫の休眠のための適応 第9回 花粉媒介の進化史 第10回 送粉シンドローム 第11回 ハナバチ類の形態的特徴と行動 第12回 ハナバチ類の社会と生理 第13回 甲虫の花粉媒介の特徴 第14回 ハナアブ他の花粉媒介の特徴 第15回 植物と昆虫の相互作用に関する総合考察 |
事前・事後学修の内容 | 事前に与えられた資料を読み込み、最近の知識を正確に学ぶ。それを,他人に正確に伝えるための工夫を行う。また、事後にも得られた知識の復習が必要である。 第1回 様々な分類群の植食性昆虫とその特性についての資料を事前にMoodleにアップロードするので120分以上掛けて目を通し、授業に臨む。また授業後は120分以上掛けて受業で得た知識を自らの探索によって補足し、知識の定着を図る。。 第2回 昆虫生活環と植物の生活史型に関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、パワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第3回 昆虫の生活史に関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、かつパワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第4回 植食性昆虫の移動を引き起こす植物側の要因にかかる資料をMoodleにアップロードするので他の資料も自ら探して補完しながら120分以上予習する。授業後は得られた知識をもとに120分以上掛けてさらなる探求をおこないレポートを完成させる。 第5回 植食性昆虫の分散を引き起こす植物側の要因にかかる資料をMoodleにアップロードするので他の資料も自ら探して補完しながら120分以上予習する。授業後は得られた知識をもとに120分以上掛けてさらなる探求をおこないレポートを完成させる。 第6回 植食性昆虫の休眠を引き起こす植物側の要因にかかる資料をMoodleにアップロードするので他の資料も自ら探して補完しながら120分以上予習する。授業後は得られた知識をもとに120分以上掛けてさらなる探求をおこないレポートを完成させる。 第7回 昆虫の移動分散のための適応にかかる資料をMoodleにアップロードするので他の資料も自ら探して補完しながら120分以上予習する。授業後は得られた知識をもとに120分以上掛けてさらなる探求をおこないレポートを完成させる。 第8回 昆虫の休眠のための適応にかかる資料をMoodleにアップロードするので他の資料も自ら探して補完しながら120分以上予習する。授業後は得られた知識をもとに120分以上掛けてさらなる探求をおこないレポートを完成させる。 第9回 花粉媒介の進化史に関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、パワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第10回 送粉シンドロームに関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、パワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第11回 ハナバチ類の形態的特徴と行動に関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、パワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第12回 ハナバチ類の社会と生理に関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、パワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第13回 甲虫の花粉媒介の特徴に関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、パワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第14回 ハナアブ他の花粉媒介の特徴に関する最新かつ重要な論文を120分以上掛けて読み込み、パワーポイントで発表できるよう準備する。発表後はMoodleにアップロードされたファイルも参照しながら、120分復習し、知識を定着させると共に改善点等を指摘しあう。 第15回 植物と昆虫の相互作用に関する総合考察をおこなう。これまでに得られた知識を120分以上掛けてまとめる。受業ではこれをプレゼンするので事後に120分以上掛けて相互に批判的に資料を読み込み、レポートとして指摘事項をまとめる。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |