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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 森林微生物生態学
しんりんびせいぶつせいたいがく
Forest Microbial Ecology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-7491-011
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
受講者との時間調整のうえ,最終的な実施時間を決定します.
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 475号室

担当教員 松田 陽介(生物資源学研究科資源循環学専攻)

MATSUDA, Yosuke

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 各種動物や植物,微生物などの生物群と,それらを取りまく環境からなる生態系が,近年多発する自然,人為撹乱により劣化の一途をたどっており,憂慮されている.そのなかで,森林生態系を対象にその物質循環の維持に関わる菌類について理解を深める.
学修の目的 森林生態系に生息する共生菌類とその生態について学び,環境変動に対する森林の安定性に果たす菌類の役割について理解できるようになることを目的とする.
学修の到達目標 森林生態系に生息する菌類を分類し,それらの豊富さを組み入れて,菌類の生物多様性と森林動態に関わる菌類のはたらきを関連づけることができるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表資料,レポートなどを考慮して評点する.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書
参考書 Mycorrhizal symbiosis 3rd ed
森林科学シリーズ10 森林と菌類
オフィスアワー 随時,447号室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 森林微生物機能学
発展科目
その他 受講希望者は担当教員に連絡を取ること.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 森林生態系,菌類生態,菌根
Key Word(s) forest ecosystem, fungal ecology, mycorrhiza
学修内容 森林生態学や菌類学のなかで自身の興味のあるテーマを決め,それらに関連する最新英語論文を取りまとめる.その教材としてMycorrhizal Symbiosisを輪読し,取りまとめた内容を発表する.発表の中では新たな成果,方法論的な進捗,問題点を抽出し,それぞれの点を議論する.
第1回:森林の中の微生物,microorganisms in forest ecosystems
第2回:Arbuscular Mycorrhizas, The Symbionts Forming Arbuscular Mycorrhizas
第3回:Arbuscular Mycorrhizas, Colonization of Roots and Anatomy of Arbuscular Mycorrhizas
第4回:Arbuscular Mycorrhizas, Growth and Carbon Economy of Arbuscular Mycorrhizal Symbionts
第5回:Arbuscular Mycorrhizas, Mineral Nutrition, Toxic Element Accumulation and Water Relations of Arbuscular Mycorrhizal Plants
第6回:第2回~第5回の学習内容の振り返り
第7回:Ectomycorrhizas, Structure and Development of Ectomycorrhizal Roots
第8回:Ectomycorrhizas, Growth and Carbon Allocation of Ectomycorrhizal Symbionts
第9回:Ectomycorrhizas, Nitrogen Mobilization and Nutrition in Ectomycorrhizal Plants
第10回:Ectomycorrhizas, Phosphorus and Base Cation Nutrition, Heavy Metal Accumulation and Water Relations of Ectomycorrhizal Plants
第11回:第7回~第10回の学習内容の振り返り
第12回: The Roles of Mycorrhizas in Successional Processes and in Selected Biomes
第13回:Mycorrhizas in Ecological Interactions
第14回:Mycorrhizas in Agriculture, Horticulture and Forestry
第15回:第12回~第14回の学習内容の振り返り
事前・事後学修の内容 事前:資料の通読,関連論文の検索を行う(2時間).
事後:関連論文の通読,発表の取りまとめを行う(2時間).
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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