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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・異文化理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 異文化理解Ⅱ総合(フランス語) | |
いぶんかりかいⅡそうごう(ふらんすご) | ||
Foreign Studies II Comprehensive (French) | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | libr-fndt-FORA2321-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | ||
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 井出 勉(非常勤講師) | |
IDE, Tsutomu | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 異文化理解の一環として、現代のフランスについて、わかりやすく書かれた時事フランス語の文章を講読する。学生の理解度に応じて、テキスト以外の新聞・雑誌記事等を抜粋し講読するが、DVDなども随時用い、フランス文化に親しんでもらう。 |
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学修の目的 | フランス文化との関わりを端緒として、アメリカ文化とは違うヨーロッパ文化という異文化への関心を養い深めてもらう。中級程度のフランス語で書かれた文章の理解を通して、正確な音読を習得し、異文化コミュニケーションに役立ててもらう。 |
学修の到達目標 | フランス文化を概観することで、現代フランスの現状や歴史的背景及びその問題点について理解する。 フランス語に関しては、フランス語検定試験3級・準2級程度の文法力、語彙力、および読解力を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験60%(16回目に試験を行う)、平常点40%(授業中の読み、訳、質疑応答、授業への積極的参加など)で総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 一方的な講義にならないように努めたい。また、学生個々の能力を高め、活発な質疑応答ができる雰囲気を作るよう努力したい。 |
教科書 | 石井洋二郎、ミシェル・サガズ『時事フランス語 2022年度版』朝日出版社 |
参考書 | 授業中に随時紹介 |
オフィスアワー | 授業前、授業後に対応。 至急の場合の連絡窓口は人文学部・山本覚(kakusan@human.mie-u.ac.jp)。 |
受講要件 | 異文化理解Ⅰ基礎(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ文法前・後)と異文化理解Ⅰ演習(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ講読前・後)を受講してあること。ないしは実用フランス語技能検定試験(仏検)4級以上に相当する能力を有すること(4級以上の取得者ならば1年生でも受講を認める)。 |
予め履修が望ましい科目 | 前期の異文化理解Ⅱ総合(フランス語)および異文化理解Ⅱ演習(フランス語) (ないしは前期のフランス語Ⅱ講読および会話) |
発展科目 | |
その他 | 前期と後期を通して受講することを勧める。また、異文化理解Ⅱ演習(フランス語)と並行して受講することを勧める。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | フランス、フランス文化、フランス語、異文化理解 |
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Key Word(s) | France, French culture, French, Foreign Studies |
学修内容 | 第1回~3回 「リヨン」:古くは絹織物産業で栄え、『星の王子様』の作者で知られるサン=テグジュペリの生家がある事でも有名だが、一方では、世界有数の「美食の街」でもある。フランス第3の都市でもある「リヨン」の様々な顔を、その歴史とともに見直してみたい。 第4回~6回 「ドローン・ELIOS(エリオス)」:放射能で汚染された、人間が立ち入ることが困難な場所での産業用ドローン(ELIOS)の利用は、確かに重要な役割を果たしています。一般向けのドローンの利用の広まりも我々の生活向上に、今後も大いに期待できるものとなっています。しかし、その一方で、ドローンを《新たな監視システム》として利用されることを考えると、一概に技術の進歩を喜ぶことはできない。将来的な法制度を含めたドローンの利用と今後の問題点について考える。 第7回~9回 「モンマルトルのサクレ=クール寺院」:数年前の、ノートル=ダム寺院の大部分を焼失したショックは未だ覚めやらないが、モンマルトルの丘にそびえるノートル=ダム寺院もまた、パリを象徴するモニュメントである。テロの脅威から倒壊を防ぐためにエッフェル塔に防御壁を設けたのは、必要とは言えその景観を変えてしまったのも事実である。比較的新しいサクレクール寺院は、現時点では「歴史的記念建造物」に指定されてはいないが、その歴史は1871年のパリ・コミューンと密接な関係にある。サクレ=クール寺院の歴史を通して、モンマルトルの歴史・文化にも触れてみたい。 第10回~12回 「仏検準2級・3級の文章問題やフランスの新聞記事を読む」:仏検の過去問も時事的問題を取り扱っているので、過去の問題を読み解くことで、現在の自分のフランス語レベルを把握することができる。また、ネット上の比較的短い最新のフランスの新聞記事にも触れていく。 第13回~15回 「1-20の項目から自由に選択」:教科書の20項目の中から、前・後期を通じてやっていないところから自由に学生に選択してもらい、2022年度の「時事フランス語」の最後の項目とする。 第16回 期末試験 |
事前・事後学修の内容 | テキスト付属のCDを繰り返し聞き、音読してください。また、十分な予習をして授業に臨んでください。 |
事前学修の時間:40分/回 事後学修の時間:20分/回 |