三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築環境・設備
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 都市環境
としかんきょう
Urban Environment
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 寺島 貴根(工学部)

TERASHIMA, Takane

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 主として都市・建築分野における環境倫理とソリューションの概要を取り扱う内容である。地球環境時代を迎え、如何なる都市・建築が求められているのか、そしてそのためには建築家・建築エンジニアは何をなすべきか。地球・都市環境と都市・建築の関わり、そして建設に携わる者の役割について考える。
学修の目的 地球環境問題・都市環境問題の原因と影響を正しく理解し、都市・建築の計画におけるこれら問題の解決法に関する知識を得る。
学修の到達目標 地球環境問題・都市環境問題の原因と影響を正しく理解し、都市・建築の計画における問題解決法の概要を説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
○建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
○建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
○与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 原則として、試験を含む全講義回数16回中、出席回数12回(7割)以上の者に対して成績評価を行う。レポート課題および筆記試験により成績を評価する。レポート課題と筆記試験、 それぞれ10点満点で採点し、それらの平均を最終成績とする。最終成績が6点以上の者を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 自主的な学習が可能となるような資料の提供を工夫する。また、講義内容を絞り、思考・コミュニケーションなどのための時間的余裕を設ける。
教科書 教科書は使用しない。適宜資料のプリント(ワークシート)を配布する。また、毎授業の終了後にはスライドのコピーがMoodleからもダウンロードもできるようにする。
参考書 快適環境の科学(大野秀夫他)朝倉書店 ISBN4-254-60010-0
都市環境学 森北出版 ISBN4-627-55251-3
環境共生住宅A-Z ビオシティ ISBN4-7972-1104-0
オフィスアワー 建築学科棟3階寺島教員室にて随時対応。レギュラーのオフィスアワーは、水曜14:40〜16:10。電話や電子メールによる問い合わせも可とする。Moodleにおいても質問を受けており、質疑応答の内容が共有できるので、こちらを活用する事が望ましい。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特に予備知識は必要ではないが、建築環境工学I・II・III、建築設備I・IIなどと関連する。本講義では、これら講義で学んだ内容を地球・都市環境問題等に照らし合わせて再考し、応用的手法を学ぶものである。
発展科目 特になし
その他 講義は主に、パワーポイントによるスライドに沿って行われる。配布される資料はワークシート形式になっており、授業中あるいは授業後に各自で完成させる。レポートの提出はMoodleへのアップロードとなるので、統一アカウントを使ったMoodleへのログイン等、操作方法を予め確認しておくこと。

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=3680
第1回 概要 講義の全体像、地球環境と都市・建築
授業時間内の学修内容 講義:ガイダンス、地球環境問題とは?
キーワード(Key Word(s)) Global environmental problems
事前学修の内容 配布資料1(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料1
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第2回 概要 地球環境と都市・建築
授業時間内の学修内容 講義:オゾン層の破壊、酸性雨
キーワード(Key Word(s)) Destruction of the ozone layer, Acid rain
事前学修の内容 配布資料2(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料2
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第3回 概要 地球環境と都市・建築
授業時間内の学修内容 講義:地球温暖化
キーワード(Key Word(s)) Global warming
事前学修の内容 配布資料3(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料3
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第4回 概要 地球環境と都市・建築
授業時間内の学修内容 講義:地球環境時代に建築家は何をすべきか?
キーワード(Key Word(s)) Mission of architect in global environmental period
事前学修の内容 配布資料4(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料4
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第5回 概要 都市の環境問題
授業時間内の学修内容 講義:リモートセンシングで見るヒートアイランド
キーワード(Key Word(s)) Heat island
事前学修の内容 配布資料5(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料5
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第6回 概要 都市の環境問題
授業時間内の学修内容 講義:ヒートアイランドの原因
キーワード(Key Word(s)) Cause of Heat island
事前学修の内容 配布資料6(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料6
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第7回 概要 都市の環境問題
授業時間内の学修内容 講義:ヒートアイランドの緩和、都市の緑・水・風
キーワード(Key Word(s)) Solution for Heat island
事前学修の内容 配布資料7(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料7
事後学修の時間 180分
自由記述欄 地球温暖化・都市温暖化に関するレポート課題が出題される。
第8回 概要 環境と快適性
授業時間内の学修内容 講義:快適性の指標、プレザントネスとコンフォート
キーワード(Key Word(s)) Pleasantness, Comfort
事前学修の内容 配布資料8(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料8
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第9回 概要 気候風土と建築
授業時間内の学修内容 講義:民家気候図に基づく建築形態と快適性
キーワード(Key Word(s)) Climate, Ecology, Amenity
事前学修の内容 配布資料9(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料9
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第10回 概要 気候風土と建築
授業時間内の学修内容 講義:地下住居
キーワード(Key Word(s)) Underground Dwelling
事前学修の内容 配布資料10(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料10
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第11回 概要 地球環境時代の都市・建築
授業時間内の学修内容 講義:太陽エネルギー利用
キーワード(Key Word(s)) Solar energy
事前学修の内容 配布資料11(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料11
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第12回 概要 地球環境時代の都市・建築
授業時間内の学修内容 講義:再生可能エネルギー利用
キーワード(Key Word(s)) Renewable energy
事前学修の内容 配布資料12(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料12
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第13回 概要 地球環境時代の都市・建築
授業時間内の学修内容 講義:未利用エネルギーの有効活用と地域冷暖房
キーワード(Key Word(s)) Energy recycle, District Heating and Cooling
事前学修の内容 配布資料13(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料13
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第14回 概要 環境共生建築
授業時間内の学修内容 講義:建築・都市のサステナビリティ
キーワード(Key Word(s)) Sustainability
事前学修の内容 配布資料14(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料14
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第15回 概要 環境共生建築
授業時間内の学修内容 講義:サステナブルな建築の事例と展望
キーワード(Key Word(s)) Sustainable Urban and Architecture
事前学修の内容 配布資料15(Moodleから事前にダウンロード)
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 配布資料15
事後学修の時間 180分
自由記述欄

Copyright (c) Mie University