シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2022 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・技術 | |
科目名 | 技術科教育 | |
ぎじゅつかきょういく | ||
Technology Education | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 3年次 72 期生 |
|
卒業要件の種別 | 必修 技術・ものづくり教育コースの学生で70期までは必修です。 71期以降はAⅡ類の学生のみ必修です。 |
|
授業科目名 | 技術科教育法Ⅳ | |
ぎじゅつかきょういくほうよん | ||
Method of Technology Education Ⅳ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | educ-comn-ENGR1121-004
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
|
授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | 技術棟T201 | |
担当教員 | 魚住明生(教育学部技術・ものづくり教育講座) | |
UOZUMI, Akio | ||
実務経験のある教員 | 教員名:魚住明生,実務経験:中学校技術科教諭,講義との関連性:学校教育における技術科教育の意義 | |
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本授業では,技術科教育法Ⅲの深化・発展として,前半は教育実習での特練授業を振り返り,授業改善の方法について理解するとともに,さらにより良い授業していく。後半は,これからの技術教育に求められる授業について検討し,教育指導計画を作成する。次に,その中から1単元(題材)を取り上げ,教材(題材)を開発し,学習過程を構築して,模擬授業を行うことで,これからの技術教育の授業についてさらに理解を深める。 |
---|---|
学修の目的 | この授業を履修することにより,これからの社会に求められる技術科教育での授業を自ら創造していくことができるようになる。 |
学修の到達目標 | ・教育実習での特練授業を自ら分析することができる。 ・授業改善の方法について理解し,より良い授業にすることができる。 ・技術科教育の授業が対象とする技術・ものづくりの本質について学問的に検討し,これからの技術科教育に求められる授業を提案することができる。 ・技術科教育の本質を踏まえた発展的な学習内容について探求し,それを学習指導に位置づけた教育指導計画を立案することができる。 ・今日の生徒の認識や思考,学力などの実態を理解し,これからの技術科教育に求められる授業について自分の考えを述べることができる。 ・立案した教育指導計画の中から1単元を選択し,その中から1単位時間の授業を構想して,模擬授業を実施し,その振り返りを通して授業並びに単元をより良いものにすることができる。 ・技術科教育における実践研究の動向を知った上で,これからの本教育に求められる授業について理解し,より良い教育実践のための授業を設計して,模擬授業を実践することができる。 ・これからの技術科教育に求められる授業について自分の考えを述べることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 授業態度(10%),提出物(20%),発表・協議(40%),試験(30%)を基にして総合的に評価(合計が60%で合格)する。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 授業時における学生との討論や,学生からの意見・要望等に応じ,授業を改善する。 |
教科書 | ・文部科学省:中学校学習指導要領解説 総則編 ・文部科学省:中学校学習指導要領解説 技術・家庭編 その他,授業に必要な書籍は適宜紹介すると共に,資料を配布する。 |
参考書 | 授業に必要な書籍は適宜紹介すると共に,資料を配布する。 |
オフィスアワー | 毎週水曜日の12:00~13:00,場所:技術科教育研究室 |
受講要件 | 技術科教育法Ⅲを履修していること。 |
予め履修が望ましい科目 | 技術教育法Ⅰ,技術科教育法Ⅱ |
発展科目 | 教職実践演習 |
その他 | 複数回,小・中学校の研究発表会に参加し,学校現場の実践について検討する取組も行うことがある。 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 授業分析,学習指導法,協同学習,教科教育 |
---|---|
Key Word(s) | Class Analysis, Learning / Teaching Methods, Cooperative Learning, Curriculum Education |
学修内容 | 第1回:オリテン,教育実習の振り返り,本授業の概要説明 第2回:1. 教育実習での授業の発表と協議 第3回:2.教育実習での授業の分析と検討 (1) 単元案の分析と検討 ① 指導計画の作成と単元の位置づけ ② 単元目標の見直しと評価計画の作成 第4回: ③ 単元観の検討 第5回:(2) 本時案の分析と検討 ① 目標の設定と分析 ② 学習過程の検討 第6回: ③ 机間指導での個々の課題に応じた具体的な支援の検討 ④ 具体的な評価と支援の設定 第7回:(3) 教材の分析と検討 第8回:(4) 改善した学習指導案の発表と協議 第9回:3.これからの技術科教育に求められる授業の創造 (1) 技術科教育の授業における現状と課題 第10回:(2) 3年間を見通した教育課程の構築 ① 技術の本質についての学問的検討 ② 主題,並びに題材・単元とそこでの教材の検討 第11回 ③ 教育指導計画の作成 第12回:(3) 「学びの共有」を目指した授業の構想 ① これからの社会に求められる学力と日本の現状 ② 技術科教育における「学びを共有」する授業の検討 ③ 協同学習を位置づけた学習指導の検討 第13回:(4) 模擬授業の準備(学習指導案の作成) 第14回:(5) 模擬授業の実施 第15回:(6) 模擬授業の振り返りと協議 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 授業の前半は,教育実習での学習指導案を基に授業を分析し,再検討する。その際に数回のレポートを課す。後半は,3年間を見通した教育課程の構築として,技術の本質を踏まえて主題を設定し,一貫性のある3年間の教育計画を作成する。さらに,「これからの技術科教育に求められる授業の創造」として,一単元または一題材を取り上げ,その中の一単位時間の授業を構想し,学習指導案を作成して,模擬授業を行う。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:90分/回 |