シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2022 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 医学部医学科 ・生体防御の分子基盤 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
|
選択・必修 | 必修 学科必修 |
|
授業科目名 | 医動物学 | |
いどうぶつがく | ||
Medical Zoology | ||
単位数 | 8 単位 | |
ナンバリングコード | medc-medc-MZOO-2201-001
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
スケジュール表による |
|
開講時間 |
|
|
授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | 臨床第2講義室 | |
担当教員 | 油田正夫(医学部医学科),安藤勝彦(非常勤講師),岩永史朗(非常勤講師), 伊澤晴彦(非常勤講師),前川洋一(非常勤講師)西翔(医学部医学科) | |
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 医動物学(Medical Zoology)は、ヒトの健康に直接間接に関わる動物を扱い、それらが関係する疾病の発生機序の解明を目的とする学問である。例えば寄生虫とその中間宿主、病原体媒介者であるVector昆虫、有毒な動物やアレルギーの原因となる昆虫やダニなど幅広い動物が対象で、それら動物についての基礎知識やそれらと人との関わり、即ちその病原性、感染や発病の機構、予防や治療、病害動物の防除法等について研究する学問分野である。 医動物には歴史的には病理学の一分野から出発し、微生物学や生体防御医学・免疫学と共に感染症の防御が主要な課題であるが、基礎生物学的側面や熱帯医学・疫学や予防医学(社会医学)の側面も合わせ持っている。医動物学は既知の知識と新しい展開を合わせて、動物とヒトとの関係・ヒトの疾病について医学と生物学の接点という観点から、以下の講義と実習をプレチュートリアル教育の一貫として行う。 |
---|---|
学修の目的 | ヒトは多くの生物と共存しており、その関係は複雑で多様である。その上近年飛躍的に高まった生活圏の拡大や生活様式の多様化、海外(特に熱帯地域)との交流の拡大、性意識の変化、医学医療の進歩そのものまでが、これまでのヒトと生物間の相互関係に変化をもたらし、人の疾病の生態学に影響を与えている。それらの現状を正しく把握するとともに、近い将来に起こるであろう人の健康への危険を予測し、対応を準備することが求められている。 |
学修の到達目標 | 外部寄生虫及び内部寄生虫による感染症の発生機序を理解することにより、それらの予防方法及び治療方法を自ら考える能力を修得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | ペーパーテストに、出席、実習レポートを加味して行う。ペーパーテストは各教員が担当した講義内容の範囲から別々に出題し、それを合計する。尚、実習に全て出席していなければテストは採点されない。 |
授業の方法 | 講義 実習 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 図説人体寄生虫学(第7版)吉田幸雄著 南山堂 2006 標準医動物学(第2版)石井明・鎮西康雄・太田伸生編著 医学書院 2003 New寄生虫病学 小島荘明編 南江堂 1993 エマージング デイジーズ 竹田美文・五十嵐 章・小島荘明編著 1999 |
参考書 | |
オフィスアワー | 特に時間を指定しませんが、面談を希望する場合は、予めメールないし電話で日時を予約するようにしてください。場所:総合研究棟1、3階、医動物学教室 TEL: 059-231-5013(直通) 油田正夫 (m-yuda@doc.medic.mie-u.ac.jp 内線6566) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 寄生虫感染症、アレルギー、疾病の発生機序、予防、治療 |
---|---|
Key Word(s) | |
学修内容 | 日程表 令和4年度 医動物学 講義/実習 日程表(第2学年) 月日(令和5年) 1月5日(水) 5・6時限 安藤 総論 〃 7・8時限 安藤 線虫学① 1月11日(水) 5・6時限 安藤 線虫学② 〃 7・8時限 安藤 線虫学③ 1月12日(木) 5・6時限 安藤 線虫学④ 〃 7・8時限 安藤 線虫学⑤ 1月18日(水) 5-10時限 全教官 線虫学実習 1月19日(木) 1・2時限 伊澤 病害動物学① 〃 3・4時限 伊澤 病害動物学② 1月20日(金) 5・6時限 岩永 病害動物学③ 〃 7・8時限 岩永 病害動物学④ 1月25日(水) 5・6時限 油田 原虫学① 〃 7・8時限 油田 原虫学② 1月26日(木) 5・6時限 油田 原虫学③ 〃 7・8時限 油田 原虫学④ 1月27日(金) 5-10時限 全教官 原虫学実習 2月1日(水) 5・6時限 安藤 吸虫学① 〃 7・8時限 安藤 吸虫学② 2月2日(木) 1・2時限 西 条虫学① 〃 3・4時限 西 条虫学② 2月3日(金) 5-10時限 全教官 吸虫・条虫学実習 2月9日(木) 1・2時限 前川 感染免疫学① 〃 3・4時限 前川 感染免疫学② 2月17日(金) 5-8時限 医動物学本試験 3月13日(月) 5-8時限 医動物学再試験 |
事前・事後学修の内容 | 各回の復習を十分すること。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |